サマミヤアカザさんのレビュー一覧

青龍の虜 小説

つばき深玲  サマミヤアカザ 

嘘から出たまこと

先日読んだ新刊が面白かったので、つばきさんの他の作品も読みたくなって手に取りました。幻の宝石・アレキサンドライトを巡って、嘘から始まるラブストーリーです。

最初から登場する、親の権力を振りかざして受けに酷いことをする男・和臣が苦手すぎるタイプで読み進めるのが辛かったのですが、この人が攻めじゃないと分かって本当に安堵しました。
受けになる名波は、和臣の父親に両親亡き後、妹共々世話になった恩が…

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白薔薇は純潔を捧ぐ 小説

雪代鞠絵  サマミヤアカザ 

激甘王子様

雪代さんは初読みで、内容も知らずに手にしたのですが。

あっっっっまぁーーーーーーーーいっ (*≧∇≦)pキャー

冬馬(攻)が甘いよ。王子様甘いよぉう。甘すぎるぅぅ。
読んででキャーって顔を覆ってニヨニヨしたくなるくらい甘いっす。
こんなに王子様で甘ったるい攻めは初めて見たョ!!!(嬉)

お話としては不幸な境遇から王子様に救いだされる
身分差王道のシンデレララブストーリーです…

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いつか甘く融ける恋 小説

淡路水  サマミヤアカザ 

何かがすっきりしないけれど。

小説は、冒頭が肝心であると思う。
最初の数ページで乗れなければ、読み進めるのも億劫になる。
正直、電子版30ページ読み進めるのさえ少々難儀でした。

物語の構成も設定も悪くないのだけれど、わざわざ難しいく書いている感が否めず。
そんなところ難しくなくていいからもっとシンプルに進めてと何度も思いながら読み進める感じでした。
ただ、双方の心の動きとかその設定は面白いので、後半になるにつれて…

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獣王子と忠誠の騎士 小説

宮緒葵  サマミヤアカザ 

BLしてないところで萌えました

相性どうかなぁ……と一抹の不安を抱きながら読んだんですが、やっぱり宮緒さんとは相性が悪いようです。
ファンタジーが好きなのですがBL界での需要っていまいちなので、ファンタジーと知ると、地雷かもしれないと思いつつ買ってしまう。

で、今回も宮緒さんお得意の犬ネタでしたが、前回、前々回に比べたらマシ、というくらいで個人的に攻に好感が持てない。
受の設定や世界観が魅力的だっただけに、その点が非常…

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いつか甘く融ける恋 小説

淡路水  サマミヤアカザ 

甘くも苦くもなるチョコレート

小説読書月間2冊目の本です。
相変わらず電車の中で読みましたが、この本は挿絵でドキドキするようなページが少なかったので割と安心して読めました(笑)
サマミヤアカザ先生の綺麗で繊細な絵は内容にも合っていたと思います。

さて、内容のほうですが、

メインの二人、攻め・嘉瀬と受け・一海のちょっと甘いようなふわふわした関係はいいんだけど、どうにもいじめが鬱陶しいなぁ…というのが正直な印象です…

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白薔薇王子~意地悪従者と淫らな呪い~ 小説

神香うらら  サマミヤアカザ 

ちくび。


いやぁ、王子様が乳首のことでお悩みになるというのは萌えますなぁ。
魔女も良い仕事をしてくれた。
ちくびにアレをかけてもらわなければ疼きは治らない、なんてね。

最後に、散々ちくびの疼きで悩まされていた王子だけど、魔女にあっけなく「一回だけ精液をかければ治った」といわれたのが面白かったです。ランスロットが好きで、途中からはランスロット相手に欲情していたなんて、王子可愛かった。

0

神獣と騎士 小説

杉原理生  サマミヤアカザ 

心踊る設定なれど……

異世界ファンタジー。

高校生の類は、古の時代から伝わる『神代記』を護る一族の末裔、
祖母の死によって類は継承者となり……

お相手は、継承者に仕える神獣の騎士、麗しのクイン。
唯一無二のパートナーの二人、
類が呼べばいつでもクインは現れ、共に危険や敵に立ち向かう……


かなり厚めの本で、作り込んだ設定ではあるのだが
説明調が多くて、正直世界観に入り込むのに時間がかかった。…

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いつか甘く融ける恋 小説

淡路水  サマミヤアカザ 

年上敬語攻め×る頑張りやの受け

大学の研究室を舞台に、周りの嫌がらせや忙しさにも負けずに頑張る主人公。まさにドラマの主役のような健気がツボでした。

攻めの嘉瀬は新しく配属されたアシスタントで、この嘉瀬が一海を支えになり、全面的に力になってくれるのでそんなに重いお話ではありません。とちらかというとあまあまで安心できるお話です。

怒涛の展開というわけでなく、ストーリー自体はコンパクトにまとまっていて、読みやすいです。さら…

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ぴくぴくお使い狐、幸せになります 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

小夏の綺麗な心に、涙が…

神社の狛狐、小夏は神様のお使い狐として村の人々に幸せを届けていました。ある日人間に撃たれ、危うく殺されそうになったところを、子爵家の御曹司である倫仁に助けられます。

神社がダムに沈むことになり、自分の寿命を知った子夏は、最後に倫仁を幸せにしたいと悪狐と取引をします。期間限定で人間になった小夏は、倫仁の側で桜が散るまでの間、今まで知らなかったことや感じたことのなかった気持ちを知っていきます。

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神獣と騎士 小説

杉原理生  サマミヤアカザ 

異世界の物語のプロローグ?

杉原理生さんのファンタジー大好きです♡
独特な世界観が今回も余すところなく繰り広げられています。

母が行方知れずとなり、父親も失踪してしまってから四年
弟の由羽と類(受)は叔父の家に引き取られて暮らしていました。

昔から、自分の居場所にしっくりこない違和感を感じ、誰にも伝えられない孤独感を抱えていたせいか、類には空想上の友人がいました。
クイン(攻)ー 類が夢の中で創り出した守…

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