丸木文華さんのレビュー一覧

野獣なネコ 流されるクマ 小説

丸木文華  鬼嶋兵伍 

たまには良いね~

とりあえず表紙の体格差(大好き)を見て悩まず購入。
丸木さんなのでこの2人がどんな感じになるんだ?
と、思いながら読んでたんですが、いつものドロさはなく楽しく読めました。

最初は遊びなれた最近の高校生って感じの敦も実は純粋で
体育会系で真面目そうな健児も実は?
と、後半だんだんと攻めの性格(性癖)があらわになってきますが、
今までの丸木さんにしてみれば、軽い軽いって感じです(笑)

3

あんたとお前と俺。 小説

丸木文華 

33.3%、もしくは、トライアングル

受けかつ主人公の奏祐の生い立ちや、これまでの生活、いまの不満、新しく増える家族への気持ちなど、とても丁寧な心情の描写からスタートします。

「H度・えろえろ」で検索して出したタイトルだったので(笑)、冒頭から延々とつづく、いわゆる「ふつうの生活」の描写にはアレー?と思わなくもなかったんですが。

母親の再婚によって新しくできる兄弟のうち、まずは兄の陽一との接触・交流があり、次にのっけから折…

3

義父~梅花日記~ 小説

丸木文華 

読みごたえのある作品

以前から気になっていて、古本で買う予定でしたが、
「アズ・ノベルズ創刊9周年記念フェア」を機に
新刊で購入しました。

とても読みごたえのある作品でした。

明治時代の雰囲気が伝わってくる文章で、
当時の時代を感じられるのが良かったです。

紀田さんの、仕事や一族に対する容赦ない対応、一族の因縁、
伯父の存在、徹雄くんに対する執着や束縛、
徹雄くんに近づく人たちへの牽制や報復…

6

野獣なネコ 流されるクマ 小説

丸木文華  鬼嶋兵伍 

読みやすいんだけど・・・

ちょっと苦手な部類・・・
まず攻めの年齢が意外すぎてそこでがっかりしてしまった。(もっと上だと思った)
受けは健気で積極的な性格。
結構花丸文庫black的にはやわらかく進んだように見えたんですけど、最後に無理やり
SMをいれこんだところがイマイチでした。
なんかいちいち急すぎる。
あ、でもおしりぺんぺんのところは好き(え)
絵はガチムチすぎるところが好き!昔の自分だったら読まないだ…

2

ふたご 緋牡丹と白百合 小説

丸木文華 

僕は○○と心中するのです!

特典ペーパー付き新刊で購入しました。

血の繋がった双子なのに、性格や体格が正反対なので、
読んでいると実の兄弟ということを何度も忘れてしまいそうになりました。
双子というよりも義兄弟という印象が強かったです。

あらすじに書いてあるように、猟奇殺人事件を軸に物語が進んでいきますが、
読んでいて、二時間サスペンスドラマのようだと思いました。

明治時代の言葉使いや文章など、硬すぎ…

5

野獣なネコ 流されるクマ 小説

丸木文華  鬼嶋兵伍 

表紙&タイトルと違うんじゃ・・・

タイトルの野獣なネコに心惹かれてしまった腐ってる私ですが、この内容は違う!!
ってちょっと騙され感のある作品でしたね。
野獣と言うより初めて本気の恋をして戸惑う子猫もどきってところですね。
流されるクマは、確かにヘタレ気味で優柔不断なクマだと思うけど、逆にH後は
被虐趣味の獣に豹変しちゃうなんとも困ったちゃんなクマさんなので、
流されるクマ、のち野獣って方がすっきりしちゃうようなストーリ…

4

野獣なネコ 流されるクマ 小説

丸木文華  鬼嶋兵伍 

盛りのついたクマとネコ

いつも禁忌だったり、どこかドロドロしたり痛かったりする設定作品の丸木文華さんが、ガチムチ男にコスプレ男!?
それになんとなくコメディっぽそうだし、一体どんなになるんだろう?とちょっと期待してしていました。
読み終わると、「あ、普通だったなー」
ブラックですので、エロは多めといってもこの作家さんの普段持つエロスとは違って、淫靡さはありません。
話の展開が後半にいくにつれてそれに登場人物がはま…

2

野獣なネコ 流されるクマ 小説

丸木文華  鬼嶋兵伍 

クマとネコ

丸木さんの作品は初めてだったので、楽しみに読んだのですが。
すみません。私には合わなかったです。。。

物語って、「この先どうなるんやろ??」とか思って読むものですが、
初めて、「この先が全く気にならないよ・・・」という気分でした。

そして、本の中で、章を変えることで、視点が攻→受→攻と変わるように
なっているのですが、たまに見かける手法?ですが、
1章1章が短すぎて、「え?また…

6

あんたとお前と俺。 小説

丸木文華 

背徳はエロの最高のスパイス

家族の生活する家の中で、男同士かつ兄弟同士で激しくエッチをしているという背徳感がハンパなく、大変に萌えました。
両親は真面目でいい子どもたちだと思っており、自分の家の中でこんな肉欲劇場が繰り広げられているとは露ほども知らないわけで。
う~ん。萌える…。

3Pの相手が義理の兄弟という間柄で、ガチ兄弟ではないというところがポイント高かったです。ガチ兄弟だと重すぎてしまうと思うので。
もっと…

2

黒い傷痕 小説

丸木文華 

ヤンデレ攻の真骨頂

因縁、復讐、執着、ヤンデレ。
こういったキーワードに反応する方は、ぜひ読んで欲しい一冊です。
丸木先生はヤンデレ執着攻を書くのが本当にうまいなぁとしみじみ…。

受の和義が子どもの頃に苛めていた相手、秀一が大人になってから妹の婚約者という形で目の前に現れ、そこから秀一による和義への因縁の復讐劇が幕を開け…というお話。
和義が子どもの頃にいじめの加害者だったという描写は、いろんな意味でギリ…

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