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倫敦巴里子
ももよ
ネタバレ
呉服屋と華道家の息子たちの話なので、風や花が美しく描かれた作品でした。 華道家の兄と付き合い始めて、初チューでフラれた呉服屋息子。ずっと嫌われていると思っていた華道家の次男に告白されます。 結局、兄は2人をくっつける為に芝居していたようですが、読んでる最中は兄がありえなくて、好感持てなかったです。最後までちゃんと読むと、兄いい奴!となりますが(笑)カバー裏読んで、あの笑顔の意味が分かり、呆れま…
まぎぃ
表題作の中編と短編がいくつか収録されています。 思えば多くの作品に登場するのはほわっとした受けで、何にも考えてないように見える純粋でうぶな子でありながら、実は心の機微に鋭く、二人の関係をしっかり考えている、という設定でした。 表題作は、ビッチ攻めの編集者が、創作の助けにと作家に体の関係を迫るというもの。読み切りの予定だったのか、第一話は攻めは完全に仕事上のいきがかりというつもりに見えま…
倫敦巴里子さんはたくさん単行本出されていて、私としてはあたりはずれが結構あるなと思っているのですが、久々にあたりだった本。 中編集という構成。 表題作は、めずらしく、まさお三月さん顔負けの変な人が登場。なんでもそつなくこなしコミュニケーションもスムーズなリーマン藤原だが、実はコミュ障で非常な努力の上に外側キャラを作っていた、という設定。そのキャラの内側に、するっと入っていった同僚、悟嶋。二…
表題作が、期待して読んだためか、あっさり終わってしまい、あれ?これだけ?と言う感じでした。 次の「おしごと!」も、うーん。。。何だか物足りず。 3作品目の「俺は忘れない」は、ホラーと知らずに読んだためか、全くBL感がなく物足りない。 ここで読む気が失せてしまい、数日明けてから「北の空 南の雲」を読み出しました。先輩の結婚式に出席した2人が、二次会後にバーで思い出を話していく内容。 こちら、…
ポッチ
倫敦さんは作家買いする作家さまなのですが、なんとなく手に取ってなかった作品。先日本屋さんでお見掛けして、そういえばずっとランキングに載ってたなあ、と思い出して購入してみました。 ヤバい。 すっごい良かった…。 何で今まで読まなかったんだろう。 読んでいて、ところどころ引っかかりを覚えるところは多々ありました。 17歳で駆け落ちするって、無理があるな。とか。 視点が御厨と日下…
Sakura0904
なんとなく表題作より同時収録作の『青春サイコロジー』の方が強く印象に残っている気がします。表題作は、オタク系だったAD時代を経て、攻めがアメリカに行っている間にすっかりイケてるプロデューサーに成長したけど実は童貞である受けという設定は面白かったです。ただ、割と再会してからの展開が早いというか、お互いの秘密を晒しただけですぐ恋仲になってしまったので、もう少し時間を割いて欲しかったかなと思いました。…
hepo
うーむ。 表題作よりも同時収録にまたサクッと地雷を踏まされてしまいました。 結構同時収録に地雷が潜んでいることが多いのは、表題作の影に隠しておけば…的な発想なのでしょうか。 軽く読もうかなと思って手に取った作品の後半で心の準備もなく踏まされる方がトラウマになるのになあ。 表題作は芸能界の話でした。 基本的に虚構と現実が入り混じるのが好きではないので、芸能人が役の名前で歌を出したり、な…
30才童貞、身なりに気を使わず、さえないメガネ地味高校教師の板野(受)と、イケメンで年下の同僚峰(攻)のお話。 坂野先生のダサさが、あまりにすごくて、表紙の絵を見直す位でした(笑)え?!ホントに主人公?! そんな坂野先生が、ある日峰先生の机の引き出しにしまってあった、自分の隠し撮り写真を発見!峰が、自分は坂野のストーカーだと告白。 四六時中見られていると知った坂野が、嫌悪感ではなく、『自分を…
はるのさくら
表題作の「三村と片桐」をはじめ、5つの短編が入ってます。 一番萌えをありがとうなのは、やはり「三村と片桐」でした。 付き合い始めて14年たち、特に波風もたたず、すっかりこなれた熟年夫婦のような三村と片桐。 自分が片桐にとって、すっかり古女房と化しているようで、昔のトキメキをふと思い出してはなんだかなぁ、の三村。 対して能天気で単純な思考回路の片桐。 セックスしていても、すれ違いま…
あぁ!面白かった! 表題作は、エリートイケメンの春輔(しゅんすけ)が、血のつながらない兄の巧弥(たくや)にブラコンな話。 かと思いきや~! 一筋縄ではいかない、思いがけない展開で、BLと言うことを忘れかけて、話にのめり込みました。 お互いの視点で描かれているので、「そんな事考えていたんだぁ」と、ちょっとショックにも似た気持ちにもなりました。 暗くなりかける内容も、春輔の愛がコメディになっ…