加東セツコさんのレビュー一覧

思うがまま コミック

加東セツコ 

ちょっと、よくわからないなって話が多かったです。短編集です。特に超能力のは、一体何が言いたかったのか。

やはり男が男を好きになる過程も葛藤がなさすぎて、うーんと思うものが多かったです。

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Only mine コミック

加東セツコ 

同時収録作は粒ぞろいでした

個人的に、加東セツコさんは、絵はとても好きなのですが今まであまり作品にハマったことがなかった作家さんだったのです。
でも、今回初めて面白いと思いました。

表題作。
タクシードライバーの新妻(受け)。最近指名してくれるようになったサラリーマンの固定客、矢倉(攻め)を乗せて長距離移動することになったのだが、矢倉は助手席に座ったばかりか、新妻の太ももを触ってきた。気のせいかと思っていたが、サー…

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Only mine コミック

加東セツコ 

だいぶ作風に慣れました

初め、どうも静止画のような奥行きがない画面が苦手だったのですが、それでもなんだかんだとずっと買っているうちに、あまり気にならなくなりました。……といいつつ、もっと奥行きがあるといいのになって思うことはありますが。

短編集です。

とにかく、体が綺麗。銭湯で番台に座って受の体を眺めているとき、完全に攻の視点に入ってました。

恋に落ちるっていうか、体をつなぐまでが性急で、いやいやそんな…

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午後11時、きみとふたり コミック

加東セツコ 

急ぎ足なストーリー

加東さんの絵柄って大好きなんですよ。この方の描かれるリーマンは色気ダダ漏れだし、黒髪の描き方もきれい。それとどのお話も設定は凄く好きなんです。でもストーリーがなぁ…。内容は書いてくださっているので感想を。

表題作「午後11時、きみとふたり」
設定はとても好みです。真面目すぎるという理由で恋人に振られるリーマン・堀尾。彼の部下である酒井の仕事を手伝うことで急速に距離が縮まる二人なのだけれど……

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お届けします コミック

加東セツコ 

懐メロ的なシチュエーション

物言いたげな微笑みに、意識し合う2人が引力に引かれるように口づけするドラマチックさ。
ムード作りの巧さに煽られつつもそれだけで終ってしまう。
不器用過ぎる男のむっつりさに、唐突に押し倒す性急さのバランスが微妙な所で、多少の物足りなさも感じてしまいます。
それでも、お腹の中心にまとわりつくような重みを感じさせる作品からガラリとポップさとキュン度が多めの短編集となりました。

なんでもない所…

1

午後11時、きみとふたり コミック

加東セツコ 

美形過ぎる!んだけど…

帯から煽られましたですよ!
「残業中なのに、部下なのに、若造なのに…
お前に抱かれたい。」
うぉーい!係長ぉおおおおお!!ww
加東さんのリーマンで部下×上司って!!!
飛びつきますわな…。

『午後11時、きみとふたり』
係長の堀尾寿人は、一年付き合った男に別れを告げられました。
原因は、堀尾があまりにも優等生っぽい言動の為。
恋人を思っての事も、仕事がうまくいっていない相…

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オーバーテイク コミック

加東セツコ 

絵はきれい

多分、大半の本は読んでいると思うのに、ほとんどレビューしていない加東さん。
表紙の絵とか、タイトルに惹かれて買ってはみるんだけど、どうも、微妙に感想が書きにくいというか、、、
ここが好き!とか、ここがよかった!とか、こう、前のめりな読後感があるか、これはいやだとか、そんな拒否感が残ったりすると、感想も書きやすいんだけど、、、

この本には、3作品収録されているが、どの攻めも微妙に好きになれ…

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よろこびは腕の中 コミック

加東セツコ 

別の関係性

「よろこびは膝の上」を読んだ上でのレビューです。
「膝の上」のレビューは省略しました。

「膝の上」のスピンアウトと言うよりは
コインの裏表の関係の様な作品です。
正直評者にはそうとしか捉えられませんでした。
確かにそう言う物語の組み立て方もあるのでしょうが、
一冊ものであるのならその中で完結する世界観が
あっても良いじゃないかとつい思ってしまいますね。
この作品単体では多分判る…

2

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

1ミリたりと

アドリブの連続ではなく、秒単位まで
きちんと指定された台本の中で進む物語、
と評者は受け止めました。
その上で端々に潤いを持たせた進行が
なされているのだから流石としか言い様が
ありません。
端正な人達の織りなす恋物語を読みたいと
言う時には安心できる選択肢でしょう。

表題作並びに舞台を同じくする併録作は
前提付で進行するだけに好き嫌いが
分かれるかも知れませんが、そう言う…

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オーバーテイク コミック

加東セツコ 

端正が仇

JUNEの創作コードをBLの手法に組み込んだら
こう言う作品が出来るのか、と考えてしまう
端正な作品です。
物語として隙が無い反面、読者側で焦点を
常に気にしていないとたまに萌え所に迷って
しまいそうな印象も受けます。
表題作だけではなく併録作も隙が無いもの
ですから、気楽に読み流すには適さない
一冊かも知れませんね。
少しずつ間合いを詰めながら読み込んで
いくと蜜の部分を味わ…

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