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47/55(合計:542件)
ARUKU
来花
短いお話しが沢山入っていたけれど、どれも本当に美しかったです。 アルクさんの絵が癖になってしまって魅力的に感じますし、 切ない雰囲気と少し変わっているけど可愛いキャラクター達に胸がキュンとしました。 中でも表題作が一番好きでした。 『手』から始まる恋。 ほんの一言言葉を交わせば、すぐに終わる恋。 でも、終わらせることができなくて、最後に取った行動には驚かされましたが とても綺麗に…
ありC
ネタバレ
チロリの質素な生活と、そして他人に対する慈悲深い態度を見ていると、 あの有名な詩の一節を思い出してしまいます。 略・・・ 一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆることを 自分を勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず 野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて 東に病気の子供あれば 行って看病してやり 西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い 南に死にそうな人あれば 行って…
最初に断っておくと、自分はどちらかというと乙女な受けは苦手です。 なのに、なぜだ!?なぜハスネはOKなのか!!??? 純情乙女な蓮根が可愛い~(*´∀`*) もしかすると蓮根が藤原に対して「男として嫉妬している」部分があったから良かったのかもしれません。あんなに非の打ち所のない完璧なイケメンだと、自分なんかとは比較しても無駄だと思うので普通は嫉妬の対象としては通り越すんですけど、蓮根は素直に(?…
お名前がいつの間にか改変されておられましたが、内容の良さは相変わらす良かったです。 表題作の「黒猫亭雑記帳」はノスタルジックな雰囲気でした。 大学の教授で小説家の英と水道局員の水町(クロ)がひょんなことから知り合う話です。 どうしてこう、文豪とか小説家とかいう設定のものは「昔」の設定のほうがすんなりと受け入れられるのか、なんだか不思議です。 現代作家さんの設定の話ももちろん好きなのです…
りーこ
神に近い萌×2です!神にするか悩みました>< あいかわらず顔と身体のバランスの悪さが気になったので萌×2にしましたが、 『猿喰山疑獄事件』の時よりは引っかからずに読めたので良かったです。 ARUKU先生の作品を読むのは2冊目ですが、本当に面白いお話を描かれますよね!! キャラクターデザイナーの蓮根くんが乙女で可愛かったです。 乙女っていっても、全然気持ち悪くないんです。 藤原(攻め…
眠れる森
パット見はツンな人に見えるけど、じつはただ単に人と触れ合うのが苦手なだけ… な三日月がコーヒーという物を見つけ、そこを根城として村山を待つようになり、 それによってだんだん自分を主張することを覚えていく過程を見ていく話と思います。 まさか海外まで追っかけて行くようになるとは思わなかった。 でもこのごろ「こういうしみじみ系自体が読みたい空気」じゃなかったらしく、 そこが神!と言う感じに…
妄想戦士
物語の冒頭にある名言が秀逸です! 蓮根くん以外眼中にないイケメン弁護士藤原さん×スイーツ大好き平凡青年の蓮根くん ARUKU先生の絵は私はあまり好みではないのですが、 そんなの関係ねえー!ってくらいベタな会話や ストーリーが楽しめました! 蓮根君に猛アタックする藤原さんの言動がおもしろい作品です。うん。 蓮根君はちょっとネガティブで ちょっと乙女な平凡な男の子なんだけどなんか…
寅乃助
この絵でBLとか・・・ でも出会えて良かった。 一冊丸々おんなじ話。 薄暗い 幸薄そうな そんな話なのに なぜかそこはかとない コミカルさ。 この作家さんの本は初読みでしたが この作品がハマるきっかけでした。
青海
初読みの作家さんですが。 いや・・・むちゃくちゃカワイイお話でした!本当に! 彼女のえりなとデート中に、中学の同級生の藤原と再会する蓮根。 でも、モテ男だった藤原は蓮根にとってねたみの対象でしかなかったんですが、 仕事でトラブルがあった蓮根は、やむを得ず弁護士の藤原を頼ります。 それをきっかけに、二人の友達付き合いが始まりますが・・・ 急にえりなに振られ、それが藤原のせいだと誤…
snowblack
中学校の同級生同士の、弁護士×キャラクターデザイナー タイトルと皆様の評判の良さに惹かれて、読んでみた作品。 初読みの作者さんだったのだけれど、最初まず絵にふ〜ん?と思った。 見た目も人柄も◎というデキスギくんに、溺愛されてほだされていくハスネは 甘い物中毒で可愛い物が好きな天然くん(童貞)。 極めて王道のストーリーなのだけれど、 セリフや細部や枠役が、哲学的だったりぶっ飛んで…