ひちわゆかさんのレビュー一覧

キャンディミルク 小説

ひちわゆか  花小蒔朔衣 

兄弟してエロい

愛情たっぷりのSMものでした。(痛さはありません)
とにかく言葉責めがエロいです。

話は大きく2つに分かれていて上杉兄弟のそれぞれのお話です。
最後の描き下ろしは二つのお話がコラボします。
それにしても兄弟して根っからのSってすごいですね。
しかもそれぞれ責め方が微妙に違うので、読んでいて面白かったです。

個人的には弟紀章と匠の話の方が好きでした。
お互いのことが大好きなのが…

1

キャンディミルク 小説

ひちわゆか  花小蒔朔衣 

決して古くない

昔、新書で出た作品の文庫化&書き下ろし分が約30ページ超。
当時はSMテイストで乳首責めという内容がわりと衝撃的だった覚えがありますが、今となっては普通な感じですね。

とりあえず書き下ろしの「キャンディミルク」の内容だけ書きます。

留守中に客人の訪問があったことに気づき、そのことについて責め立てる上杉弟×匠の描写から話はスタート。何故か匠は客人の詳細について頑なに口を割ろうとしません…

6

キャンディミルク 小説

ひちわゆか  花小蒔朔衣 

甘々調教もの

良い調教ものでした、ごちそうさまです。
攻のSなご主人様が兄弟で、上杉弟×匠(大人)、上杉兄×あつむ(高校生)2カップルそれぞれのお話が入ってます。
調教がテーマですが、乳首スキーさんもSMスキーさんもきっと満足できると思います!
またタイトル通り、甘いです。やってる事は甘くないのですが、雰囲気が甘いしお互い好き合ってる様子が甘くて、すごく好きな話でした。

弟×匠(大人カップル)
自…

8

キャンディミルク 小説

ひちわゆか  花小蒔朔衣 

乳首本!

2003年発売「キャンディ」の加筆修正+書き下ろし版です。
「キャンディ」「Sweet Pain」「MILK」「彼の犬、彼の仔猫」書き下ろしの「キャンディミルク」が収録されています。上杉弟×匠、上杉兄×あつむの2カップルのお話です。

SMはあまり好んで読まないのですが、このお話は甘い空気が漂っていました。
上杉弟は冒頭で鬼畜な調教(私的にですが)をするので、最初はこれ大丈夫か?と思ったの…

3

キャンディミルク 小説

ひちわゆか  花小蒔朔衣 

思っていたより…

思っていたよりも、ずっとエロかったです。
いや、それがよかったんですけど 笑

精神的な部分も含めての「調教」が最高でした。
あとは、執拗な乳首責め。
堪能させていただきました

主に2つのカップルの、とにかく身体も心も支配していくトロ甘ストーリーが中心です。表紙のカップルは実は後半のカップルで、扉絵が前半のカップルです、個人的には前半の大人なカップルが好きですが、まぁとにかくエロい…

5

昼となく夜となく 小説

ひちわゆか  高永ひなこ 

泥に浮かぶ宝石

最近仕事で疲れていたので、泣けるようなおとぎ話をー、と思い、手に取ったこの本。

ーー結果、残念ながら全く泣けませんでした。
感動しなかったからではなく、色々考えさせられるお話だったので。

個人的に、ひちわゆか先生の作品は、何と言うか、物凄く醜く歪んだ悪意と、逆にとても純粋で綺麗な想いが混在している話が多くて、読んでいて酔いそうになります・・

この本も例外ではなく、二作品載ってい…

2

今宵、雲の上のキッチンで 小説

ひちわゆか  紺野けい子 

素直になれない大人同士のロマンティックコメディ

まるで映画のよう。登場するいろいろなシーンが目に浮かびます。

舞台は小さなカフェ「ルフージュ」。
店長の新が、店の2階テラスより眺める煙突みたいな高層ビル。
その高層ビルの最上階、実業家である眞宮の部屋の夜景。
暗がりでの目測誤ってのキス。冬の公園のベンチ。届けられるランチのかご …

魅惑のスマイルで惑わせるも、毒舌でバッサリ斬り込む新。美人でモテるのに、身持ちが堅く、毒舌ゆえに…

1

奥さまは18歳! 小説

ひちわゆか  南月ゆう 

あ、そういうお話なのね。

まず、突っ込もうかな。
完全にファンタジーだね、これ。

えっと…男同士でも普通に結婚できて、普通に新婚ラブラブしてて、それに違和感を抱いてはいけない、そういう世界のお話です。

しっかりものの新妻・智生。
愛する旦那さま・正義は普通の公務員。
普通の暮らし、普通の幸せ。
ずっと憧れていた生活を送る智生ですが、彼には旦那さまに言えない秘密があるのです。

それは関東最大の組織の…

0

チョコレートのように 小説

ひちわゆか  金ひかる 

お約束

仕事は出来るが愛想はない、不器用で冴えないサラリーマンの静京一。
信頼していた同僚・永瀬に裏切られ、もう何もかもどうでもいいと自暴自棄になっていたところに声をかけてきたのは、不遜な態度の謎の男・梶本。

「復讐するんだ。──おまえのその手でな」

自分に無頓着な京一さん。
なんと磨けば光る原石の持ち主でした。うん、お約束。
あれよあれよと梶本の指示で身につけるものは上質なものに変えら…

3

昼となく夜となく 小説

ひちわゆか  高永ひなこ 

不思議な世界観、切ないラストシーン

あらすじを読んだ時はどんなイロモノかと思いましたが、ファンタジーで切ない世界観に惹かれました。
ただ、場面展開や描写が分かりづらくて冒頭シーンを何回も読み直したのと、受けが攻めに惹かれた流れがよく分からなかったり、お父さんのネタバラシも本当にその理由で?とイマイチしっくりきませんでした。
魔物に優しくしないとバチが当たる的なものがあったのかなかったのか。。
もう少し濃厚な愛憎劇があるのかと思…

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