サマミヤアカザさんのレビュー一覧

やんごとなきオメガの婚姻 小説

遠野春日  サマミヤアカザ 

メモ

あとがきから。
「やんごとなきオメガの婚姻」は、
雑誌に掲載した旧題「高貴なオメガは頑健なアルファを恋う」を題名を変えて書下ろしを追加したもの。
「高貴なオメガは頑健なアルファを恋う」の主人公たち;三宅祥久,25歳,x仁礼雅純,17歳;の二人のその後についての書き下ろしを追加して、題名を改めてまとめたもの。

「愛しき年上のオメガ」は、先に発刊されてはいるけれど、三宅祥久x 仁礼雅純の子…

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大奥恋情絵巻~夜桜恋し~ 小説

吉田珠姫  サマミヤアカザ 

面白かった

読み手によって好き嫌いあるようですが、
私は、面白かった、楽しんで読めました。なによりテンポが良いです。
昔の娯楽番組の時代劇調で、円満解決していくのでスカッとします。

空想世界の将軍を取り巻く大奥の陰謀物語なので、なんでもありっていうのも良かった。
将軍の御台所、正室に男性が入ってしまうと言うのも斬新。
紅緒は女子より美しくて、舞も謡もなんでもこなせて、剣術の腕も良い、ツンデレが可…

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吉原春情絵巻~恋に命を捧げまし~ 小説

吉田珠姫  サマミヤアカザ 

「太夫」は男性の称号

仇討ち物語。
名前が父親を探す手がかり、「紅緒」の「紅」糸と工。
ナント!主人公に懸想して、養父に詰め腹切らせた仇が、実父。因果な物語です。

お話の詳しい粗筋は他のレビューにあるので割愛。

この作品で得た収穫は、「太夫」について。
作品中に左源太が「冠付の太夫は、本来は男」と言う台詞があったので、驚いたのですが、調べたらホントだった。
著者の資料調べ、深いですね。勉強になったー…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

伊勢原さんらしい

タイトル通り、このお話の受け様はたんぽぽです。
それも一株だけ咲いているたんぽぽなんですね。
このたんぽぽと心を通わせて親友になった者たちがいるのですけれど、彼らは全て短命。そういう運命の下に生まれて来ています。で「生まれ変わってまた会おう」が繰り返されます。

好きな相手の為に出来る限りのことをする。
好きな相手の為に自分の持っているものをすべて捧げる。
だってそれが幸せだから。

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君はしあわせの黄色い花 コミコミスタジオ限定特典小冊子 運命の人をさがして グッズ

この2人の出会い。

こちら、本編前のお話になります。

攻め様である礼央視点。

前世の記憶がある礼央は、たんぽぽに会える日を信じて探し回って来た。
就職は、たんぽぽが咲いていた広場であり、自分とたんぽぽが出会って日々を過ごしてきた広場のある町に決める。
いつかたんぽぽが訪れるのを信じて。

そんな日々の中、今日も広場を訪れた礼央は、そこでいきなり声をかけられる。
スズメの口調で話しかけられ、慌てて…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

優しいおとぎ話。

あったかくて優しいまさにおとぎ話みたいなお話でした。

まずは、たんぽぽとミツバチとして出会う2人。
その後、ミツバチは犬として生まれ変わりたんぽぽと出会い直す。
犬が短命だと知ったたんぽぽは一心にお祈りをする。

まずここで、犬のレオとたんぽぽの別れに早くも涙(T_T)
そして、この感じだと短命なのは攻め様だよな‥と。


舞台は変わって今へと。


受け様は、長く入院…

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花嫁代行、承ります! 小説

榛名悠  サマミヤアカザ 

博臣に泣ける

初読みの作家さんです。面白かった!

まさかの同級生再会ものですね。

もう博臣の一途さに泣けます。
高校時代の思い出をいつまでも大切に大切に宝物にして。
奏多にあんなにこっぴどく振られたのに、それでも想い続けて。

ひょんなことから12年ぶりに再会して、そこからは博臣の押せ押せですね。
奏多も28歳の今になれば色々人生経験も積んで、博臣の告白をあんな形ではねつけた自分を反省する…

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君はしあわせの黄色い花 コミコミスタジオ特典SSカード 午後7時15分 グッズ

矢上の密かな楽しみ

本品は『君はしあわせの黄色い花』のコミコミ特典の
イラストカードで表面は文庫カバーイラスト、
裏面に番外SSを掲載しています。

SSは本編後のある日の夕食の出来事です。

矢上と志信の夕飯の時間は
大体いつも同じで7時から7時半の間です。

矢上が残業だったり、
志信が忙しかったりする日を除き
ほとんど毎夜雑談しながら一緒に食べますが

矢上は志信が夕食の途中で手を止め…

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君はしあわせの黄色い花 コミコミスタジオ限定特典小冊子 運命の人をさがして グッズ

繋がる縁を信じて

本品は『君はしあわせの黄色い花』のコミコミ特典小冊子です。

矢上が大好きな人を探す本編前日譚になります。

矢上は物心ついた時から前世の記憶がありました。
覚えているのはミツバチの時から
その後は野犬、その後は飼い犬でした。

前世の矢上には親友であり
胸ときめかせる初恋の相手でもある
大切な相手がいました。

ミツバチの時に口は悪いが気のいいスズメに
紹介してもらって…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

誰よりも大切な貴方のために

今回は受様の従兄の後輩と難病で入院中の青年のお話です。

受様が攻様と出会う事で2人で歩む未来という希望を掴むまでと
恋人になってからの後日談続編を収録。

受様は中学の時に体調不良で受けた検診で
呼吸器けての難病が見つかります。
その難病は現代の医学では治療法がない病で
両親は受様が成人式を迎えられないだろうと言われます。

受様は入退院を繰り返しながら根気よく治療を続けます…

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