小椋ムクさんのレビュー一覧

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

過去と今

区分すると2つのお話入りかと思います。

1つは、十亀さんの「過去」のお話。
もう1つは、十亀さんと万の「今」のお話。

十亀さんの過去のお話は・・・
キャッスルマンゴーでの十亀さんの言動が、
こういう過去があったからだったんだ・・・と
よりキャッスルマンゴーを深く理解できる
お話となっていました。

そしてもう一つの「今」の方はというと、
やっぱり!万がイイ!!
キャッ…

2

流星シロップ 小説

かわい有美子  小椋ムク 

うーん・・・

硬派で格好良い衛守(攻め)と美人で頭の回転が速い峰(受け)の組み合わせ、とても可愛かったです。二人が、じっくり時間をかけて結ばれるのも素敵でした。
また男子寮、(ギムナジウムもの)っぽい独特の若い心の葛藤、どこか未成熟な部分や雰囲気も伝わってきて面白かったです。

ただ・・・関連作1作目と3作目を読んでいないせいもあるせいか、登場人物が多くて、混乱してしまいました(汗)
生徒会のメンバーは…

4

空色スピカ 小説

かわい有美子  小椋ムク 

可愛い話だけど。

うむむ。

可愛い話だと思いましたが、好みに合いませんでした。

半寮制の男子校を舞台にしているだけあって登場人物は多いのですが、ステレオタイプばかりでいまいち新鮮味に欠けました。ステレオタイプだとしてもせめてもう少し掘り下げてほしかったです。主人公以外の登場人物の人物像がぼやけている気がしました。

シリーズだから仕方ないのかもしれないけど、高いスペックを持って派手に登場しておきなが…

6

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

リバーズエンドを読みたくなる

(リバーズエンド読んでません)
1巻と2巻を一気に読みたかったのですが、
なかなか時間がなくてちょっと間が空いて読んだのですが、
私の中で1巻がものすごい大ヒットだったので、
あれ?それほど2巻で盛り上がらないぞ?
と思ってしまいました。

あと、お互いに色々あるのはわかるけど、
意地を張りすぎではないかと思ってしまいます。
もどかしいのは好きなのですが、なんだかだれてしまったよ…

3

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

なんて爽やかな

なんて爽やかな1冊でしょうか!
コミカルで、読んだ後もすがすがしい気持ちになります。

天然でかわいい系な受って、
読み手として受け入れることができないときがあります。
しかし、この作品では、
攻もちゃんとカッコよくて、受もちゃんとかわいいと思える1冊で、
素直に楽しむことができました。

この作品のいいのは、受である結哉の目から見ると、
いつもカッコいい和久井さんなのですが、…

4

アイズオンリー 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

素敵なお話

どこかおとぎ話のような素敵なお話でした。

設定があまり得意なお話ではなかったので、
「ハマらないぞ!」と、天の邪鬼な気持ちがもくもくと持ちあがって、
物語に入り込むことを敢えて拒否していたのですが、
終盤で、引きづられてしまいました。
最後、ウルっとしてしまいました。

一穂さんのお話は、
その世界に2人しかいないような空気があるように感じます。
2人だけの世界観だからこそ、…

2

LOVE HOTEL キャッスルマンゴー 2 特典ペーパー グッズ

ツンデレって良いものですね!

十亀がこんな風に言葉責めするのは
そりゃそうかと納得なんですが
(今回のはわざとなんですけども、普段しててもおかしくは無いw)
思いの外、万がデレて可愛い!!

「言いたくない」なんて言いながら
結局は素直に恥ずかしい言葉を言っちゃうとか、
最後「好き」って呟いてくれちゃったりとか。
「もう一回、普通にするか?」に
「うん」と言って自分からキスしたりとか!!
もう、十亀に惚れて…

3

狼さん探偵物語 小説

石原ひな子  小椋ムク 

もふもふ

「狼さんがやってきた」のスピンオフ作品で、
人狼(山野辺) × 人間と人狼のハーフ(朋宏)のお話です。

匂いに敏感な朋宏が、探偵事務所の所長である山野辺の匂いに
発情してしまう、という設定自体はよかったのですが、
ただ単に動物的な本能に流され、丸め込まれてやっちゃってるだけで、
恋や愛情ではないように感じてしまいました。

そして受けの朋宏はツンツンしすぎでしたね。
ツンデレと…

1

狼さんがやってきた 小説

石原ひな子  小椋ムク 

挿絵買い

表紙・挿絵に惹かれ、購入しました。

人狼×人間の恋のお話ですが、先がすぐ読めてしまいますし、
結末もあっさりしていて、少し盛り上がりに欠ける気がします。
それならもういっそ、ただのラブラブなお話でも良かったのでは
ないか、と思えました。
おとぎ話的なものとして捉えるにしても、恋や愛情ではない気がして
もやもやっとした気持ちが残ります。
可もなく不可もなく、という感じでしたが、

3

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

守ってあげたい

 十亀俊司という人は、まるで仏道に帰依した高僧のようだ。
 愛別離苦を知り、怨憎会苦を知り。
 四苦八苦を知り、生老病死を知る。
 生と死が一続きであることを知り、諸行無常を知る。
 何一つ自分の思い通りになることなどないとわかっている。
 そして執着という煩悩が本当は人間をもっとも苦しめるのだと悟っている。

 そういうところが周りの人間にとっては、はがゆく、ときに寂しさを感じさせ…

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