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46/57(合計:565件)
ARUKU
キリヱ
ネタバレ
待っていた、ARUKUさんの新刊! ミッション系のお金持ち寄宿学校のお話ですが、またもや受けが貧乏です。たまらん。 そして、王子系の攻めが貧乏な受けに片思いして、必死な攻めにほだされて……というARUKUさん王道の展開。 幸せな二人だったけれど、同級生に知られた事から二人は別れる事に。 この後半の一連は、今のBL界ではARUKUさんしか描けない気がします。 攻めが何も云えなかったあの瞬間…
雀影
前巻に続いて、明日屋で物とそれに縁或る者とを橋渡す秋緒と、それを助けるキッカのエピソードが連なる中、秋緒はキッカと離れたくないと思い、キッカは別れの日が近づいているのを感じ、、、 キッカの助けを借りて、秋緒は一人、現実世界に戻ります。 戻った現世には、キッカはいません。 そして2年の月日が流れ、、、 ARUKUさんの物語作りの力にはいつも感心する。 硬い絵も、これはこれで味わい深…
だらむし
何度読んでもいつまでたっても感想がうまくまとまりません。 正直、アルク先生の平面的なイラストやどこかセルロイドの人形を思わせるようなキャラの顔などが苦手な方には、生涯手を伸ばさない一冊でしょう。それが分かるからこそ、私自身人に勧めたことがありません。 キャラクターたちの独特な雰囲気、基本的に長方形のみで淡々と割られているコマ、ぎっしり詰め込まれる内容、特にこの作品は吹き出しが多いので必然的に情…
アルクさんのお話の中では、一番可愛いお話だと思ってます。 一応、SFですが、のどかな雰囲気です。 のどかなのですが、何処か物悲しい。 ありCさんも仰ってる通り「雨ニモマケズ」な心優しいチロリとチロリが好きでたまらない幼馴染みのアキラのお話。 想いは全くもって成就しないし、BL要素はないですが(あ、いや話の核になる開発計画の元はアキラパパのチロリパパへの恋慕が元なんで、一応BLでないと成り立…
アルクさんのシリアスでちょこちょこはさまれる、ちょっと独特なテンポのすっとぼけた雰囲気が丸々一冊なお話でした。 これはこれで読みやすくていいと思います。 でも、これがアルクさんかあ、いやあ何か此処まで普通に可愛いと不安です(笑) ハスネくんがえらい乙女で、仕事の相方のべっしー(女子)が一番男前でした。あ、川合さんも(笑) そして、攻が王子様なのは変わらず。 カウンセラーの旭さんは…
この作家さんなんで、終わりが怖くて仕方なかったのですが二巻完結と聞いていたので、覚悟して読みました。 泣きました。 BL漫画で泣いた事はほとんどないのですが、泣けたのは全部アルクさんの著作でした。 本当、たまらないです。 お涙ちょうだいという訳でもなく、不幸が当たり前な主人公が悲しいのだろうなあ。 この話が悲しい展開が多いにも関わらず他に比べて安心して読めるのは、受(?)くんが自分の不幸…
いま出ているARUKUさんの商業コミックスがこれで最後なので、勿体なくてとっておいたのですが結局読んでしまいました。 ああ、矢張り素敵。 何処だか分からない、彼岸と此岸の境の街の骨董屋さんのお話。 どれも素敵ですが、硯の話と軍人さんの話が好きです。 主人公が巻き込まれたであろう事故。天宮とキッカ。謎は深まりつつ、二巻へ。 巻末に大好きな俳句のシリーズの続きもありました。 …
おや?これは! アルクさんなのに、普通のBLだ!(驚愕) 表題作はまた受けが貧乏臭いので普通っぽくはないのですが、他の著作に比べると全体的に普通のBLっぽいですね。 それが読みやすくていい気もしますが、何か物足りないです。 この中では「SNOW BLIND」が好きなんですが、これだけ幸せになれない感じですね。 だからといって、この後どうなるんだろう!二人とも幸せになってね!と…
よくよく考えたら、この一冊は皆ハッピーエンドじゃないですか? 状況や雰囲気の悲壮感はいつも通りですが、これは素晴らしい。 表題作、いいですねえ。 毎回読みながら、ARUKUさんの漫画には露西亜似合うかもと思っていたので、嬉しいです。 どの話も大人の童話という感じで、漫画というよりも小説の短編集を読んだ気分にさせられます。 最初絵が苦手だったのですが、この話にはこの絵じゃないと…
この方は、如何してこんなに残酷なんだろう。 それがどうしてこんなに染みるんだろう。 表題作、何故だかあの後に画家が幸せになれた気がしないのです。音楽家も、如何してあれだけで手放してしまったのか。そこらが分かり辛いので、更にもやもやします。 ARUKUさんの受って如何して孤立無援なんだろう。貧乏よりもそこがつらいです。 誰にも気付かれず、ひっそり消えてしまうイメージ。 この不安感も染み…