ARUKU さんのレビュー一覧

極東追憶博物館 コミック

ARUKU  

シリアス、ファンタジー、ラブコメ!!どれも秀逸の短編集

アルクさんは短編もいい!!良すぎて長編で読みたい、続きが気になる~、もっと膨らませて是非とも長編で読みたいよぅ、、そんな作品ばかりでした。
中でも表題作がツボに入りまくりで、短い話なのにウルっと。この話が好き過ぎるので神評価。

『極東追憶博物館』
博物館で働く天涯孤独な康夫の手に恋をしたグレゴリー。
グレゴリーに断りの手紙を書く康夫の気持ちが切ない。
一言自分が男だと言えばいいのに、…

10

極東追憶博物館 コミック

ARUKU  

まさに珠玉の短編集でした

シリアスからコメディまで、幅広く楽しめるお得な一冊です。
表紙の柔らかくどこか哀愁が漂う色合いが素敵だと思いました。
どの作品も私にとっては外れがなく面白かったのですが、
特に好きなのは表題作と『役に立たない人』『恋蜘蛛』です。

美しい「手」に恋をする男と、
その男に惹かれていく青年が描かれる表題作。
もう帰ることの出来ない祖国を思い、
寂しく暮らしていた青年の心を
温かく包ん…

5

極東追憶博物館 コミック

ARUKU  

やっぱり遥々アルクはイイ!

今回の短編集はどれも切なさを少し含みながらも、人を思う気持ちを紙の上に堕ちた水滴が広がっていくように染みわたらせる、ちょっとしたデザートのような話の数々です。
本当に、心を描くのが上手いです!

表題作
戦後、ロシアに組み込まれたウラジオストクに住む康夫は本土にいる家族と離れ離れになり、帰れない。
そして宛先不明で帰ってくるのに手紙を書き続けているさびしい人だと思う。
小さな博物館で顔…

8

極東追憶博物館 コミック

ARUKU  

ファンタジーからコメディまで、いろんな作風が味わえます

遥々アルクさんの短編集です!

『シュミジエ』
老舗シャツ専門店のシュミジエ(シャツ職人)・クロードは、他人の外見や性格には興味がない。
興味があるのは、人のスタイルだけ。
そして理想の体型であるグランベールに出会い、彼は密かに初恋を知るのだが…?!
他人に無関心なクロードが初めて恋を知った反応が可愛すぎます!
間違いなく萌えます!

『極東追憶博物館』
戦争により、極東の地に…

10

ビター×スイート コミック

ARUKU  

最初は食わず嫌いでした…^^;

評価の高い作品なので気にはなってたんですけど、私も絵が苦手なタイプだったので何となく敬遠してたんですね(苦笑
…が、先日古本屋で買おうかどうしようか悩んでたところ、別のお客さんが同じ本を手に取ったのを見て思わず(つられて)私も購入しちゃってました(笑
値段も格安だったし、最初は「失敗してもま、いっか」位のノリだったんですが……今はもう「嗚呼、買って良かった!!!」と心からそう思ってます!!きっか…

6

ビター×スイート コミック

ARUKU  

この世のすべてはおとぎ話のように 誰もが愛する王子様を夢見て 現在を精一杯生きている。

そういえば、おとぎ話の主人公は
いつだって王子様よりも、健気で我慢強くてたくましい。

遙々アルクさんの作品は
そんなおとぎ話でも読んでいる気分になります。

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『ビター×スイート』
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人付き合いが苦手な三日月くんと
キラキラした王子様のような村山。

8

ビター×スイート コミック

ARUKU  

布教せねば!!

只今アルクさんに夢中で短編やら集め中です。心を奪われました。
正直、最初は絵が、、というかデッサンおかしくないか?と思いつつアッという間にフォーリンラブ!ですよ。
好みとしては、『猿喰山疑獄事件』よりこちらのほうが好きかも。

表題作は正にビター×スイートな話。
恋というか生きることの切なさ、甘さ、苦さが詰ってる。
イケメン陽性村山×対人恐怖症三日月の恋の話。
村山に好かれた事がきっ…

11

猿喰山疑獄事件 コミック

ARUKU  

レビューは読むなっ、な作品かも。

こんな、すごい作家さんがいたとは!ジーザス!ジーザス!BLの神様、有難う!
正直、、まず本屋で手に取らない、癖のある絵柄。
ですが、読んでみて是非とも皆さんに勧めなきゃと、絵が苦手ってだけで読まないのはもったいない~!!

皆様おしゃられるように、これはレビューすんの難しい、、。レビューは読まないほうがいいんじゃないかな~?ってレビュっといてなんですが。
先入感持たずに読むのが一番いい。…

12

ビター×スイート コミック

ARUKU  

心理描写が絶妙

『猿喰山疑獄事件』を読んで衝撃を受けて
思わず買ってしまいました。。。

短編連作の表題作の他に3つの短編が入っていますが
どれも、ほのぼのとしていながらも
人間の心の本音と建前を鋭く風刺していて
なんとも不思議な読後感を残してくれました。
こういう感覚は、やはり『猿喰山~』と共通の部分かなぁ。

『ビター×スイート』は
人付き合いが苦手な寡黙な青年・三日月と
そんな彼をコー…

8

ビター×スイート コミック

ARUKU  

『猿喰山疑獄事件』よりこっちのほうがもっと好き

個人的には『猿喰山疑獄事件』よりもこの作品のほうが好きです。
心がほっこりと暖かくなって、ちょっと泣ける、そんな話。

表題作『ビター×スイート』
対人恐怖症の三日月が、彼に一目惚れした二枚目カメラマン・村山によって生まれ変わる…というのがざっくりとしたあらすじになりますが、
もうね、それだけでは収まりきらないんですよね。
もちろん三日月の成長物語や二人の恋愛を中心として話は進むのです…

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