ARUKU さんのレビュー一覧

画家と音楽家 コミック

  ARUKU  

音楽家と

評価の高い作家さんというのがココのサイトで十分わかってはいたのですが、絵的に読む気力がおきなかったというのが正直なところ
ありまして、これが初読みです。
読んでみると絵柄もそんなに気にならなくなるもんですな。
いまさらながらヾ(o´∀`o)
大まかな感想としては、抒情詩的?なんというか
始まりと終わりの境目がはっきりしない感じなのかなと思いました。
もちろん、これは作品として凄く面白く…

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画家と音楽家 コミック

  ARUKU  

物語の力

最初、絵を見て、あまりの硬さに、これはどうしようかと、、、

でも読み進むうちに、不覚にも涙腺決壊。

身分差や、障碍設定って「泣かせ所」だけで泣かされる訳じゃない。
もっと、物語全体が持っている力が、読んでいる私の感情も動かすのよ。
これで、この作品たちの絵が、もっとすんなりすっきりお上手できれいな絵だったら、逆に心に引っかからず、ふ~んで終わったかも。
マンガ家さんに、これは褒め…

3

虹色村のチロリ コミック

  ARUKU  

物語があります

ARUKUさんの以前のレビューでも書いたんですが、この作品も「物語」と表現すべきそんな作品。
自分は児童文学と絵本を心から愛して止まない人間なのですが、ARUKUさんの作品にはそれに似た匂いをふっとそこここに感じます。

独特の世界観は流石ARUKUさん、冒頭当たり前の田舎町の様でいて読進めて行く内にこの世界が広がって行く、土台がどんどん広がって最終的には丸く世界を取り巻く様なそんなイメージ…

4

ビター×スイート コミック

ARUKU  

涙出た…(つд⊂)

『ビター×スイート』
対人恐怖症の三日月(受け)と、彼に恋した村山(攻め)。
始め村山を無視し避けまくっていた三日月だったが、彼と知り合ってからどんどん彼は変わっていきます。
職場でも全く話さず嫌われていた三日月が、コーヒーショップの店長になる為に必死に頑張り成長していきます。
そんな彼に胸がキュンとなりました。
(*´∀`*)


『Cleaning-世界で一番小さいクリーニング…

4

虹色村のチロリ コミック

  ARUKU  

大人の童話

元々ARUKUさんのお話は、童話要素がたっぷり含まれたものであり、それが悲哀が濃いとか切なさがあふれているとか、いくらか心の物語としてその要素を薄めているのだけれど、今回のこのお話は童話全開!
未知の生物や植物、現代と古代の共存、そんな設定や登場があり、まさに童話の世界でした。
お話的には恋愛未満なんですが、色んな全てのものが対比されて表現されている点が、面白いと思わせるつくりでした。

5

黒猫亭雑記帳 コミック

ARUKU  

改名されたのですね

ペンネームが遙々アルクさんだったときからずっと好きな作家さんで、最近新刊でないな~と本屋に行くたびに落ち込んでいたのですが、作家あ行で偶然みつけてビックリしました!

今回は10編からなる短篇集ですね。
絵柄が独特で好みが分かれるかもしれませんが、この作家さんの感性は素晴らしいです。
時代背景、キャラ設定、セリフのチョイス…
ハイセンスで文学的。
たった数ページの短編でもその優れた感性…

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画家と音楽家 コミック

  ARUKU  

いろいろな意味で不覚…

遙々アルクさんから改名されて2冊目のコミックスです。この方の絵柄は地味というか、華やかではないので、新刊が出ていても気付かなかった…。先日、その近くにあった他の方の新刊買ったのに。
ただのラブストーリー傑作集ではないです。受がおとなしくて不幸なパターンが多いけれど、ハッピーエンド手前で終わると続きが気になって…! なんかね、終わりよければ全てよしではなく、ひとつひとつの出来事がドラマだよね。世の…

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黒猫亭雑記帳 コミック

ARUKU  

やっぱ好きだな~

帯『僕は、あなたの猫になりたい。』

遙々アルクさんがARUKUさんに改名されての初コミックス。
個人的には横文字に弱いので前のお名前の方が良かったな~とか思いつつ絵柄が特徴的なので平積で直ぐ分かりました。

カバー折り返しに「一度読んだらクセになる!」とあるんですが実に同感です。
独特の癖がある絵柄は決して万人受するタイプではないですが一度読んで好きになったらもっそいクセになる作家さ…

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画家と音楽家 コミック

  ARUKU  

ものがたりが、あります。

帯『「俺に教えてくれないか。世間のことを」「あなた、本当は王子様だろ』

アルクさん改名ARUKUさんの短編集。
独自の世界観の上に愛おしい人々を描いて行く様がほろりほろりと読み手の心に落ちてくる、そして時折心臓がぎゅっと掴まれそうになるそんな一冊。
ARUKUさんは凄くハマるかハマらないかの好みがぱっきり別れる作家さんなので是非一度読んで欲しいと思う作家さんの一人です。
絵に独特の癖が…

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黒猫亭雑記帳 コミック

ARUKU  

語られない思いにこそ惹かれるのです

本作は商業誌や同人誌の掲載作をまとめた短編集です。

表題作は大きな一軒家に住む経済学を教える助教授と
ひっそりと一人暮らしの水道局の検査管理員のお話。

流しの三味線弾きの母とともに旅をして育った受様は、
勤務先の水道局でも頭も悪く使えないと思われています。

ある日、受様は
アパートの裏で生まれたばかりの黒猫を見つけ
飼ってくれそうな家を探します。

やがて広い庭を持つ…

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