小椋ムクさんのレビュー一覧

ふるえる夜のひみつごと コミック

小椋ムク 

全然古くない

2008年の作品なのですが、全然古く感じません。
少し、切ないお話も入っていますが、
小椋さんらしい、かわいらしい作品で、
ほんわか温かくなります。

高校の寮生活のお話ですが、
過去のトラウマから明るい光が苦手な古屋と
同級生で暗闇が恐い氷見のお話です。
お互いのトラウマを乗り越えならが、惹かれ合う姿が
胸がキュンとなります。

また、短編「ヒナの純情」も好きでした。
高…

2

はつ恋の義兄 小説

愁堂れな  小椋ムク 

とにかく受けが健気でかわいい

この「義兄」、本編では「あに」ってルビが振ってあったので、「はつこいのあに」って最初読んでたんですけど、タイトルの方は「ひと」って読むんですね^^
さてさて、私の好きな義兄弟ものですが、ネット上の評価を見ると意外にちょっと芳しくないですね。
私的にはとにかく虎太郎くんが健気でかわいいねって話ですw
かわいいだけじゃなくて、結構行動的なのもグッド。
まあ、うーん、この小説の場合は、なんかネタ…

1

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

ペーパーに気がつかなかった

発売日に購入し、一気に読みました
いわずとしれたキャッスルマンゴーの話です

昨日久しぶりに読み直したのですが
初回封入ペーパーが入っていた、
本編読むのに必死できがつかなかった
びっくりした

本編ですが、十亀の過去のお話です
漫画でも若干触れてはいるものの
正直ここまで、暗く重い過去だったとは
想像してませんでした

木原さんお作品を意識して読んだことはないのですが

2

みづいろとぴんく、それからだいだい。 コミック

小椋ムク 

パッピーな気持ちになりました

小説の挿絵から好きになった作家さんです。挿絵も、色使いが優しくて、温かみのあるイラストなので、とても好きだったんですけど、漫画を読んで、大好きになりました。
先生の絵が動きを持ったらこうなるんだあと、最初読んだ時は、新鮮でドキドキしたものです。
期待を裏切らない、繊細で綺麗なんだけど、本当に温かみのある可愛らしい絵なんです。
お話も同じように、恋愛模様が甘酸っぱく、とても可愛らしいので、皆ん…

1

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

多分

ここのレビューでも、このBLがヤバイでも高評価な木原音瀬さん×小椋ムクさんの作品ですが、私は多分期待し過ぎてしまったのでしょうね。

自分的にはうーんでした....また、受けが長身なところもあまり自分好みではなかったり....
小椋ムクさんの絵はとても素敵で好きなのですが、お話が私には合わなかったようで....
でも、早く二人がちゃんと好きという気持ちを伝え合って、ラブラブになって欲しいで…

1

ペパーミント・ツアー 小説

伊郷ルウ  小椋ムク 

続編が出れば…

伊郷先生の作品は、初期の頃から知ってますが、当たり外れがあるんです。今回は、老舗若旦那の攻×新人バスガイド受という設定と小椋ムク先生のイラストに惹かれて購入。

作家さんが書いてましたが、テーマは「ピュア•ラブ」だそうです。初心に戻ってみようと書き上げた作品なので、初々しさを楽しんで欲しいと。確かに、かなりエロは控えられていて、ほのぼのした純情なお話になってます。こういった、静を感じさせる作品…

0

さよなら 小説

成瀬かの  小椋ムク 

謎が気になり、ページが進む。

過去と現在が行き来し、徐々に姿を現していく作りになっています。

他の方のレビューを読んだわけじゃなし、事前情報も何もなく読んだため色んな謎が作中に散りばめられており、最初はよく分からなかったです。
一体このお話はどこに向かおうとしているのか、ミステリーなのかファンタジーなのか悲恋ものなのか、はたまた…。

よく分からないのですが、成瀬さんの綺麗な人物描写、読みやすい文章、心を打つ展開に…

7

職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

王子様受け


私がこの本と出会ったのは、母の本棚を漁ったからなのですが
題名から見て【職業、王子】ってどんな、なんだろうな…と
思ったのですが、読んでみるととても面白かったです。

話のストーリー的には王子がたまたま出会った男を連れ去り
奴隷にするという王道的な感じで、性奴隷にされた受けが周りの手をかり
日本に無断で帰ろうとするなかで、王子の命を狙う者が色々
画策するという感じですが、この話は…

3

さよなら 小説

成瀬かの  小椋ムク 

これもある意味ファンタジーなのか幻影なのか

完璧シリアス路線の切なさと苦しみが溢れんばかりに描かれている作品と言う感想。
ネタバレしてしまったら、面白みがすっかりかけてしまうようなシックスセンスみたいで
感想的には作品としては悪くはないだろうと思うけど好みでは無いと言う感じかな。

基本的に、無くしてしまった恋は本当の恋愛だったのか?なんて思ってしまったら
もう、左程のめり込む事が出来ない気がしてしまう。
両親の愛に恵まれず、幼…

6

さよなら 小説

成瀬かの  小椋ムク 

好きな人の為にvs執着

なかなか不思議感のある作品でした。

登場人物は3人。
団地の隣同士で同い年の大成と怜也に、大成の従弟の青馬。
太陽の様な子と寂しい2人の子供。それぞれの執着や愛情が育っていくのです。

受けの怜也視点で進みます。
が、子供の頃のエピソードやある時点までの大成とのやりとりは普通に受け取れますが、病院で目覚めてからの怜也の文章は不思議な空気が漂い、読者は「何か妙」な感覚のまま読まされて…

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