ARUKU さんのレビュー一覧

ビター×スイート コミック

ARUKU  

ARUKUさんの原点

確かに初単行本ということもあり、読みにくかったです。
しかし、それを上回る萌えがありました。
作者のハイスペック攻め×凡庸ながら頑張る受けは
最初から描かれていたんですね!

表題作は毎回問題が浮上して、
ひっついたと思ったら、次の話では振り出しに戻り、
その繰り返しだったので、目まぐるしくてついていくのに必死でした。
最初は対人恐怖症だったけれど、
店を手伝ったり自分の店を持っ…

4

ハスネサイコロジー コミック

ARUKU  

カウンセラーさん!

攻めが受けを溺愛していて、始終テンション高くて、甘くて物凄く萌えました!
そもそも、受け溺愛攻め、サブキャラクターが活躍する話が好みなので
この話は色々と萌えポイントを刺激されました。
いやあ、もう本当に素晴らしいです!読後感が、余韻が程好いのです!
ひたすら甘いのですが、毎回問題が浮上するので途中で飽きが来ることもなく
テンポも良いので、さっくり読めます。

攻めがハイスペックで、…

10

ほんとは好きだ コミック

ARUKU  

表紙と中身の違い

高評価だったので買おう買おうとは思ってたのですが、表紙から年上の偉そうでモテモテの偉そうな先輩かな~と思っていてやっと昨日買ってみたのですが同級生だし偉そうじゃない・・・し1話の冒頭から泣ける予感しかしなくて予想外でした\(^o^)/

絵は全体的に固いなぁと思いましたが髪の毛とかまつ毛が細かく書かれていますね~線が細くなくて細かい書き込み好きですね!(^^)!
ちょっと最近にしては古いドキ…

9

明日屋商い繁盛 2 コミック

ARUKU  

こみ上げてくるものがありました

だたもうひたすら感動!
ひとつひとつの妖怪謎だらけエピソードが最後こんな風に落ち着くなんて。
1巻ではなんじゃこれと思いながらも心惹かれてたけど、散漫にならないどころか、見事な終結。
やっぱりARUKUさんは独特な世界観の持ち主ですね。
子狐の話なんて「手ぶくろを買いに」のようでいて、最後が残酷。
これまでの作品もそれぞれが素敵だったけど、これは抜きん出て秀作です。
いつものアレ?って…

3

明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

夢なのか妄想なのか?

謎だらけだなあと思ってたら終盤にさしかかり、そこで初めて続きものと知りました(よくある)
時代はいつなのか?戦後まもなく?なのに秋緒の事故の記憶は現代だよねえ。
なんだかわけがわからないから、どんどん先が読みたくなる。でも一向にわからないままの宙ぶらりん。
早く続きが読みたくて困りました。

同時収録の「楽しい俳句教室」はどっかで読んだような気が、と思ってたら「極東追憶博物館」に載ってた…

2

ほんとは好きだ コミック

ARUKU  

表紙を見るだけで泣ける

今年ベスト5位内確実です。
新作の度に「面白い」が上書きされていく、こんな作家さんは、そうそういない。
全寮制ミッション系ボンボン男子高。階層性のトップにいる北条と、クラスでも孤立している柾は神父に育てられた捨て子という生い立ち。
昔から使いまくられた設定でもアルクさんならこんなにも引き込まれる。
北条の苦しい片想いから段々と二人の距離が縮まっていく楽しさの影に常につきまとう恐怖。
だっ…

7

ほんとは好きだ コミック

ARUKU  

泣けました

すごい衝撃でした。
愛情って人間愛ってなんだろう?
いったい何が正しくて何が間違ってるのか。
生きるって・・・
もう、男同士の人間同士の真実の愛を見た気がしました。

グッとくるセリフの数々。
特に、一番最初のページ。
昔を思い出し、北条の現在の気持ちをつづった言葉。
北条の10年間の切ない想いと、後悔と、変わらない柾への愛情が
この1ページにつまっていて、最初からうるっと来て…

10

ほんとは好きだ コミック

ARUKU  

夢物語

例えば、ここにコップ一杯の水があるとします。
一杯の水は、誰にとっても物理的に一杯の水であることは絶対的な事実。
だけど、クーラーが効いたカフェでお茶している人にとっての一杯の水と、インフラどころか飲料水の基準に足る地下水さえ汲めない土地の住人にとっての一杯の水を比べたとき、それぞれにとって同じだけの価値があると考える人はまずいないでしょう。
その価値をわけるのは重要性であり、単純に言えば、…

47

明日屋商い繁盛 2 コミック

ARUKU  

紐解かれる

この表紙にこそキッカと秋緒の関係性が詰まっているように思いました。愛おしく慈しむような秋緒の仕草。家族を喪い独りきりとなった秋緒のそばにずっと居てくれたキッカのことを、包むように触れて笑う二人の絵に心が安らぎます。
悲しいと取るべきか幸せと取るべきか、ハッピーエンドなのにうっすらと残る喪失感はいつまでも拭えず、でも秋緒が笑っていると私も嬉しいのです。

2巻での癒しは火鼠・伝助に続く明日屋の…

3

明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

唐笠おばけって、だいたいイイヤツ

ARUKU先生の良さとらしさが凝縮された連載です。
和風ファンタジーでありながらも決して可愛らしいだけではなく、読み手がゾッとするような描写も含まれています。それらすべてをひっくるめてとても面白くグイグイと引き込まれるストーリー展開です。
……といっても、伏線の回収がはじまるのは後半ですし、お話の構成自体はおおむね『古道具店・明日屋』を舞台とした一話完結型。ですから必ず数十ページで区切りがあり…

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