サマミヤアカザさんのレビュー一覧

そらの誉れは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

そらの逞しい成長に感動しました

今回は前半が『そらの初陣編』で、後半が『高虎の一国一城の主編』です。

大国を相手に連合しての戦で膠着状態となったとき、そらの自然の理を読む力を期待して戦場へ赴くこととなりました。
当然のように過保護な旦那さまは大反対。けれどそこはそらの辛抱強い説得に最後に負けるのは旦那さまということです。
はじめ侮蔑混じりの反感を感じて臆していたそらが自分の立場や責任を自覚し成長していく姿が頼もしかった…

1

獣によりて獣と化す 小説

水樹ミア  サマミヤアカザ 

私の四つ耳

表紙買い。前半攻めにぷんぷん怒ってしまって「読めない!」と思いましたが、後半盛り返し萌2という感じでしたので萌にしました。すれ違いでツライのは大丈夫!という方でしたら良いのでは。二段組の本編240Pほど+あとがき。

8才の時に母を亡くし、神官のアルドに引き取られたユノ。15才の頃にアルドへの恋心に気付いたものの、アルドは亡くなったユノの母が好きだったらしいと知り、早く独り立ちしたいと神学校へ…

2

君はしあわせの黄色い花 コミコミスタジオ特典SSカード 午後7時15分 グッズ

志信ったらw

本編の「君は愛しい運命の人」でも、とても幸せそうな2人でした。

こちらのSSカードは礼央視点の後日談です。
2人の健康で幸せそうな様子に安心しました。礼央の仕事も順調のようで、2人の日常の一コマが書かれています。

いやあ、礼央が志信を良く見ているなあと思いました。どんだけ好きなのかは嫌と言うほど知ってますけどね。www

志信が礼央に貰った誕生日プレゼントの時計を大事にしているの…

0

君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

残酷で優しいお伽話

こちらの作品はあらすじを読んで姐さん方のレビューを拝見して、涙もろい私は読む覚悟をするまでとても時間が掛かりました。

結果的にはハッピーエンドで大円満なんです。
でもね冒頭のたんぽぽの話から泣かされました。号泣じゃなくポロリなんです。必ずまた会えると分かってても泣いてしまうんです。そこが先生の狙いなんでしょうね。


そして人間になってからは志信視点なんですが、矢上の言動で志信が何者…

3

やんごとなきオメガの婚姻 小説

遠野春日  サマミヤアカザ 

メモ

あとがきから。
「やんごとなきオメガの婚姻」は、
雑誌に掲載した旧題「高貴なオメガは頑健なアルファを恋う」を題名を変えて書下ろしを追加したもの。
「高貴なオメガは頑健なアルファを恋う」の主人公たち;三宅祥久,25歳,x仁礼雅純,17歳;の二人のその後についての書き下ろしを追加して、題名を改めてまとめたもの。

「愛しき年上のオメガ」は、先に発刊されてはいるけれど、三宅祥久x 仁礼雅純の子…

2

大奥恋情絵巻~夜桜恋し~ 小説

吉田珠姫  サマミヤアカザ 

面白かった

読み手によって好き嫌いあるようですが、
私は、面白かった、楽しんで読めました。なによりテンポが良いです。
昔の娯楽番組の時代劇調で、円満解決していくのでスカッとします。

空想世界の将軍を取り巻く大奥の陰謀物語なので、なんでもありっていうのも良かった。
将軍の御台所、正室に男性が入ってしまうと言うのも斬新。
紅緒は女子より美しくて、舞も謡もなんでもこなせて、剣術の腕も良い、ツンデレが可…

0

吉原春情絵巻~恋に命を捧げまし~ 小説

吉田珠姫  サマミヤアカザ 

「太夫」は男性の称号

仇討ち物語。
名前が父親を探す手がかり、「紅緒」の「紅」糸と工。
ナント!主人公に懸想して、養父に詰め腹切らせた仇が、実父。因果な物語です。

お話の詳しい粗筋は他のレビューにあるので割愛。

この作品で得た収穫は、「太夫」について。
作品中に左源太が「冠付の太夫は、本来は男」と言う台詞があったので、驚いたのですが、調べたらホントだった。
著者の資料調べ、深いですね。勉強になったー…

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君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

伊勢原さんらしい

タイトル通り、このお話の受け様はたんぽぽです。
それも一株だけ咲いているたんぽぽなんですね。
このたんぽぽと心を通わせて親友になった者たちがいるのですけれど、彼らは全て短命。そういう運命の下に生まれて来ています。で「生まれ変わってまた会おう」が繰り返されます。

好きな相手の為に出来る限りのことをする。
好きな相手の為に自分の持っているものをすべて捧げる。
だってそれが幸せだから。

5

君はしあわせの黄色い花 コミコミスタジオ限定特典小冊子 運命の人をさがして グッズ

この2人の出会い。

こちら、本編前のお話になります。

攻め様である礼央視点。

前世の記憶がある礼央は、たんぽぽに会える日を信じて探し回って来た。
就職は、たんぽぽが咲いていた広場であり、自分とたんぽぽが出会って日々を過ごしてきた広場のある町に決める。
いつかたんぽぽが訪れるのを信じて。

そんな日々の中、今日も広場を訪れた礼央は、そこでいきなり声をかけられる。
スズメの口調で話しかけられ、慌てて…

2

君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

優しいおとぎ話。

あったかくて優しいまさにおとぎ話みたいなお話でした。

まずは、たんぽぽとミツバチとして出会う2人。
その後、ミツバチは犬として生まれ変わりたんぽぽと出会い直す。
犬が短命だと知ったたんぽぽは一心にお祈りをする。

まずここで、犬のレオとたんぽぽの別れに早くも涙(T_T)
そして、この感じだと短命なのは攻め様だよな‥と。


舞台は変わって今へと。


受け様は、長く入院…

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