ARUKU さんのレビュー一覧

明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

寺山修司を思わせる、グロテスクで美しい世界

ARUKU先生ワールド全開の唯一無二の世界観にぐいぐい惹き込まれてしまう1巻でした!
特に、妖怪をはじめとする魑魅魍魎たちの独特な人外表現に寺山修司の舞台を思わせるグロテスクさとなんともいえない奇妙な魅力が共存していて夢に出そうです…。

シーンの中に不意に脈絡がないコマがはさまれたりする表現があり、ともすればテンポの悪い印象になってしまうので特に序盤の説明不足の中では「あれ、読み飛ばしたか…

3

ほんとは好きだ コミック

ARUKU  

読み返すたびに泣けます

アルクさんの作品で一番好きな作品です。ただ読み終わった後に物凄く切なくなるので、読み返す時には気力がいります。

舞台は、人里離れたカトリック系の男子校。柾(受け)は、出生の秘密から人付き合いが苦手で、クラスではつまはじきにされています。対して北条(攻め)は、裕福な家に育ってクラスでも人気者です。
正反対な二人なのに、柾が気になって仕方ない北条。二人の思い出が重なるたびに、心の距離が近づいて…

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ビター×スイート コミック

ARUKU  

ビターな話が多いです

アルクさんの初単行本です。短編集なんだけど、ビターな話が多いです。

『ビター×スィート』
人嫌いな三日月が、イケメンな村山から告白されることで、人生が変わっていくお話です。でも、なかなかくっつきません。村山の忍耐力に感心します。でも、一生懸命に夢を追いかけてる三日月は好きです。特別編で、村山を追いかけた三日月が良かったです。

『雑巾姫』
身分違いの恋に、遊び慣れてる振りをしてる雄介…

2

虹色村のチロリ コミック

  ARUKU  

ある惑星でのお話

純粋で他人のために自分を犠牲にするチロリと、チロリが好きなのに素直になれない幼馴染のアキラとの、ある惑星でのお話です。BL要素は少ないけど、大人の童話のようで、読み終わったあとは心が温かくなります。

舞台は、地球を飛び出した人々が住んでいる、第4惑星にある虹色村です。
この星には、大きな石で出来ている『大きい人』や10センチぐらいの体長の土悪魔やぬいぐるみの姿をした神様が出てきて、可愛いで…

2

ハスネサイコロジー コミック

ARUKU  

実はモテモテなハスネです

可愛いものが好きなハスネが、女に襲われ、男に迫られ、戸惑いながら真実の愛にたどり着くお話です。

とにかく、ハスネが純粋で素直で可愛いです。
中学の時の同級生だった藤原は、キラキラオーラ全開で、イケメンで弁護士で性格もイイ、文句なしのイイ男です。そんな藤原からハスネへの一途な求愛に萌えます。
中学の時の二人の思い出も好きです。
そして、このお話に登場する女の子が、二人とも怖いです。特に、…

3

明日屋商い繁盛 2 コミック

ARUKU  

おかえり

アルクさんの作品で2番目に好きです。今回で全ての謎が解けて、驚きの結末に度肝を抜かれます。

キッカの正体や黒い影の正体。そして、家族の死の原因。全てが明らかになり、お話の深さに感嘆するばかりです。

明日屋に来る客たちの話も、いくつか切ないものがあり、泣けます。秋緒を兄さんと呼んで慕っていた子狐の話では、最後の力を振り絞って電話した子狐の気持ちを考えると、この終わり方に胸が痛かったです。…

8

明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

謎だらけの1巻

アルクさんの作品で2番目に好きです。2巻で謎が解けて、パズルのピースがハマるようにスッキリするのですが、1巻では謎だらけです。でも、謎がありながらも、心に染み入るようなお話です。

秋緒は、親戚から古道具屋を貰いうけます。その店には、唐傘おばけのキッカが住みついています。男色家と公言するキッカに戸惑いながらも、居心地のいい暮らしに慣れていきます。
この店にやってくるのは、死んだ人ばかりです。…

3

明日屋商い繁盛 1 コミック

ARUKU  

絵が苦手…

口絵の横たわってる秋緒が…死んでるみたい……に見える。

でも、夏目友人帳や百鬼夜行抄が好きな私には面白い作品でした。

キッカさん…なんでも知ってそうなのに、俺に聴くな、聴くなって冷たい。
たまには答えてあげてよ。聴かれると答えないのね。困ってるよ秋緒くん。

そのやり取りが面白かったりもする。キッカって天宮の生き霊か何か?

変なおばけもいるけど、人情に溢れててとても良い作品…

3

ビター×スイート コミック

ARUKU  

絵がとてもビターです。

どのようにして知ったのかは覚えていませんが、
あらすじを読んで興味が湧き、古本で購入しました。

『ビター×スイート』
カメラマンの村山さん(攻)と、
カフェ店員の三日月さん(受)のお話です。
極度の対人恐怖症である三日月さんが
人と関わり合っていく過程が伝わってきました。
オドオドした感じの三日月さんの表現が良かったです。
カフェ店員になりたての頃や、移動店舗で働いている時、

1

ほんとは好きだ コミック

ARUKU  

神様どうか許してください!

読み終えた後の程よい余韻と
もう一度最初から読み返したくなる魅力があります。
間違いなく神作品だと言えるでしょう!
本当に素晴らしいです、泣けますし、笑えますし、萌えられます!!
どうして早くに出会わなかったんでしょうか。不思議なくらいです。
ものすごく個人的な話をしますと、身内が持っていたんですけどね!
何故もっと早くにおすすめしてくれなかったのか!w

ARUKUさん特有の攻め…

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