total review:280962today:21
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
6/50(合計:500件)
丸木文華 相葉キョウコ
momo5
ネタバレ
シリーズ6冊目、電子書籍のセールをきっかけにボチボチ読み始めたこちらのシリーズ。 以前から、あの丸木文華先生がコメディ路線とな、と気にはなりながらも、私、なにかと激しい愛の様子を拝むのが好みゆえコメディ路線の長いシリーズ萌えきれるのかしらと二の足を踏んでおりました。 いざ読んでみますと、さすがの文華先生。萌えの宝庫でした。 執着攻めの鑑のような雪也には、思わず私もにんまり(^ω^)♡…
丸木文華 嵩梨ナオト
碧雲
2014年の作品、あとがきに「青春ものを書きたかった」。 ・・高校の弓道部の部員たちがインターハイに向けて修練する中で起きる恋愛騒動物語。 主人公の新は、母似の小柄な体躯。新は、「猿腕」に悩んでいた。 (女性に多い。肩や肘の関節が通常より柔らかいと、腕が反り返る。) 弓道7段の師範だった祖父の弓射に憧れる新は、猿腕矯正に物凄く努力をして、弓道部以外にも弓射を見学する男子生徒がいるく…
丸木文華
イラストも、著者が描いてます、 本文を読みながら抱く徹男のイメージと、著者が描く肖像が随分違うので、少しがっかりしながら読みました。 伊藤深水が描く仙女風の美少年を想像したんだけど、挿絵の轍雄はショタっポイ。 明治の日本が文明開化で沸いたあたりの時代背景。 紀田財閥後継者の清一。 清一の母は、大勢いる父の愛人の一人。 母が死に、父が囲う大勢の愛人たちと子供の中で育った清一は、後継争…
双子の兄から請われて、出生前に情を交わした弟。 日露戦争から帰還した軍医の兄、直次郎は人が変わっていた。 同じころ、帝都では女性ばかりを狙った猟奇殺人事件が多発する。 学生時代の友人、児島と事件の検死について議論になり、 兄が話した言葉、 「犯人は、肉を切り取り食ったのではないか?」 「きみは、愛した者の肉を食いたいと思ったことはあるか??」 こんな展開だと、誰だって兄の仕業…
Amazonアンリミで、先入観無く読んだら ・・とんでもない暴力シーンが続く痛い内容だった。 しかも、受が好きになれないアホキャラ。 外観が男好みの可愛い系の大学生・俊也は、舐められまいと突っ張っているだけの頭も力も弱い奴。 やくざの渡辺が怖くて断れず、一緒につるんでいるチンピラ大学生。 一夜過ごした女性に振られて、クサクサ酒場で飲んでいたら、ホストのチアキが寄ってきた。 チアキ…
丸木文華 乃一ミクロ
石菜。
他のレビューを見て、何となく内容を理解してましたが、実際の本を読むとまた違う感じがします。 とにかく、怖かった!! 結構、ヤンデレや執着系は好みで読みあさってるのですが、1位2位を争うほどヤバイ攻めです。 執着といえば、執着なのですが、一言で言うと、サイコパスです。 自分の思うことが正しい。絶対。という性格で、受けくんの意見は一切聞きません。 自分がこうしたいからと言…
丸木文華 笠井あゆみ
ひみた
最近では小説現代でも掲載されていた丸木文華さん。「鬼子の夢」「アフェア」「義父」「ふたご」等、濃密な世界観で大好きです。 冷静に分析する凡才で美麗な主人公と、彼に一目惚れしたと言う才能ある年下の男の共依存ものです。 少し「mother」に近いような、真相が最後にあることで読中モヤモヤ感があり、何だかのめり込んで読めませんでした。女性二人のお話や官僚など、風呂敷広げ過ぎた感も。 とは言え主…
執着攻めばかり読む崎
同著者「蜜華の檻」も読んでの感想です。 「蜜華の檻」は昭和の戦後、「霧の楽園」は大正時代。 時代背景が少し似ているのと、どちらも挿絵が笠井あゆみ先生とのことで比べてみると私は断然「霧の楽園」が好みでした。 伯爵家の長男×奉公人で難しい話があまり得意ではない私は、メイドさんだと思って読みました。 二人とも霧の館に暮らしているので作品が全体的に湿っぽい、ダークな雰囲気でした。 …
丸木文華 minato.Bob
renachi
表紙から激しそうな内容は想像できるが、思った以上にいじめの内容が胸糞。そんな過去を背負いつつ、別の自分になる努力を欠かさず生きている受けの圭一。記憶が蘇ることはあっても、日常生活に影響するほどの傷にはなっていないようで、安心するような掴みづらいような難しいキャラ。 攻めの剛はとにかく犬だった。 付きまとう剛への圭一の感情は、自分を一番にして欲しい独占欲に塗れている。少しずつ体を赦していく過…
ate
文体から滲み出るじめじめ鬱々とした雰囲気が凄い。とても良い。 人と離れて暮らしてきた佐助と疎まれ続けてきた与六が優しさを知ってくところは暖かく、与六を鬼に仕立てさげずむ人の身勝手さが泥臭く。佐助が大事な人を得たことで朴訥な性格に独占欲憎しみと負の感情がついてしまったこともがつーーんときた。ただただ優しかった佐助が嫉妬のあまり与六のことを信じられなくなって自分本意になるとこはツラい…村人の身勝…