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49/55(合計:542件)
ARUKU
むつこ
嗚咽してしまいました。 美しくて、同時に痛い物語でした。 成功した金持ちの音楽家と、食べるものにも事欠く貧乏な画家。 でも音楽家はスランプに陥り他人を信用できず、幸せではない。画家のほうはそれとは対照的に、売れない絵を描きつつも幸福に生きている。 そんな二人が出会い、互いに影響されていきます。音楽家は画家に惚れ、画家のほうも音楽家を憎からず思うようになる。 シンプルな展開が待ち受けてるような気がし…
なんだろう、すごい危ういバランスの上で構成されてて、行き当たりばったりにストーリーが進んでいってるように見えるんだけど、読み終えれば実はすべてしっかり計算されてて、調和と整合性のある物語としてきっちり既決しているこのすごさ。 衝撃的な神作だった『猿喰山~』とはかなり傾向の違うお話でしたが、与えてもらった感動は同質のものだったという気がします。 表題作は、人から好かれることによって、そして人を好き…
あお
ネタバレ
お話の流れも判ってるし、ラストも判ってるんだけど ラスト3Pは、、、もうっっっ!! あああああああああっていうなんだかわからない心の叫びと 物語の終幕を迎えられた充実感でため息が出ます。 まあ、実際は涙が溢れそうになるのを堪えるのに必死なんですけど。。。 という訳で・・・ 何回目か判らないけど読み返してみました「猿喰山疑獄事件」 ついでに感想を書いてなかったので思ったことをちょっ…
雀影
ARUKUさんの作品、前作でも思ったけど、この作品も、物語として、とってもおもしろい。 舞台は、地球を遠く離れた植民星なんだけど、植民星だからこそ描ける、自然と一体になった農村の生活であり、童話的な世界であり、この辺の舞台設定の仕方がとってもうまい。 すごく上質なSF小説かファンタジーを読んだ気分。 もう、むしろ小説で読みたい。 正直言って、絵は、動きに乏しいし、華やかさもないけど…
fiona0109
短編の「cleaning」がとてもいいです。 このレビューを書くのに久しぶりに読み返して、また涙してしまいました。 こういうピュアな御伽噺のような、切ないお話、とても好きなんですけど泣けるんです・・・。宝物の中にしまっておきたいお話ですね。はぁ~(←泣いた後の脱力)。 表題作も、対人恐怖症とも言える三日月君が徐々に村山に心を開いていく描写が丁寧に描かれてると思います。(村山、よく頑張った…
この作者さんとは「ビター×スイート」が出会いで、このサイトのプロフィールによるとこの作品でブレイクしたとのことだったので、いつかこの作品を読んでみたいと思っていました。 ブレイクしたっというのに納得! 他の方も仰っているとおり、私もこの方の絵は決して好みではないのですが、ストーリーで読ませてくれます。 絵も、前作でもそうだったんですが、読んでいくと私はそれ程気にならなくなってきました(むしろ…
もこ
評価の高い作家さんというのがココのサイトで十分わかってはいたのですが、絵的に読む気力がおきなかったというのが正直なところ ありまして、これが初読みです。 読んでみると絵柄もそんなに気にならなくなるもんですな。 いまさらながらヾ(o´∀`o) 大まかな感想としては、抒情詩的?なんというか 始まりと終わりの境目がはっきりしない感じなのかなと思いました。 もちろん、これは作品として凄く面白く…
最初、絵を見て、あまりの硬さに、これはどうしようかと、、、 でも読み進むうちに、不覚にも涙腺決壊。 身分差や、障碍設定って「泣かせ所」だけで泣かされる訳じゃない。 もっと、物語全体が持っている力が、読んでいる私の感情も動かすのよ。 これで、この作品たちの絵が、もっとすんなりすっきりお上手できれいな絵だったら、逆に心に引っかからず、ふ~んで終わったかも。 マンガ家さんに、これは褒め…
クレタコ
ARUKUさんの以前のレビューでも書いたんですが、この作品も「物語」と表現すべきそんな作品。 自分は児童文学と絵本を心から愛して止まない人間なのですが、ARUKUさんの作品にはそれに似た匂いをふっとそこここに感じます。 独特の世界観は流石ARUKUさん、冒頭当たり前の田舎町の様でいて読進めて行く内にこの世界が広がって行く、土台がどんどん広がって最終的には丸く世界を取り巻く様なそんなイメージ…
芽生
『ビター×スイート』 対人恐怖症の三日月(受け)と、彼に恋した村山(攻め)。 始め村山を無視し避けまくっていた三日月だったが、彼と知り合ってからどんどん彼は変わっていきます。 職場でも全く話さず嫌われていた三日月が、コーヒーショップの店長になる為に必死に頑張り成長していきます。 そんな彼に胸がキュンとなりました。 (*´∀`*) 『Cleaning-世界で一番小さいクリーニング…