旭炬さんのレビュー一覧

後宮秘夜~覇帝と双花の寵妃~ 小説

藤森ちひろ  旭炬 

面白かった!

両性具有というBLでもあまり多くは見かけない設定ながら、それをうまく活かした攻め合いがとても濃厚で楽しめました。
えっちシーンの描写がとても上手く、読み応えがあっていい作品だと思います。
最初は敵対するもの同士だったけれど、徐々に距離が縮まっていくまでの流れが無理なく自然で、違和感なく最後まで読めました。

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恋する座敷系男子 小説

玄上八絹  旭炬 

ほのぼの作品

まず表紙から美しさがあふれ出しています。
作者様、絵師様、そしてこの本の制作に関わって下さった皆様、ありがとうございます。

「座敷系男子」であるノト(攻めさん)のビジュアルがとてもよいですね・・・
黒髪・長髪でお顔も美しい。
和服も身につけておられますね・・・
私の好みのど真ん中です。
なんということでしょう、素晴らしいですね・・・

こちらの物語に登場するノト(攻めさん)は、…

1

後宮秘夜~覇帝と双花の寵妃~ 小説

藤森ちひろ  旭炬 

う~ん、身体の秘密設定はなくても良かったかな…

2017年刊。
この電子書籍版ではあとがきとガッシュ文庫恒例・レーターさんの巻末イラストも掲載されていた。

次々に周辺国を攻め落としていく中原の大国・耀の皇帝・貴奨(きしょう)と、彼に攻め落とされた華国の皇子・雪霞(せっか)。
貴奨に捕らえられた時、雪霞は亡き姉・春月の身代わりに女装していたのだが、貴奨の勘の鋭さから性別を偽っているのがばれてしまう。
更にひた隠しにしてきた性の秘密も暴…

2

天使は夜に穢される 小説

雪代鞠絵  旭炬 

セイ!マイ!ネーム!

2004年に出版されたノベルズを改題・改稿し2014年に出版された本作。
本編「天使は夜に穢される」とショート「Un petit cadeau」

お話について(叶×佐智)
途中で何度かあまりにひどい攻めに憎しみを覚えるほどでしたが、個人的にはかなり好みの作品でした。
教会の養い子である佐智は、美術商である叶に誘拐されます。…叶の「死んだ」恋人に似ているというだけの理由で。
そして、佐…

1

パパは極道!ベイビーギャング 小説

旭炬  藍川せりか 

軽めのハッピーエンドBL

 保育園で住み込みの保育士をしていた純也は、急な閉園のために仕事も住む場所も失ってしまう。
 そんな純也を拾ったのは、ヤクザの若頭の九条。
 九条から、以前保育園に通っていた異母弟のベビーシッターとしてスカウトされて、一緒に暮らすことに……

 という人のいい一般人男性(ちょっと世間知らず)が、ヤクザと生活することになり、その意外な誠実さに惹かれるという王道なお話。

 テンションも高…

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天使は夜に穢される 小説

雪代鞠絵  旭炬 

攻めのサイコパスみが怖かった…

サイコパスな攻め×自我を壊される受け
という風にしか読めなかったです(;´Д`)

あらすじから身代わりから始まる恋を期待して手に取ったので
まさかまさかサイコパスホラーが潜んでるとは思いもよらず…ですよ(;ω;)

とはいえ物語として綺麗にまとめられてたのは流石だなーと思います。
美談にするには疑問点を感じる部分は多少なりともあるけれど、
旧題の「サンクチュアリ」が示すとおり、世…

3

執事と二人目の主人 小説

不住水まうす  旭炬 

ヤ、ヤンデレだ~ヤンデレ攻めが来たぞ~!!

本人(攻)否定するでしょうが、充分病んでますよな…。
受けもそれなりに病み要素あるんですけど、攻めのあまりの斜め上のはじけっぷりに、成長して(せざるを得なかったというか)精神的に大人になってしまいましたwこれも執事(攻)のおかげなのだろうか?
途中、ここまで来るとギャグじゃ…?と思われる程の展開を見せますが、何とか収束。

攻めの性格や行動に一貫性があるように見えないので、読む人によっては…

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後宮秘夜~覇帝と双花の寵妃~ 小説

藤森ちひろ  旭炬 

中華後宮ファンタジー!

こういう敵×敵カプだと、あっさり攻めに落ちるのもつまらないし、かといったいつまでも意地張ってるのもつまらない。難しいところだと思うのですが。
本作は、なんとなく見え隠れする攻めの心情にニヤニヤしてるうちに受けが落ちていた。そんな感じでした。
違和感がなくて逆にびっくり。
攻めの、日頃の冷酷さ&恋愛に不器用な感じもよかったです。

中華後宮ファンタジーだけれども、受けは特に大立ち回…

8

皇帝花嫁 小説

伊郷ルウ  旭炬 

地雷なしの受け溺愛好きには良いかも

中華風ファンタジーものが好きなので購入しました。
……がしかし、攻めに妻子ありだと知らず、地雷でした……。
しかも子供と歳近いくらいの受けに欲情とかちょっと私には無理でした。
最後までフワッフワした平和な溺愛ものでした。
世界観設定が好きなだけに残念。

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執事と二人目の主人 小説

不住水まうす  旭炬 

盲目執事

ぼっちゃんと、ド真面目執事のお話。

祖父の執事だった津々倉は、祖父が亡くなり抜け殻のように。しかし、樹のところへ押しかけ執事にくる。最初は反発していた樹も、至れり尽くせりされているうちにほだされ。。

なのですが、この執事が実は父の差し金で、ゲイという性癖をあばくためにずっと騙されていた、というまさかの展開。
ここからハッピーエンドに持って行くのに二転三転あるのですが、ちょっと色々無理…

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