彩景でりこさんのレビュー一覧

犬も喰わない コミック

彩景でりこ 

お話の巧みさ

表紙が素敵ですね。長らく積んでましたがようやく読みました。自分史上最年長攻めです。

表題作は歪な関係をお互い承知で何十年も続けて。寝取られる方もまんざらでもないようで。
不思議ですね。山代が抱いた抱かれた相手を手に入れて自分も関係を持って山代を感じてるんでしょうか。寝取った相手の仲人的なことまでしてるみたいだし。

そんな二人に調査員の空木が加わります。山代の恋人役として奥園に寝取られ…

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チョコストロベリー バニラ コミック

彩景でりこ 

分け合うのが平気じゃなくなる日?

再読です。初めて読んだ時に中立をつけてしまいましたが、今は萌かな?

最初に読んだ時は拾とタケの分け合うとかミネまでそれに答えてるのが引いたのだと思います。

拾はどうしてそこまでタケと分けあいたいんでしょうか。
そしてタケも受けとると拾が喜ぶ顔が見たくて。
拾を好きなものなら人でも受け入れて。でも相手が拾を好きじゃなくなったら用済で。

だけどミネだけは違いましたね。
拾もミネ…

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チョコストロベリー バニラ コミック

彩景でりこ 

読んでいてつらかったです

評価数が多いけど、評価にすごくバラつきがあるのが気になっていたので、購入しました。
神評価が高く、期待し過ぎていたのかもしれませんが、読んでみると私には地雷。。。
3P作品を読むのが苦手な訳ではありませんが、こちらの作品は不本意過ぎる3Pで、受のミネの希望が全く通っていないエッチ。
ミネは拾の事が好きだけど、それは自分の存在を認めてくれたのが拾しかいなかったからであり、ホントは拾に入れたかっ…

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蟷螂の檻 3 コミック

彩景でりこ 

萌えと懊悩の3巻

 1巻2巻も十分濃かったんですが、前作までは、結局私は傍観者的立ち位置から抜け出すことができなかったんですよね。それがこの3巻で、當間家の抱える闇や典彦の恐ろしいほどの執着に一気にぐっと引き込まれ、やっと自分がこの作品の本当の魅力に浸れたような気がしました。さち子と育郎が2人の間にある境界線を互いに改めて認識し、理解した上で夫婦を務めるようになるところや、典彦がそこまで育郎に入れ込みながら、彼に當…

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蟷螂の檻 2 コミック

彩景でりこ 

負のスパイラルが面白い

 育郎が結婚し、當間家に新たに女性が招かれることとなった2巻。女性に欲情しない育郎は当然妻を抱くこともありません。酔っ払ってふらふらの状態で帰宅した育郎を典彦は妻に預けようとしますが、育郎の裸すら見たことのない彼女は下の世話をするのに躊躇し、結局典彦が育郎に用を足させます。こうして見ると、以前失禁していた蘭蔵も、泥酔して使用人に放尿を見られている育郎も、実は似たようなものなんじゃないかと思いました…

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蟷螂の檻 1 コミック

彩景でりこ 

気持ち悪さと隣り合わせの甘さ

 退廃した空気と熟れ過ぎた果実のような重苦しい甘さの漂う作品でした。育郎の兄・蘭蔵に囚われていた父、蘭蔵に奪われた父の愛を使用人・典彦に求めた母、精通を迎えた育郎に手を出し始める典彦、典彦からの愛撫を期待してしまうようになる育郎、そして、父亡き後新たに自分の世話をすることになる郵便局員だった西浦を絡め取ってしまう蘭蔵。どの関係性も禁断であり、不毛。静かにどろどろしているような、独特の後味の悪さがあ…

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蟷螂の檻 3 コミック

彩景でりこ 

個人的な意見ですよ

サイコパスガ好きだけど、こんなにながく継続していても全く意味不明の病みはとかな。。。

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蟷螂の檻 1 コミック

彩景でりこ 

予想より闇深め。

以前ロボ耳太郎くんに「すごい勢いで性癖に刺さるBLをおススメしているスレッド」で紹介してもらった作品です(ロボ耳太郎くんありがとう)。

しかしあまりにすごい作品を紹介されてしまって動揺が止まらないよ。
確かに闇って入れたけど、闇が強すぎるよ。
でも、昭和の初期、座敷牢に飼われている義母兄弟、など全体的なテイストはピッタリ。
あとは私の足りない脳みそがどれだけ頑張って物語を理解してくれる…

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蟷螂の檻 3 コミック

彩景でりこ 

ロクデナシで好き

典彦があんまりイケメンに描かれていないのに、
妙に色気があって、イイ!
病んでる感じがまた好きです。
現実に育郎がいたら、
典彦みたいな男といちゃダメだよ!さちこと穏やかに過ごしてー
っと言いたいとこですが。
2人で破滅もわるくないじゃーん、て漫画読みながら思っております。
いや〜な感じの展開でも胸くそ悪くならないのは何故なのか。。。

この物語は着地点がわたしにはまったく読めず…

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恋愛スイッチ コミック

彩景でりこ 

くだくだしい台詞をダクダクと語るオジサンたちを笑おう!

でりこ先生だから、大いにエロを期待しちゃったんですが、そういうのでは無くて。大いに笑える方でした。笑えるんだけど、もの哀しいっていうのかしら。哀愁漂うおじさまたちをどうぞ笑い飛ばしてやって下さい、といった感じです。「正直さは時に猛毒だと知りたまえ。」とか。日常会話でおよそ使わないであろうかという言い回しや、もって回った遠回りな言い方で、いじいじとくだくだしく、時にはヒステリックに語るおじさまたち。…

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