サマミヤアカザさんのレビュー一覧

君はしあわせの黄色い花 小説

伊勢原ささら  サマミヤアカザ 

ファンタジーとはいっても

子供用のポーチを、大学生の男が可愛いから欲しいなんて言いますかね。好きな人が制作したとは言え。
病弱な青年を遠方に一人で入院なんて両親が普通にしてられますかね…?
飼っている犬が散歩中毎日たんぽぽに擦り寄ってても、毎日写真撮って彼氏に送りますかね?彼氏もよほど犬好きだな。

たんぽぽが前世の主人公なんて面白い設定だなと思い読みましたが、あまり好みの展開ではありませんでした。
たんぽぽと犬…

4

王子様は甘やかしたがり 小説

櫛野ゆい  サマミヤアカザ 

可愛さにメロメロ♡

王道のシンデレラストーリー、甘々で最高に可愛かった♡ 孤児院で育ったたまは容姿や何度も幸せを逃した事で自己肯定感が低い。けど前向きで頑張り屋さん。清掃係として働くホテルでローランドに出会い、褒めてたま自身を認めてくれた事は大きな経験になったと思う。好きだけど自信がないたまに、素直な想いを伝えるローランドは素敵。それでも信じきれないたまが切なかった。事件に巻き込まれ、やっと心が通じた時は嬉しかった。…

1

隣の狗人の秘密 小説

成瀬かの  サマミヤアカザ 

ガッツリファンタジー

・Good
 設定が凝っていて面白い。
 感情がすべて耳と尻尾に表れる。
 紅介に会うと尻尾ブンブン。友達といるところを見ただけで、尻尾と耳がへにゃっとなる。
 紅介は誘惑ビッチ。ジャックはヘタレ童貞ワンコ。
 紅介がジャックに、待て、ハウスとか犬扱い。

・BAD
 紅介がもう恋愛しないと決めた理由が微妙に納得できない。
 コーディーの子供のセリフ要らない。

0

ドッグカフェで幸せおうち生活 小説

金坂理衣子  サマミヤアカザ 

ほっこり

 受けの渚は元々、社長(男)と付き合っていてその家に一緒に住んでいた。だが元彼が結婚するから出ていけ、と追い出された。
 社長の結婚相手の女が犬嫌いだから、犬も一緒に。無理なら保健所行きだ、と。その上クビにするという、労基行き案件。。元彼がクソ男すぎる!!!! 人間だけならまだしも犬もいるんだから、次の住処くらい用意しろ!
 あと渚の両親もクソすぎる。元父親の再婚相手なんて人間終了のゴミすぎて…

0

そらのいとしい旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

高虎、最高。

一冊目はお話としては嫌いじゃないけれど、どうやっても脳内ボイスがおしとやかなお姫様キャラ(自分の声よりも高めの)になってしまってNLを読んでる気持ちにしかなれないという壁があり、このシリーズの続きに手を出せなかったのだけど、久しぶりに一冊目を再読してみたら、脳内ボイスの呪縛が解けてた!脳内の空良が男の人の声になってた!
というわけで、二冊目買ってみました!

今回は「世継ぎ」」という問題が浮…

3

王室護衛官を拝命しました 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

色とりどりのいいオトコたちo((*^▽^*))o

BLとしてはもちろん、普通に陰謀渦巻く騎士団もののファンタジーとしても面白く読みました(≧▽≦)


長い戦いを経て、カルディア帝国からの独立を勝ち取った4カ国。
その独立国の中のスペンサー王国が舞台。

攻め様は、独立戦争で圧倒的な剣の腕とカリスマ性で武勲をあげた王子のディオン。

受け様は、ディオンの護衛官としてずっとそばにいて、生死を共にしてきたファンレイ。


今回、…

0

ヘヴンズトリガー ~黒と白の存在理由~(表題作 「白皙の騎士は小鳥を愛でる」) 小説

桐嶋リッカ  サマミヤアカザ 

表題のカップルがめちゃくちゃ好き

 クラウス(天使)x梓(悪魔)
 両者とも一目惚れ。梓がつんつんし過ぎず、クラウスを拒絶しすぎずとてもちょうど良い。
 と言っても程々に拒絶するんですが、罵倒して突き放す系のつっけんどん受けでは無いので可愛いです。

 便利屋をやってる梓。報酬を前払いで振り込まれて、クラウスの身辺調査や性的嗜好等のプライベートを調べてくれ――という拒否権なしの依頼を遂行する展開がとてもよかった……。

1

狼王子とパン屋の花嫁 小説

釘宮つかさ  サマミヤアカザ 

面白かった

獣人の王族が統治する国 ルサーク。
ルサークの王子、アレクセイが父王の代理で出かけた帰り道、荷馬車が森で止まっていた。
荷馬車の陰で美しい兄の亡骸を抱いて、美少女が泣いている。実は、それは美しい男子、ミハル。
兄のマリカを埋葬した後、ミハルはアレクセイの援助でルサーク国でパン屋を営む。

この後徐々に「実は・・」と、ミハルとアレクセイの秘密が明かされて行く。

ミハルの秘密について幾…

2

百年待てたら結婚します 小説

宮緒葵  サマミヤアカザ 

タイトルの「百年・・結婚」は誓約だった

あとがきを読んで、込み入った展開の訳が分かった
・・この作品は、二作のスピンオフのようなものだった。
 「悪食」・・死者が見えて会話ができる主人公
 「羽化」・・月の女神の謎解きはきっと続編に続くと思う。

古事記の「ヨミノヒラサカ」。 黄泉の食べ物「悪食」を食べたら、今世に戻れない。
その執筆中に沸いて出たテーマ、「黄泉の王」を取り出して別にまとめ作品なのだそうで、
ちょっと複雑な…

1

つがいは庭先で愛を拾う 小説

鳥舟あや  サマミヤアカザ 

光のヤンデレ

ケモミミ可愛いなあ、というところから手に取りました。
作中、耳や尻尾が動く描写が複数あり、ケモミミ好きとしては堪らない気持ちになります。

一番印象に残っているのは、攻めの受けに対する行動。
一見すれば受けを守るスパダリなんですが、やってることがヤンデレなんです...
ただ嫉妬渦巻くドロドロとした感情ではない。
攻めの元来の余裕や性格が、光のヤンデレとして効力を発揮しています。

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