chikakumaco
『俺は生まれて初めて人から好きと言ってもらえて、その場で失神した。』
全力で恋して、わけがわからなくなって。
『恋愛なんて、なんてみっともなくて、面倒くさい。面倒くさいのに、もう嫌じゃなくなっちまったよ…っ』
見てる読み手側がジリジリとこっぱずかしくなるくらい、熱を持った必死さに、そのとんでもなくビリビリしている彼等を応援せずにはいられない‼︎
1巻からの押し倒されて、怖くて逃げちゃった…
やっぱり必死過ぎる、「俺は頼り方がわかりません」を読んでいて。思うところがあって、再読してみました。こちらも同様に必死で、必死過ぎて。笹原弟は高校生で、オタクでコミュ障だったりするので、その必死さは社会人の「俺は頼り方がわかりません」の数倍は空回っているだろう、と容易に想像がつく。新庄くんに時々「もっとゆっくり話して。」「何言ってるかわからないよ?」と言われている様に、オタク特有の早口なんだろうと…
表紙の二人がもぅカッコ良すぎる‼︎ 頭小っちゃくて、スレンダーで脚の長い、ダークカラーの細身のスーツの似合うスタイル。きっちりレザーのグローブしてるとこ見るに、かなりの洒落者と知る。
…ところが、かたや男性用可愛い(きわどい)ランジェリーのコレクター。かたや好きな子いじめたい、小学生レベルの恋愛スキルの上司。こんなにカッコいいのに残念さばかりが際立つ、ドタバタコメディ。やってることは変態極まりな…
これが腰乃先生の初コミックスらしくて、絵自体は「嘘みたいな話ですが」の方が断然旧く感じるのですが、アレは後からそれ以前のものを扱ってるとかなのかしら。とにかく、最近の腰乃調といいますか、そのスッキリと痩せてカッコいい体躯っていう男の子たちは出来上がっております。素敵。
この何とも言えない、中途半端なタイトル「隣りの」は表題作なのに、中程に収録されており、あらすじも一番最初の物語「コンビニ店長と落…
顔が小さくて、シュッとしてて。いい感じで細っそりしていて。シャツがキリッと似合っていて。表紙がもぅカッコいい、サラリーマン同士の恋。二人が幼馴染で、高校以来の再会っていうのも美味しい設定。タカシの片恋で、悟は友情以上の想いを持ってなかった筈なのだが、いつのまにか悟が翻弄されていく。「なんで、俺がお前を好きなんだよ⁈ お前が俺を好きなんだろ⁈」タカシは積年の想いを果たさんとするかのように、悟の身体を…
「知らないのならお教えしましょう。愛だの恋だのは、人を信用する所から始まるんです!」ガツガツ押して押しまくる、二子川の畳み掛けるような告白に圧倒されます!腰乃先生はノンケとゲイのその葛藤(ジタバタ⁈)みたいなのが多い、最新作もそうですね。そして、意外とノンケに失礼なことを言わせてたりする。(後に謝らせたりしている。)二子川も後で、『こんなに押しに弱くて、よく無事だったよな、この人。と、思う。早目に…
フェンス(隔たり)を挟んでの「あっちとこっち」は色んなメタファーをはらんでて。元々二人はゲイでは無い。まず、男同士で、恋をするって、どういう事なのかな?という。そして、一方は社会人で、一方は高校生という、社会的、年齢的な隔たり。もちろん、相手の気持ちなんてよくわからないっていう、思い込みや気持ちのすれ違い。最初は学校の敷地を区切るリアルにフェンスだったものが、学校を出て、なおも二人の間に立ちはだか…
このまんがは腰乃先生の『部活の後輩に迫られています』のサイドストーリーです。
あたし的に頼り方がわかりませんの方が面白かったです!!
何故か2巻で攻めキャラがイメチェンして誰!?って感じになったのが不思議ですが(笑)。
ドキドキのすけべ展開もあり、何度も読み返しておりますー!!