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7/55(合計:542件)
ARUKU
kurinn
ネタバレ
「猿喰山疑獄事件」を読んだ時の衝撃からARUKU先生は奇才の持ち主だと思っています。あの作品をもう一度読むことが出来ないでいるんですが、最近の作品は万人にも受け入れやすくなって来てると感じてます。 それはあくまでもARUKU先生自身の作品の中での比較であって、キラキラした描写の中に人間のエゴが醜く見え隠れしていて、時にドキリと胸を刺してくるんです。詩的な言葉の羅列のキラキラしたシーンと毒を持…
晃子
ARUKUさんの「ほんとは好きだ」「嫌い、大嫌い、愛してる。」「君の夢を見ている」が素晴らしかったし、レビューに「溺愛」の文字が並んでいたのもあり、読んでみました。 「マフィアの若旦那のような強引で俺様なスパダリ准教授医師x未知の病気に苦しむリーマン」 この攻めキャラ設定が絶妙にイイ・・・! 4話の表紙でさらに攻めメガネ! ただ、不満点: ①セリフが古の少女マンガっぽくて…
タテ
何冊かまとめてかったうち、ARUKU先生のは覚悟を決めて最後に手を付けました。 泣くから‥案の定泣きました。 痛い〜〜‥、そしてARUKU先生の描く女性は悪魔めいた方が多くて本当に怖いです。 学生時代の初恋。ささいな軽口がアウティングという凶器になって人を深く傷つける。片や以来心を閉ざし、不憫な生活をおくり、片や輝ける人生を送っていた二人が再会して物語が始まります。 攻めの天花寺の…
藻とカレー
天花寺が赦しを乞い反省していると言うけれどずっとドヤ顔なのはちょっと変わった人てことなんですよね。 五映はずっと口では天花寺を拒むけど心では好きだと言う。これをぐるぐるぐるぐる最後までやってる。正直読んでいて疲れました。 シュエニア語に愛の言葉がないように、五映もトラウマと自尊心の低さから愛の言葉を発することができない。 消えてしまう言語のシュエニア語と五映の自分に対する存在価値が重ねられて…
色彩豊かで美しいです。 本編はモノクロですが、果物、葉っぱ、青空、虹、花、虹羹、絵の具、夜空、月、炎、血…などの描写から多彩な色が見えてくる気がしました。 戦後、生き残った者同士が惹かれ、躊躇や葛藤ありながら少しずつ距離を縮めていく。 桃里が絵を描く楽しみと自立を両立させようとし、桃里を全面支援したい烏羽はそれを押さえられつつ力になろうとする。 そんな日常の中、豊かな庭で起こる不思議な…
うた視点でず〜っと続いて、ミャオには裏がないのか、これはスパダリなのか…と思っていたら最後にそうきましたかと。 いい裏切りでよかったです。 でもとにかくうたのモノローグのボリュームがすごい。 婚約者とミャオの間で揺れる揺れる。 親の借金のことがあるので自分さえ犠牲になればという気持ちはわかりますが。 それにしてもミャオ以外の現実がシビアすぎて、ミャオに走る以外ないやろとじりじり読者は思わ…
かいちゃん
ARUKU作品新作出てた~って本屋さんで見つけて即レジへ持っていったので、どんなお話かわからないままでした。POPなパステルカラーの美しい色彩が素晴らしいのです。 お話はちょっとキツメかな?アウティングのお話なんですよね~五映は、中学生の頃からその中性的な容姿で女の子みたいだ、ゲイだといじめられます本人は自分のことをゲイだと思ったことは、1度もないというのに理不尽 それを真に受けた天花寺が、高…
ARUKUさんの新刊「雨傘で凌げないほどの恋」が思ったより読みやすかったので、その反動(?)でずっと先延ばしにしていた鬼畜攻めと評判(?)の本作に手を出しました。 ってどんだけ鬱展開期待しとるんよw ってィェしてないですw 「嫌い、大嫌い、愛してる。」がギリOKどころか神作だったので、本作も大丈夫かな なんて。 (なんの自信?) 「反社っぽい謎の男x不憫なリーマン」による監禁ものBL…
昭和のドロドロ濃厚なメロドラマテイストで、ドクズの鬼畜の所業、不幸な境遇など醜悪なものをさんざん見せられての復讐、純愛、贖罪の流れに圧倒されました。 それまでの全てがフリになっていますね。 奏が不幸のスパイラルから復讐へ転化するところが爽快でしたし、それが愛へ変わるのは予想できたものの(ストックホルム症候群的な)まあフィクションだしと、おもしろく描かれているなと思いました。 何より最…
ARUKU コウキ。
これは細かいことを考えずに…と言いますか、余白部分を自分で補足しながら読めばいいのかなと思いました。 あるいは描かれていることをそのまままるっと受け入れて楽しむ作品ですかね。 予知夢をそんな大量に詳細に覚えているものなのかなと思ったんですが、がっつり予知能力者設定だった。 ユイが200数十歳まで生きるとはどういう世界線なのかと疑問を持ちましたが、23世紀では当たり前だということでした。 …