小椋ムクさんのレビュー一覧

春へ 小説

朝丘戻  小椋ムク 

しっとり

しっとりしていていいお話だったと思います。
文章が瑞々しくて、キャラクターに合っていました。
引き込まれて一気に読みきるのではなく、
なる前に一日少しずつ読み進めていったので
最後まで読んで章のタイトルのからくりを知ると
とってもじんわりしました。
途中ちょっとキャラクターが掴みづらかったので
萌×2にしたけど、お話は神評価です。
主人公(受)がしっかりしているからなのか
年の差…

3

嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

とにかくかわいかった。

かわいい、ぜんぶが。
その一言に尽きる。
男性が苦手でかわいいものが好き、女の子といるほうが好き、どこか浮世離れしてる。
そういったキャラの受けはわりと多い気がしますが、だいたいが女々しすぎてイラっとくることがある。そうなると当然、好感の持てないキャラクター視点の物語に入り込めない。
と、いうようなことを数度繰り返しておりまして、こういった受けの出てくる小説は避けていたのですが…
小椋ム…

6

不器用な恋のあらすじ 小説

小宮山ゆき  小椋ムク 

帯買い!

ハイスペック攻め×ヘタレ健気受け
表紙買い、タイトル買いなどはあるのですが初めての帯買いでした。

タイトル通り、とても「不器用な恋のあらすじ」でした。
おふたりの出会いから思いが通じ合うまでが細かく描かれていて
読んでいてずーっとキュンキュンしました。

怒りっぽいけど器の大きい攻めさんも素敵だし、
計算のない純粋さでいっぱいの受けさんもかわいかったです。

恋愛は相手あって…

3

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

あまあまー!

もう本当にあまあまで可愛い。
謙ちゃんがまっすぐでとにかく可愛い!
颯生はクールに見えるのに甘えたで可愛い!

読みながらひたすら可愛いを連呼してました。
崎谷作品は大好きなのでいつものごとく作家買いだったのですが、他の作品に比べて説教臭さや女絡みのゴタゴタ、2人の中を引き裂きかねない重大なトラブルなどもなく、平和な作品でした。
この作品は読んでいて笑顔になれますね。

ジュエリー…

0

ハンサムは嫌い。 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  小椋ムク 

やっぱり面白い!

初期作品ということでやっぱり展開に荒削りな部分があったりしますが
ダントツおもしろいいいっぃぃぃ。
ハンサムは嫌いってなんだろ・・・B専なのかなぁと思っておりました。
読み始めたら止まらない~。

(イケメン)ハンサムだけど女にだらしないというか女が嫌いな女好き美容室店長(真壁)と
こちらも美人なカリスマ美容師だけど・・・。ゲイでしかも男の趣味がどうも猫背で頼りなげで保護よくをかきたて…

6

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

エロい!可愛い!!

皆さんのレビューを見て読みました。
とても面白かったです・・・!
エロくて可愛い!
これに尽きますねぇ。
盛り上がりがあるような派手な展開じゃないのに軽快でさくさく読めました。
きゅんきゅんする箇所がとても多くて、こんな男の子(受)ならノンケの男(攻)が落ちちゃうのも納得( ´////`)
キャラが濃くてよかったです。
特に一騎先輩GJすぎます!!
どんどん変態になっていく攻めも面…

4

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

シリーズ通しての感想です

本書で、十亀がどういう人なのかは伝わってきました。
生い立ちとか、不器用さとか理解してやって
万のように優しく包み込むのが正解なのだろうと思います。

それは分かったけど。
三冊のシリーズとして見たときに
結局何が書きたかったのか?という点で、半端な印象が拭えません。
一冊ごとにテーマがずれていったような。

・1巻→世間体やセクシャリティに悩む万の成長がテーマ?
・2巻→それ…

6

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

みんな、言葉が足りないような

相手が生粋のゲイじゃないと知り、万の将来の為と、
若干の諦めから、距離を置いてしまった十亀さん。
そんな十亀さんにいつの間にか本気になってしまった万。
結局、煮え切らない十亀さんに万が必死に想いを告げることで纏まるのですが
全体的に無難な感じで終わってしまった気がします。
十亀さんがあれ程頑なに、人や物に執着心を持たないようにしていた事を考えると
いっそ本当に10年待っても良かったんじ…

5

壁の中の嘘と秘密 小説

高遠琉加  小椋ムク 

高校の寮もの、ですが。

高遠琉加さんは、雰囲気が好みで作家買いする作家さんのお一人。
その新作。
「これ書くより、皆が待っている続きをさっさと書いて下さい!」と思わなくはないが、
それはともかく、タイトルのつけかたも高遠さんらしいと思いながら手に取る。

壁……といえば「刑務所」だが、今回の壁はさにあらず。
山の中にある寮制男子名門高校の壁。

高遠作品らしい、切なさはある。
まぁ、悪くないけれど、ツボ…

7

壁の中の嘘と秘密 小説

高遠琉加  小椋ムク 

親の因果が子に報う・・・でも愛が上回る!

あとがきで、イラスト担当の小椋ムクさんが泣けて泣けてほっとして~と書かれていて
これはハンカチ片手に読むべき本なのかと思ったのですが、私は泣けませんでした。
う~ん、泣かせる話なのですが、どうも個人的なお涙琴線には触れませんでした。

簡単に内容を言うなら『親の因果が子に報う』だと思うのです。
攻めの香司の父親が政治家で受けの昴の父親がその秘書、政治献金疑惑の全ての罪を
昴の父親が被り…

4
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