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海野幸 小椋ムク
はるのさくら
ネタバレ
海野先生と小椋ムク先生のイラスト。 とても楽しみにしていました。 受け様は、ゲイバーでバイト中の悠真。 可愛らしく天使のような見た目から、侮られたりナメられたり。 恋愛では、大人しそう純情そう、という勝手な理想を持たれた挙げ句、イメージと違う、とフラレたりと、苦々しい思いをしてきた。 攻め様は、ゲイバーの客で、強面で長躯、寡黙な上いつも黒尽くめの格好なので、スタッフの中で『魔王』…
井谷ゆう
ゲイバーで働く悠真と、そのお店のお客さんの峰守との恋愛と二人の成長のお話。 タイトルに「魔王様」ってありますが、本物の魔王様は出て来ない、現代物のお話です。 悠真は可愛い天使のような見た目のせいで 純真そう、大人しそうと勝手に思われて、ナメられたり下に見られたり幻想を抱かれがち。 実際は気が強くはっきりした性格なのに。 そのことで恋愛や仕事がうまくいかず、恋人と別れ仕事を辞めてしまっ…
木原音瀬 小椋ムク
H3PO4
二巻通してのレビューです。 常からBLというジャンルって、世の中の恋愛ものの世界と同じくらい広いんですよね。キャッスルマンゴーでは、受けもしっかりした男の子だし、華奢でカワイイタイプでもない。(男前だけど!) 攻めもお金持ちでもないし、グイグイ引っ張るわけでもない。(これまた男前だけど!) それでも最初は嘘から始まるけれどきっかけがあり、時間の流れの中で好意が芽生え、失いたくない気持…
キャッスルマンゴーから読み出したのですが、原作が木原音瀬さんだけど、やはり原作なのでちょっと雰囲気が違うなって思ってました。 木原音瀬さんの世界観を二巻で表すのはやはりページが足りなかったのかもしれません。 ですが! このリバーズエンドを読むとキチンとストーリーが繋がって、コミックスのあの十亀はこうやって出来上がったんだって思いました。二宮とはあんなことがあったんですね。そしてお金がない…
165
本当に海野さんは色んなお話を作られ引き出しが多くて、毎回ジーンと来てさすがですね! 勝手に持たれるイメージにがんじがらめになったり、なにくそ!と反発したり、本当の自分を知られるのが怖かったり、見てほしかったり。気がついたら自分も相手を見た目のイメージで考えちゃってたり。 全編悠真視点です。 峰守が悠真がバイトしてるゲイバーに通うようになって、その服装や目つきや体格から魔王とあだ名を付…
ぴれーね
天使のように愛らしい受けと、100人くらい殺ってそうな強面の攻め。 作者さんがおっしゃるには「人は見かけによらないってお話」になるそうです。 これ、本当にその一言で内容を説明出来ちゃうお話なんですよ。 天使のような可愛らしい見た目の受けですが、頭突きで相手の後頭部をカチ割っちゃうような「大人しい」とは対極な性格だし、逆に魔王と呼ばれるほどの強面ながら、小動物や甘いもの好きな優しい性格の攻…
ポッチ
タイトルについた「魔王様」の言葉から、もしかしてファンタジーもの?と思いつつ手に取りましたが、現代日本が舞台のお話。海野作品は懐の広い大人な攻めさん、が多い気がしますが、今作品庫そのイメージを損なうことのない大人な攻めさんが登場するお話でした。 悠真は現在ゲイバーで店員として働く可愛らしい青年。 24歳だがその年に見られることはまずなく、可愛らしい風貌から儚く優しい性格だと…
今井真椎 小椋ムク
フランク
読むのに気力が必要な本だけど、着地点が非常に良いので報われます。 受けも攻めも育った過程が過酷。 おまけにプロボクサーになる事だけをひたすら目指してきた比嘉(受け)が、志半ばで失明。 「無気力な人間に変わってしまった」とあらすじにあるけど、この無気力期間が三年と長く、またその間の腐りっぷりもなかなかなもの。 途中までは、男前で頼れる先輩!!って感じだったのに、途中の引きこもりニート…
こたつのゆうわく
映画の名作を一本見終わったような、重厚な読了感。 この物語を思い出すといつでも、すぐに彼らのいた世界に沈み込み、肺が甘酸っぱい水で満たされ、切なく甘く溺れるような感覚になります。
崎谷はるひ 小椋ムク
こひしゅが
謙也(27)x颯生(28) 攻め視点、受け視点、どっちもあり。 恋人相手には嫉妬深くて甘えただけど、傷つきたくなくて強気に出てしまう颯生と、ヘタレで熱血一直線な謙也。いい味が出てる。 口下手というか、頭の中で考えるけど混乱して大事な部分を端折って口に出すから、颯生にめっちゃ誤解される。それを突かれて子犬みたいにアワアワ言い直して〜って、やり取りがかわいい。 謙也が出てこな…