Sakura0904
なんとなく表題作より同時収録作の『青春サイコロジー』の方が強く印象に残っている気がします。表題作は、オタク系だったAD時代を経て、攻めがアメリカに行っている間にすっかりイケてるプロデューサーに成長したけど実は童貞である受けという設定は面白かったです。ただ、割と再会してからの展開が早いというか、お互いの秘密を晒しただけですぐ恋仲になってしまったので、もう少し時間を割いて欲しかったかなと思いました。…
新しい切り口だなぁと思いました。「おじさん」受けでも「美青年」受けでもなく、「元美少年のおじさん」受け(攻めとは同級生ですが、攻めの見た目の変化についてはあまり触れられていません)。おじさん受けなら端から見た目の良さを求めてないし、美青年受けなら年齢を重ねても綺麗なまま描かれる作品が多いと思うんです。でも「元美少年」となると、過去の綺麗で整った顔立ちから、徐々に肌の質も変わり色々と老いを感じさせ…