サマミヤアカザさんのレビュー一覧

「天使の溺愛ベビーシッター」電子限定書き下ろしSS グッズ

心寂しい時。

桃弥目線のお話。

風邪を引いてしまった桃弥と桜弥。
心細くなってパパ、ママと思わず口に出してしまいそうになったけど
「マ…」と言い慌てて押しとどめます。

パパもママももういないことはわかってて、今は響の家にいるから
パパとママを呼んじゃだめだと思っている桃弥の心が切なかったです。

桃弥は呼ぶのを我慢しているのに横で「ママ…パパぁ…」と泣きながらグズる桜弥。
自分は我慢して…

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時をかける鍵 小説

水無月さらら  サマミヤアカザ 

17歳だった頃のトキオが好き。

タイムリープものです。

雷がきっかけで、12年前にタイムリープしてしまった良介は、俳優志望の少年・トキオと出会い二日間の時を過ごします。
そして仲良くなった矢先に、再び元の世界へ戻ってしまった良介は、トキオが交通事故で死んでしまってもうこの世にはいないことを知ってショックを受ける。

「会いたい人にどうやっても会えない」という切なさが詰まってて、そこがとてもいいんですよ。
この気持ち…

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天使の溺愛ベビーシッター 小説

小中大豆  サマミヤアカザ 

安心安全

溺愛モノが読みたい…と思って色々探していてこちらにいきつきました。

不幸が重なって家を失い、お金も底をつき倒れていた咲人。
そんな咲人の元に、天使のように可愛い双子の桜弥と桃弥が近寄ってきて
咲人は二人の保護者の響に保護されます。
そこからベビーシッターとして働くことになるのですがー…。

咲人の救済BLです…!!!!!!
でも、咲人だけじゃなくて、咲人の存在に桜弥と桃弥、響も救…

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銀の祝福が降る夜に 小説

宮本れん  サマミヤアカザ 

人狼ファンタジー

イラストが可愛いくて綺麗。

主人公は、父が銀毛の人狼、母は人間。
狼狩りで、父は死亡。母は、流行り病で死亡。
10才で天涯孤独になった主人公は、体力が落ちると耳と尾が出てしまう。

我儘な読者の感想なんですが、
小さな所であれれ??な所が有って、萌が燃え上がり切らないのが残念だった。

これは、担当の編集さんの詰めが甘かったのかもしれないし、
著者さん自身が書いていて、訳わか…

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きみに言えない秘密がある 小説

月村奎  サマミヤアカザ 

心が満たされると世界が明るくなる

主人公は顔しか取り柄がないと思ってる自己肯定感の低い人。確かに自分はこの恋しかなくて、そして叶うはずもないって考えてたら、周りに目も向かないし取り柄もない生活になりそう。
でもラテアートもホットケーキも上手だし、取り柄がないってこと、ないのにね。
蒼士と両想いになってから、視界が開けた感じになって、前向きな行動をとることが出来たのをみると、心が満たされるって大切なことなんだなと思った。
両想…

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アドレアの祝祭 ~聖獣王と幸運の番~ 小説

宮本れん  サマミヤアカザ 

愚図い健気のハラハラ展開

王道。
突然の暴風雨で、雨宿りした洞窟で出会った人は、運命の番だった。
両親を流行り病で亡くした、貧しい針子のアンリ。16才。自分にちっとも自信がない。
国王の息子のジークフリート。獣人、28才。

番外編同人誌が、kindleにある。http://u0u1.net/0I2D

一つ難を言うなら、アンリ、鈍くて愚図すぎて可愛くない。
「仮の番」のまま、アンリは「番」になることへ尻込…

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義弟の渇望 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

健気攻め

義兄弟、弟攻め。ビッチ受けです。

看護師だった受けの母親と、大総合病院を経営する攻めの父親が再婚して義兄弟になった二人。受けは連れ子な上、義父の意に沿わない進路を選んだため家族とは疎遠。しかし、理由はそれだけでなく、当時高校生だった義弟と冒した過ちにもあった…。

医師ものなのでお仕事描写もありますが、受けが被虐趣味のビッチなので、職場でヤッたり寝まくったりシモは乱れてます。しかも、珍し…

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運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

心地よい執着

読んでいくうちに、徐々に表面をおおっている膜がとれていくような、ちょっと不思議な気分になる作品でした。

”美人のジャイアン”と揶揄されている受さんですが、傍若無人に見せていて実はいいヤツという愛されキャラで、概ね可愛いです。”30歳になっても独身だったら一緒に住もう”と誓った仲良しグループが、いつしか、独身は受と攻だけになってしまい、”約束したからね”とばかりに同居生活をはじめる、、という、…

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そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

空良がますます成長。旦那様よりカッコイイ。

空良がどんどん成長している。
今回改めてシリーズの最初から読み返したけど、最初は名もなく不幸を不幸とも知らずに生きてきた「捨て」(最初は捨てという呼び名でした)。オドオドしていて食事もあまり食べない人でした。家臣たちは「騙された」と空良を処刑しようとしてましたよね。
次郎丸を助けたり、軍師として活躍したり。ここで、ただフレンドリーだと旦那様の伴侶としては足りないと気付きます。ここからの成長が著…

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王室護衛官を拝命しました 小説

水壬楓子  サマミヤアカザ 

王室護衛官シリーズ

架空の永世中立国「スペンサー王国」の王室護衛隊、通称「スカーレット」
王室護衛官シリーズは、今のところ3冊。

王室護衛官を拝命しました  2018/04/27
スカーレット・ナイン    2019/04/30
王室護衛官に欠かせない接待 2021/09/28

話題の2009年作の「スキャンダル」と比較したら、大人しい、
でもストーリー重視は、変わらない。

面白かった。

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