丸木文華さんのレビュー一覧

ふたご 緋牡丹と白百合 小説

丸木文華 

もっと禁忌を

ガチ双子モノなのですが、いまひとつ盛り上がりに欠けました。
それは、ストーリーの中で双子同士の恋に対する背徳や禁忌といったものがあまりなかったからだと思います。
もっと悩み葛藤するシーンがあったら、また違ったのではないかと思いました。
もうひとつは、二人の恋の行方と一緒に絡めた猟奇殺人事件。
本当に好きな相手だったら、その人を殺めた後にその肉を食べて自分と同化させたいという…
この設定が…

1

学園潜入してみました ~フェロモン探偵さらなる受難の日々~ 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

27歳ぐらいなら、高校生の制服も、全然アリかな

フェロモン探偵、今回のお仕事は、コスプレしての学園潜入捜査。
本人はピチピチDKの美少年エキスに期待しつつの学園生活だったはずのに、雪也のせいでいつのまにやらメスフェロモンだだ漏れ状態に、、、。

この作品、ただのおバカエロコメだったらもっと萌+評価するんだけど、この事件が後味悪いのと、あと、雪也と映のセックス中に映の過去のトラウマ的なものをチラチラさせてくるのが、いまいち何だかなぁ、、。

1

兄弟 小説

丸木文華 

可愛くない

受を全然好きになれなかった。
ガチ兄弟なのでワクワクしながら読んだけど読み進めていっても受のことが好きになれなかった。
なんか性格ひねくれてるし無気力だったので全然魅力がなかった。「兄弟」はなんとか最後まで読んだけど「兄弟ー夏ー」は、好きな展開って思ったけど、でもやっぱり受に全く魅力を感じなくて途中で断念しちゃいました。
受に魅力があったら最高な作品なのになぁ~って感じです。
この話の前に…

2

言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

バッドエンド…?

え、バッドエンド…?読み終わったあと、一瞬そんなことを思いました。
たしかに、こういう終わり方をした話は今まで散々読んできましたが、今回ほど衝撃を受けたものはありませんでした。
犬な攻め様は大好物ですが、これは違いました。たしかに犬ですけど、最後はその立場が逆転しましたので。
話はとても面白くて、ページをめくるたびに早く次へ、次へと読んでましたが、最後の最後で撃沈。
ええええと絶叫しました…

3

モンスターフレンド 小説

丸木文華  乃一ミクロ 

で、ハッピーエンドなの?

攻めはなんでもできる優等生で
体格がいい、陽に焼けた肌のすこぶるイケメン。
鬼畜です!

受けは平凡な男の子。実は無自覚美人で
可愛かったです。
ヘタレと設定にあるけれど、加えて優しい子です。

この作品は1人称で、受けの湊くん目線でストーリーがはじまります。湊くんは天然なのでそれほど難しい言葉も出てこず、コメディちっくでテンポ良く読めました。読んでてふふっと笑えちゃうようなシーン…

8

霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

玉ねぎの皮を剥くような話

あれあれ?

はい。読み終えての感想です。
結局、何が描かれていたのかと……。
物語の最初と最後で何か変わったかな。
いやいや、ちゃんと色々と環境や人物の関係性など変化はしてるのですよ。
しているのに、何もないというか……。
不思議な感覚です。


これ、ミステリーが書きたかったのでしょうね。
それっぽい感じの作りになっているのですが、それっぽいだけです。
何もない。
玉…

3

たのしい夏まつり グッズ

小冊子の内容

入手困難な方のために、簡単な内容を。

悠馬視点。
湊の姿を鮮明に呼び起こすために定期的にアルバムを確認する悠馬のシーンから始まります。
夏祭りで浴衣を着ている幼い頃の写真をみて、花火大会に行くことを思い付く悠馬。
湊が夏祭りに関する皐月の思い出を語り、「昔あいつとしたこと全部、俺との記憶で上書きしてやる」と決心。
お尻にバイブを挿入しながらかき氷を食べたり、青姦したりと順調に記憶の上…

2

言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

“言いなり”なのは…?

※本を読み終わっていない人は要注意です。ストーリーの根幹部分に触れての感想なのでネタバレ嫌いな場合はお避けください。



…なんかもうどんでん返しでした。
下克上のそのまた下克上で、人間やっぱり本質って変わんないよね!的な。

一見チャラくて俺様な圭一と、もっさくてなんでも言うことを聞く剛。
でも、いじめられっ子だった圭一はやっぱりどこか脆いところを持っていて、“遊んでいる”よう…

17

ノエル 小説

丸木文華  門地かおり 

優美な紫のものがたり

日本フリークの美貌のアメリカ人アレックスが、
戦後まもない日本を訪れ、
自分の財布をすろうとした子どもの中に求めていた美を見出し、
連れ帰ってノエルと名付け大切に育てる。
まるで源氏が紫の上に出会ったような運命の出会い、
理想の伴侶として育てそして長じて……というお話。


源氏物語のイメージをうまく使いながら、
クリスマス、ヴァイオリン、レースやワインといったモチーフを加え、

10

モンスターフレンド 小説

丸木文華  乃一ミクロ 

好みど真ん中でした!

電子書籍しか買わない主義なのですが、小冊子欲しさに初めて紙書籍を購入しました。
すごく、すごく迷いましたが……。
結果、本誌の内容も、小冊子の内容にも満足です。
買って良かった!

初めての丸木作品でした。
私、嵌まりました。
丸木作品、これをきっかけに色々、読み始めました。
ですが、丸木作品の中で、本作が一番好きかもしれません。
好みど真ん中です。
ひぇーーーって感じの攻めの…

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