サマミヤアカザさんのレビュー一覧

キバも劣情もこわくない ~過保護な獣のいる暮らし~ 小説

滝沢晴  サマミヤアカザ 

異種族恋愛の壁に萌える(;///;)

『乳が出る受け』がどうかなぁ…と賭けな気分で読みましたが、
思ってた以上に王道で切なく甘くが楽しめました♪

個人的には『異種族』部分に着目して推したい!

異種族で捕食者と被食者の関係が萌えに萌えました。
好きなのに本能的に怖い、好きだから大切にしたいのに本能が…、とか異種族間における心と本能の狭間。
気持ちと身体がチグハグになっちゃう切なさが大好物なので、本作はギュンギュンしまし…

3

キバも劣情もこわくない ~過保護な獣のいる暮らし~ 小説

滝沢晴  サマミヤアカザ 

一途な想いが心に染みる

『初めまして、君の運命の番です』が大好きなので、本作も楽しみにしていました!
相変わらず文章は読みやすいし、キャラは可愛く、Hはエロくて大満足でした。

雄なのに乳が出るうさぎの獣人・ユハと、ホッキョクグマの獣人・マティアスとの異種間獣人ラブです。


神子として神に乳を捧げること強いられてきたユハ。
辛い日々の中、ユハ心の中にあるのは幼い頃の初恋。
その初恋相手・マティアスに再会…

5

俺の恋愛フラグがとんでもないことになってます! 小説

切江真琴  サマミヤアカザ 

ラッキースケベ

個人サイトが大のお気に入りの切江先生の商業作品。読むのは「恋のゴールが〜」に引き続き2冊目です。

絶対記憶を取り戻せるだろうな!とある種確信めいた気持ちが持てる明るい記憶喪失ものです。カッコいい〜の気持ち、分からないでもないぞ。

もともと大好きなのでかなりのひいき目なのですが、こちらは前半結構しんどかった…
大好きな切江先生の作品だからかろうじてラブコメが読めるって程度で商業小説は&…

2

キバも劣情もこわくない ~過保護な獣のいる暮らし~ 小説

滝沢晴  サマミヤアカザ 

王道の良さが生きている

初読みの作家さまでしたが、あらすじとサマミヤさんの表紙につられ手に取りました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





獣の遺伝子を持った人型の生き物=獣人が住まう世界が舞台。
雪の深い(あとがきで滝沢さんが「フィンランドを中心とした北欧が舞台」と書かれています)、そして信仰心の深い獣人たちが住まうその国の中にある小さな集落の、ウサギの獣人であるユハが主人公です。

9

やんごとなきオメガの婚姻 小説

遠野春日  サマミヤアカザ 

王道すぎて……

遠野さんのお上品そうな受け!だけにホイホイされましたが、ごめんなさい。
元々オメガにハマれない私が購入してはいけなかった…と読み始めてすぐにピンときてしまいました。

良くも悪くもよく見る典型的なオメガネタというのが一番の感想です。
それだけたくさん世にあふれているネタなので、唯一無二と思える物語に出会いたいと常々思っているのですが、新鮮味はありませんでした。

元から惹かれ合っていた…

2

狼王子とパン屋の花嫁 小説

釘宮つかさ  サマミヤアカザ 

溺愛好きさん寄っといで

ルサーク王国の首都の端にある小さな町・キリルには、町1番と評判の美味しいパン屋がある。

はーー、なんとも心地良い溺愛ものでした。
ちょっと上手くいきすぎている点や、かなり都合が良すぎるなと感じる部分や疑問点も、正直言ってそこそこあります。
あるのですが、それ以上に読んでいて少しも嫌な気持ちにならない、優しさに満ちた素敵なお話だなと。
釘宮先生のお話は読みやすくて良いですね。
ファンタ…

6

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

スパダリとジャイアン

大学の頃からの親友東元と、流れから30歳にして同居することになった透。
傍若無人な態度の透に従うタイプの東元だったが、一緒に住みだすと、より透を甘やかしてくれる存在に。気づけばずっと一緒にいたいと思うようになる。。。

おかえりと言ってくれる。美味しい料理を作ってくれる。わがままを許してくれる。
こんな環境に放り込まれたら、ずっと1人で良いと思っていた透は絆されるのは当たり前。
そんな折…

1

純白の少年は竜使いに娶られる 小説

水無月さらら  サマミヤアカザ 

孤独な王の秘密と義兄弟の愛

出だしから母似の美少年、ラシェルの出自の秘密の香がぷんぷんで、あらすじの筋を追いやすかったから、悩まないで読めました。 
★「ラシェルは母より王に似ている」・・と書いていたら、分かりやすすぎでしょう(爆笑)
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年老いた伯爵の後妻に入った王女は、身ごもっていた。
嫁ぎ先で伯爵の子として王女は男子を生むが、赤ん坊を抱こうとしない。
赤ん坊の名前は伯爵が「ラシェル」と命名。

伯爵が…

2

つがいはキッチンで愛を育む 小説

鳥舟あや  サマミヤアカザ 

甘々溺愛攻めが好きならお勧めしたい作品

獣人×人間のバディもの、かと思いましたがちょっと違いました。

二人の関係は、仕事の相棒でありながら政略結婚をし損ねた相手でもある。
そのうえお互い憎からず思っているみたいな…複雑なのです。
二人が付かず離れずのじれじれのまま6年同居しているところに飛び込んできたちびっ子のお守りというお仕事、というところから物語の始まり二人の関係も動いていきます。

受けが健気で不憫な生い立ち、けれど…

1

小説の登場人物と恋は成立するか? 小説

水原とほる  サマミヤアカザ 

意外に受けの性格がつかみにくい

優秀な研究者でビジュアルも麗しく、ファッションや日常生活も丁寧系で
文才もあって、陶芸にも手を出しちゃう趣味人で、だけど友達少なめって、むしろ孤高じゃん?
単4電池とか陶芸展の件とか、全て鈍感で片付けるんじゃない、お前はもっと出来る子のはずだ、と思ってしまう。
性格はともかく表面上は出来る男のカズと、これまた嫌味なくらいの釣り書きができそうな攻め様で、むしろ萌えは生まれなかった。

そし…

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