ARUKU さんのレビュー一覧

明日屋商い繁盛 2 コミック

ARUKU  

待ってた続編、最高です。

1作目で不思議ワールドに魅惑され、続編が気になって気になっていた待ちに待った続編。
内容を簡単に語ってしまうには素敵過ぎて是非読んで欲しいと思った1冊でしたね。
昭和初期やそれ以前の時代を感じさせる設定や、物の気たちが沢山出てくる
そんな不思議ワールド、主人公の秋緒がいわくありげな骨董屋で曰くありげな
骨董品やそれにまつわる不思議な客たちとの各章1話完結のような内容で綴られる
物語は、結…

8

明日屋商い繁盛 2 コミック

ARUKU  

二人の物語は最後のページ、ここからまた始まります。

表紙の絵なんですが、秋緒がキッカの頭皮をマッサージをしているように見える(笑)
キッカが将来ハゲないように、秋緒が健気にマッサージしているのかな。
「キッカ、最近頭薄くなってきてない?」
「何ぃ!本当か」なんて会話をしていそう、と妄想。

さて、今回でこの明日屋のお話も完結です。

前回もそうですが、今回も私の個人的な趣味の部分を確実に突いてくる作品で、
ネタ的に濃い過ぎなんですけ…

9

明日屋商い繁盛 2 コミック

ARUKU  

明日を生きる

親と姉を事故で亡くし、遠縁から譲られた古物屋「明日屋」を切り盛りする主人公・秋緒と、男色家で唐傘のつくも神というキッカの、この世でない者たちが集まる世界のお話はとうとう完結を迎えました。
この世界観からしてそうなんですが、大人の為の童話の世界がとても胸を打つ作品でした。
そして、完結ですからキッカと、彼にそっくりな友人だと言う天宮、そして秋緒の謎自体もわかるのです。
ファンタジーから現実へと…

7

明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

妖怪・おばけ・どろどろ

デビュー作から読み続けている作家さんのうちのお一人です。
初めて絵を見たときは失礼ながら「こういう絵でも商業誌行けちゃうんだ」という感想。
ホント無礼なんですけど、思っちゃったんでございますよ。
でも私は割とどんな絵でも読めてしまうので以降は特に気にはしていません。
それに内容が私好みが多いので、ARUKUさん読んじゃうのです。

ARUKUさんといえばグロさも売りの一つだと思いますが、
まさにこ…

4

RUTILE souvenir ETOILE グッズ

26作品が詰まった充実の小冊子

ルチルの全サ小冊子。
小説8頁、マンガ1頁ずつで、計26作品。
全体的にすごくラブラブ・ほのぼのしていて楽しめました。
一つ注文をつけるとすれば、目次に作家名だけでなく作品名もあったら分かりやすいかな~と。


マンガで特に好きだったのは、
◆ARUKU【今日の達磨】(明日屋商い繁盛 番外編)
秋緒とキッカの間で、甲斐甲斐しく働くダルマ君が不憫だけど可愛いSS。慰労してあげてキッカ…

4

RUTILE souvenir ETOILE グッズ

豪華な小冊子

総勢26人もの作家作品が一気に読める記念小冊子、この1冊に好きな作品が一つは
あるのではないかと思われるお得感アリアリの1冊です。

甘く危険な隠し味「ドクターの恋文」~安曇ひかる/著
包茎手術を担当した医者と元患者で小さな文房具店の店主との再会ものが本編、
かなり面白かったように記憶してます。
お話は再会して恋人になって1年が経った頃のお話で毎週末恋人の家に帰る日常。
先生が大人げ…

7

明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

付喪神

表題作は古道具屋を舞台にした、生き残りの男と付喪神のお話。
古道具屋に呼び寄こされるさまざまな「モノ」を介在に、秋緒とからかさの付喪神キッカの奇妙な二人暮らしの幻世の話と、秋緒とキッカに瓜二つの秋緒の友人天宮の現世の話が、絡まり合いながら展開していきます。
キッカと天宮、キッカが秋緒の元に表れたのは、そして秋緒と天宮の関係は・・・。
お話はこの本では終わらず、2巻へと続きます。

同録作…

4

明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

古道具屋とお化け

 家族を交通事故でなくし、親戚の古道具屋を引き受けた若草秋緒ですが、彼が引き受けた古道具屋がまたちょっと風変わりなのです。

 買いに来るお客はほとんどがこの世の人ではない上、古道具屋の下宿人と名乗る天宮は、唐傘の付喪神なのです。
 それぞれショートストーリーから成っている1冊なのですが、その中でも特に印象に残ったのが「硯」と「琺瑯鍋」の話です。「硯」では、この硯を巡って持ち主達の葛藤が回想…

3

BE・BOY GOLD 2013年4月号 限定特別小冊子「COLD」 グッズ

本編を知っていた方が楽しめる?

BE×BOY GOLD4月号についてきた付録小冊子のこちら。
短くあったかいお話が4本収録されています。


◆環レンさん『雪の砂』
千昭(ちあき)と、彼を買ったアラブ人・イフサーン殿下のお話。
千昭の為に東欧に城を買ったというイフサーンと共に、馬に乗って目的地に向かう。
寒く震える千昭は、防寒着の下は何と裸で――と進んでいきます。
……すみません、北国在住の自分として、その光景に…

3

ハスネサイコロジー コミック

ARUKU  

残念ながら、やっぱり・・・

『猿喰山疑獄事件』は途中でギブアップしてしまって、
(手元にはあるので、そのうちにまた読む予定ではいます)、
この本なら大丈夫かな?と思って読んでみました。

無事、読み終わって(それが普通ですよね、すみません・・・)、
お話的にはいいな~と思ったところも色々ありました。
誰しもが覚えのある嫉妬に関してのくだりは教訓的で、引き込むし、
嫉妬ウサギは可愛いし(ちゃんと棚に飾ってあるのが…

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