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海野幸 小椋ムク
ぴれーね
ネタバレ
天使のように愛らしい受けと、100人くらい殺ってそうな強面の攻め。 作者さんがおっしゃるには「人は見かけによらないってお話」になるそうです。 これ、本当にその一言で内容を説明出来ちゃうお話なんですよ。 天使のような可愛らしい見た目の受けですが、頭突きで相手の後頭部をカチ割っちゃうような「大人しい」とは対極な性格だし、逆に魔王と呼ばれるほどの強面ながら、小動物や甘いもの好きな優しい性格の攻…
ポッチ
タイトルについた「魔王様」の言葉から、もしかしてファンタジーもの?と思いつつ手に取りましたが、現代日本が舞台のお話。海野作品は懐の広い大人な攻めさん、が多い気がしますが、今作品庫そのイメージを損なうことのない大人な攻めさんが登場するお話でした。 悠真は現在ゲイバーで店員として働く可愛らしい青年。 24歳だがその年に見られることはまずなく、可愛らしい風貌から儚く優しい性格だと…
今井真椎 小椋ムク
フランク
読むのに気力が必要な本だけど、着地点が非常に良いので報われます。 受けも攻めも育った過程が過酷。 おまけにプロボクサーになる事だけをひたすら目指してきた比嘉(受け)が、志半ばで失明。 「無気力な人間に変わってしまった」とあらすじにあるけど、この無気力期間が三年と長く、またその間の腐りっぷりもなかなかなもの。 途中までは、男前で頼れる先輩!!って感じだったのに、途中の引きこもりニート…
木原音瀬 小椋ムク
こたつのゆうわく
映画の名作を一本見終わったような、重厚な読了感。 この物語を思い出すといつでも、すぐに彼らのいた世界に沈み込み、肺が甘酸っぱい水で満たされ、切なく甘く溺れるような感覚になります。
崎谷はるひ 小椋ムク
こひしゅが
謙也(27)x颯生(28) 攻め視点、受け視点、どっちもあり。 恋人相手には嫉妬深くて甘えただけど、傷つきたくなくて強気に出てしまう颯生と、ヘタレで熱血一直線な謙也。いい味が出てる。 口下手というか、頭の中で考えるけど混乱して大事な部分を端折って口に出すから、颯生にめっちゃ誤解される。それを突かれて子犬みたいにアワアワ言い直して〜って、やり取りがかわいい。 謙也が出てこな…
かわい恋 小椋ムク
あんバターパン
甘そうなお話だな〜と軽い気持ちで読んだらそうでもなくてビックリしました。 まずプロローグでこれは受け視点?攻め視点?と思うのですが明記なく、分からないまま本編へ。 他国の宰相の策略で国のピンチになり、王は忌み嫌われる魔獣の元へ行き、ピンチを脱するのですが「あ、めでたしめでたし〜」と思ってるとあれ、これまだ話が始まって序盤だ…となります。 王が国を守るためとはいえ、魔獣に体を差し出…
165
大人のお馬さんごっこ。 狼や熊の仕獣と子供の頃にやったお馬さんごっこをする亜耶。微笑ましい光景なのに蒼星は…。 蒼星って本当はこんなタイプだったんだ! 亜耶がじゃれ合う二匹に嫉妬して、私ともお馬さんごっこをしよう!と亜耶を抱き上げて寝室へ。 確かに大人のお馬さんごっこだ! でも亜耶はやきもち焼かれて嬉しいようで、そんな亜耶に愛されてると幸せを噛みしめる蒼星。 こんなに素…
葵居ゆゆ 小椋ムク
優しすぎて切ない、あるいは、優しすぎて寂しい。 ってこういうことなのかなと思いました。 神様と花嫁もの?です。 二人の過去が辛くて切なくて悲しくて。 でも蒼星がずっと亜耶を見守っていていてくれたんだなあ。何よりも大切な特別な存在で。私の亜耶。 はじめのうちは亜耶が嫁入りを嫌がって、蒼星がどんなに素敵な主さまで優しくて穏やかでも、なんだよ!な感じで…。 記憶を失くし13年…
樋口美沙緒 小椋ムク
碧雲
俊一と望の「ぼうや、もっと鏡みて」 を先に読んでしまったので、 内容に新鮮さを感じられなかったのが残念。 実家は総合病院を経営、父も兄二人も医師。 末っ子の望は、母を早く亡くし、長兄に面倒を看てもらいながら育つ。 いつもちょっとトロイ望は、いじめられっ子。 そんな望を俊一は保育園に通う頃から仲良くしていた。 望はゲイだと親に告白、親が怒ったままなので家に戻れない。 望が大好き…
昆虫の生態と人物を合体させて作られた物語、「虫シリーズ」読了後に 電子版で「愛はね」と「ぼうや、もっと鏡みて」の二冊購入、読み順を間違えてこの本を先に読んでしまった。 どっちから先に読んでもいいけど、人物の内面を深く掴むなら、読み順は以下をお薦め。 ① 「愛はね」 2010/12/17 ・・俊一は、知人・篠原に望を紹介した後、篠原に殴られた望を見て・・ ② 「ぼうや、…