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丸木文華 笠井あゆみ
くだほし
ネタバレ
孤独な二人が恋を知り、欲を知り、愛を知る。 鬼として生まれた攻めと、鬼子として育ち鬼にされた受け。 愛とは何か、美醜とは何か、鬼と人とは何か、 様々なことを考えさせられました。 共に暮らし始めた二人は必然的に惹かれる合うんですが、人の温もりや優しさを知らなかった二人が、互いを好いて、熱を求め合い、もっと触れたいと体を重ねるのが純愛以外の何ものでもなく。 こんな序盤で想いが通じた上での…
ひみた
読後の全力疾走感… 「鬼子の夢」「義父」「ふたご」など、濃厚な世界観とエロと簡潔なタイトルの丸木作品、読み終えるたびにこれ以上濃い作品は無いのではないかと思うのですがまたしても夢中になれる(個人的なツボも含め)作品が読めて感激と興奮です。 初対面のときの、“胸の底に溜まるような品のある甘い香り”という表現が素敵です。 友哉がどこから見ても完璧に好みの絢斗に一目惚れして、今まで積み上げた「…
丸木文華
丸木先生のkindle unlimited作品 うーん、既読の作品と違いハマりませんでした。今まで読んだお話は設定の説得力が強い分読みやすく盛り上がったのですが、この度は地味な教師の内面を掘り下げた作品でした。 ぐだぐだ悩む人間は嫌いではないのです。でも毎夜弟が部屋に忍び込む、悪夢を見るってのが嫌なら鍵でも何でも対策あるでしょう。脅されているわけでもないんですから。本当は弟が好きで求められるの…
「鬼子の夢」が鬼(神)だったので早速丸木先生の他の作品をkindle unlimitedで。 文体や会話の端々の雰囲気が違うのに驚きました。簡潔で男らしいと言いますか。 「鬼子の夢」が下から突き上げるような激しい純愛とエロスであるならば、今作は声を殺してじわじわ追い詰める純愛とエロスという感じでした。 思いを通わせたのは宿でも、家族と住む家で毎夜ひっそりと部屋を訪ね音と声を出さぬよう抱き合う…
自分でも驚くほどもの凄い速度で読破しました。 丸木先生の作品は、世界観のつくりだけでなく物事の因果や説得力がしっかりしていてどっぷりと浸かれ読み応えが半端ないです。想像しやすいので読むのが遅い私には助かります。 物語は15の与六が、殿の玩具に売られる前夜森に逃げるところから始ります。その掴みからしてグッときました。 助けてくれた佐助と徐々に思いを交わし超濃密になっていくのも、そこから酷い…
碧雲
猛将・平蔵x屋敷で働く凛 (凛=凛太郎は美貌の少年忍者、くノ一の修練も受けている) titleと笠井あゆみさんの表紙が凄く淫靡だけど、中身はまともな純愛物語。 鬼子と同じでこれも岡山県が舞台。 著者ブログによると「戦国時代が舞台の命をかけた恋愛」武将と忍者の純愛(https://bit.ly/2HMDgTJ) もう一つ、戦国ものがあって「情恋~乱世の蜜華~」こちらは、殿x殿。東北。 …
丸木文華 みずかねりょう
lis915
丸木先生の作品結構読ませて頂いているのですがこの作品が一番好きかもしれないです、、 洗脳やサイコパスが好きな人はハマると思います。 長々と書くと内容に触れてしまい読む前に予備知識が増えてしまうと思うので簡潔に感想を書きます。この作品はまっさらな状態で読んだ方が絶対楽しめると思います、、 なので皆さんが気にされてるところだけ、、 エロは丸木先生の作品の中ではそんなに激しくはないです!でも洗脳…
丸木文華 サマミヤアカザ
日光が苦手で生き血を吸う主と血の契り(これがホントの契兄弟?) 奇妙な主の三男に仕える事になった慎三郎、 若君は、夜行性、日光に当たると萎れる 動物の生き血を吸うと元気になっちゃう 美貌に惑わされて、狂ってしまう近習たち ・・・戦国版吸血鬼のお話で、主従の恋愛。 若様は、城内の人事をきっちり把握しているし、統治について意見を持っている。 こんなに聡明で美貌の若様なら、主従…
鬼子と呼ばれ、生みの親にも村人にも凌辱されて育った美貌の与六 山で隠遁して暮らす佐助は、生まれた時から鬼。母に匿われて育つが、母を村人に殺された時、鬼の力が全覚醒する。 与六は山で佐助に救助される。二人は番になって寄り添って生きていく。 面白かった! 昔物語風のBLです。著者は、ゲームのシナリオライターもされているせいか、辿っていきやすい構成でした。 鬼同志の情交は濃くて花丸black…
丸木文華 門地かおり
momo5
10月4日は天使の日、と耳にして思わず再読。 未読の方、特に丸木先生の作品を初めて読む!という方には是非、ネタバレ、予備知識なしで挑んで頂きたい作品です。(有名な作品、有名な作者様という事は重々承知の上で念の為。) 丸木先生の独特の、陰鬱と言いますか仄暗いと言いますか…その世界観がたまりません。 本編「mother」 ショートで「child」が入っております。 motherは真治…