立石涼さんのレビュー一覧

鍵師の流儀 小説

中原一也  立石涼 

スーパーおやじ登場!

良くも悪くもいつもの中原節のオヤジv
ハードボイルド風味がありながら、逃亡劇もありながら、一体だれが裏切り者?みたいな謎解きも含んでテンポよく展開されていました。
ただ、結構設定が手に汗握るなもののわりに「へ?」みたいな甘さがご都合に見える部分が多く、そこに目をつぶればこの主人公カプは好みのカプなのであります。

伝説の鍵師の孫でその才能を受け継いだ泉は、一度足がついて塀の中にお世話になっ…

5

満天星 小説

神江真凪  立石涼 

読み返したくなる作品

良い作品だからというのもありますが、一回大きな山というか谷というか・・・があるので、そこを読んだとたん今までのシーンを思い出し、引っかかってたあの言動あのシーンを読み返して、こういうことだったのかと思わせる仕掛けが。
とにかく感動できるし、泣ける作品で胸が熱くなります。
文体も綺麗で安定感があり、情緒ある作品なので読み終えても余韻が残ります。この人の他の作品も読みたくなる本でした。

1

水底に揺れる恋 小説

中原一也  立石涼 

悪ガキあがりの漁師とおまわりさん。青春群像モノです。

漁師×警察官(*>ω<*)=3
ふたりは、ヤンキーあがりなんですよw

親友でありライバルであり・・・誰よりも大切に思う存在。
でも、ふたりは漢すぎて
親友という距離すら保てず離れてしまって
そして大人になって再会するんですよー。

単なる再会再燃モノかとおもいきや
受けを警察官にした理由もちゃんとあったし
攻めが漁師っていう理由もちゃんとあったw

友人の事件…

3

アンチスウィート&ハニー 小説

丘群さえ  立石涼 

エロ☆スウィート☆リーマンLOVE☆バンビちゃん上司☆

ガタイのよいイケメン部下とバンビちゃんのようなかわいい上司v

外食産業のリーマンLOVE
年下攻め。

バンビちゃんなんて呼ばれちゃう上司が受けなんですよv
よくあるクールビューティ上司じゃなくって
小鹿のようなかわいらしさ少年らしさの残る
かわいい系の上司なんですよ。
でも仕事は出来る。
かわいいけど男前な感じ。

部下は3つ年下のイケメンくん。
なんと試飲も試食も得…

0

満天星 小説

神江真凪  立石涼 

すげぇ泣いた(´;д;`)ウッ・・心臓がきゅーっと締め付けられるような苦しさがありました。

朝、目を覚ますと飛んでいる記憶・・・
セックスのなごり・・・
なかば脅迫で、ふたりはつきあうことになるのです。

それでも、すごくやさしい映司
どんどんほだされていく喬

喬は、ゆっくりと映司を好きになっていくんです。

ふたりの関係に、きちんと幸せを感じた瞬間。

信じたものが、ガラガラと崩れていく恐怖・・・

涙が止まりませんでした。

ひた隠している“秘密”

5

水底に揺れる恋 小説

中原一也  立石涼 

ちょっともったいなかった

志堂から高校を中退することを知らされなかったことが面白くなく、東京の大学へ行くことを前日まで教えなかった高田。
それから10年。父親の病気をきっかけに、地元へと戻って来た高田。志堂とは帰ってきてからも、すんなりと仲直り……というわけには行かず、どこかぎこちなさが残っています。
幼馴染みでもある達夫や進と一緒に、4人で久しぶりに飲み、中退することをなぜ知らされなかったのかという理由を友人から教え…

2

満天星 小説

神江真凪  立石涼 

地味なんですが

そう派手な出来事が起こるわけでもなく、しっとりとした雰囲気の中お話が進んでいきます。受けちゃんが控え目な性格だから、どっちかって言うと、地味なお話かもしれません。でも、それだけにじわじわと心に染み入るというか。

喬の好きな作品の作家が君塚だったというネタバレを、比較的早くにして、カップルとしても案外早くまとまっちゃって、この先どうなるんだろ~? って実は思ってました。
でも、本当の試練はこ…

1

満天星 小説

神江真凪  立石涼 

穏やかに愛を育む

美麗な表紙に惹かれて、これが神江さんとの初出会いでした。
BLを読み慣れた読者には展開が読めてしまうので、少し物足りない感じがあるかもしれません。
それでも、淡々と落ち着いたタッチで穏やかに進む話に、のめりこまずにはいられませんでした。
喬と君塚はお互いに過去と傷を抱えているので、気持ちが一緒になるまでのペースもとてもゆっくりです。
傷ついた二人が結ばれるには、このペースしかなかったのでは…

2

恋花火 小説

水瀬結月  立石涼 

自分の思いを信じる事から

今回は無形文化財の技能を残す為のアンドロイド・職人形と
大学院の研究室から追い出された後継者候補のお話です。

二人の出会いから受様が花火職人になるまで。

ロボットよりも精巧なアンドロイドが誕生した近未来、
当初は様々な分野で人間以上の働きをした彼らですが
ある事情から今では技術継承する職人形としてのみ
活用されています。

そして多額の税金で賄われる職人形を支給される工房…

1

楽園の花びら 花盗人のくちづけ 小説

氷高園子  立石涼 

主従萌え。

従者攻めの王子さま受けで、あんまり見たことのない時代ものファンタジーです。受けの王子様は、『子ウサギ」っぽいかと思ったらそんなことなくて、攻めの静かだけど熱い愛に応えて淡い恋が一気に激しい恋愛になる感じの勢いがよかったです。

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