小椋ムクさんのレビュー一覧

ぜんぶ、猫のせい~木蘭町の謎解き事件簿~ 小説

和泉桂  小椋ムク 

もっと猫に出番を

小椋ムク先生のジャケに惹かれて買いました。
しかも猫、探偵、面白そう!と。
読んでみて、面白かった事は確かなんですが。
なんとなく、ぼんやりとした印象の作品でした。
私には作家さんの書きたいテーマがイマイチ掴めなかったり。
攻めの考え方が受け入れられなかったり。

でも、普段合わない小説は途中で投げ出すのですが。
このお話は最後まで読めました。
面白い場面も多々あったので。
萌…

2

壁の中の嘘と秘密 小説

高遠琉加  小椋ムク 

壁の外へ出る時

全寮制の男子校を舞台にした物語。
しかし、そこに普通に想像するようなBLの世界はなく、終わりは壁の中にいた時の子供だった自分達から少し脱皮して大人になろうとしている主人公達が今度こそ真っ直ぐ向き合うという場面で終わっておりました。

受け視点で物語が進む事が多いのですがこの作品は攻め視点。
これが逆転していたらものすごく切なく苦しい物語になっていたかもしれませんね。
この攻め視点であるこ…

11

壁の中の嘘と秘密 小説

高遠琉加  小椋ムク 

儚くて強い恋

全寮制の高校の、学年一のモテ男と学年一の優等生。
正反対の二人が屋根裏部屋で共有する秘密と悲しい嘘。
その嘘は、大人びていてもまだ親の庇護下にある
学生という存在のか弱さを感じさせるもので
10代特有のもどかしい気持ちに共感できました。
全体は優等生的な仕上がりで面白味に欠ける気もしますが、
とてもキレイに爽やかに纏まっています。


各界大物の息子が集まる山奥の城壁に囲まれた全…

6

不器用な恋のあらすじ 小説

小宮山ゆき  小椋ムク 

好き避け・・・意外にこの気持ちが解る(笑)

人気作家と作家志望の青年とがちょっとしたきっかけで出会い、
作家はどこか危なっかしい青年がイラつきを覚えながらも気になりいつしか弟子と
言う立場で半同居しながら、どちらもかなり不器用な、それでいて、苦しくなるくらい
恋をしているような、タイトル通りの作品でした。

受けになる作家志望の優人は、本人は普通だと思っているのですが、
周りからみたらかなり危なっかしいタイプで、更に衣食住や感情…

6

不器用な恋のあらすじ 小説

小宮山ゆき  小椋ムク 

AさんがBさんに恋をした

↑という大変シンプルかつピュアなお話で
恋に落ちるささいなきっかけ、自分の気持ちに気付く過程などの紆余曲折をゆっくり追っていく感じです。
また、作家の話ということで登場人物が語る作家としてのポリシー、文章に人柄があらわれるエピなど、興味深く読みました。


作家を目指し、偶然知り合った人気作家の乃木に弟子入りする優人。
名前のとおり誰にでも優しいけれど、自分から人を好きになったり深く付…

4

不器用な恋のあらすじ 小説

小宮山ゆき  小椋ムク 

人を好きになるって何だろう?

割とドライでハッキリと物を言いバッサリ切り捨てることができる人気作家と、人当たりも良く、気遣いしすぎるほどに優しい、しかし人の心の機微(特に恋愛)がわからない小説家志望の男性の出会いにより展開されるお話。
それぞれの視点にたった描写がなされ、心の内が大変によくわかるようにできていました。
主人公も他の登場人物達も浮世離れ感はなく、現実でいそうな感じ。
彼等の心情は等身大で誰もが持っている部分…

7

年下の暴君 小説

神香うらら  小椋ムク 

俺様高校生男子がおいしい

イラストが小椋ムクさんでとてもあってました♪
設定はありきたりな「カテキョ×問題児」でしたが、けっこうよかったです。
俺様高校生に強引に攻められる真面目大学生w
攻めはとってもよかったんですが、受けの生真面目さがちょっと?
真面目すぎるというか。
でも絡みの場面での喘ぎはおお!っと思いましたwww
俺様高校生はまさにな感じで、とても肉食派でがっついててすごく私好みでした(^ω^)
も…

3

傲慢な王子といらいら姫君 小説

森本あき  小椋ムク 

再確認

うーーー

この手の、

ワガママ王子に拉致監禁☆

系のは、、、

やっぱり、


苦手。

超絶美形で、超お金持ち、なんでも出来る王子様が、自分の気に入った子を拉致って、好きだからって、つい、いじめちゃう。
そして、
攫われてきた一般庶民の受けが、流されまいとツンツンしながらも、結局は流されて、
肉欲に溺れちゃって、、、

多分、ワガママ王子がダメなのかなぁ…

0

みづいろとぴんく、それからだいだい。 コミック

小椋ムク 

やさしい音がする

小椋先生の作品はどれもこれもがやわらかく温かみに包まれていて、読者側の自分もやさしい気持ちになれます。しっかり描かれた人物も美しいですし、ちょっと出てくるちびキャラも愛くるしい。私は、比較的切なく苦しいものが好きなのですが、このほんわかした世界観がどうにも愛おしくて小椋さんのお話はとても好きです。

・みづいろとぴんく、それからだいだい
空の青と、色づく恋心と暮れる夕陽を連想させます。学生の…

1

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

キャッスルマンゴー1巻2巻と続けて読んで!

キャッスルマンゴー後の十亀と万に会える!!とウキウキで買いました。
通勤電車でも安心して読めるカバー(笑)
読んで思った・・・ウキウキしてごめんなさい。十亀よお前は幸せになれ!!

十亀の学生時代の話からはじまります。
最初から鼻水が・・・・ズルズルズルズル
キャッスルマンゴーで万と二人で露天ののシーンがありそこの店主に「小汚い格好で・・・」
と食い逃げ?万引きをしようとして…

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