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33/55(合計:542件)
M+M
ネタバレ
コミックは「花は咲くか」の番外編「white sleeping」以外は1ページ、小説は5~8ページです。 本編を既読している作品でいうと、本編を未読だと半分も楽しめずもったいない!という印象でした。 「明日屋商い繁盛」番外編は、花の下での二人の話。あともう少しだけ見たかった二人をちょっとだけでも垣間見られて嬉しかったです。 「失恋コレクター」の番外編「言い訳コレクター」は、同棲するこ…
ARUKU
ふばば
いやーー…… なんだろう、この物語。 ARUKUさんは凄い凄いとずっと思って心酔してきたけど、まだ上があったよ… ジャンルとしては、ファンタジー。 他人の顔が点と線にしか見えない雪村。 そんな雪村の前に現れた、唯一顔が見える紫ノ宮。 紫ノ宮は雪村とは前世の約束があるからお前の騎士になってやる、と言う。 そして、言葉の通り襲いかかってくる危険やバケモノを斬って斬って、雪村は守ってくれる…
Hinana
非BLとは知っていたのですが、BL要素が全くない女性とのお話も多かったです。 恋愛とはまた違った友情だったり家族の繋がりだったり。 人から蔑まれているものや弱いもの、醜いものと、相反する美しいものがあって、そうした何かしらの不条理に対するメッセージを感じました。 綺麗な表現と血や残酷な表現の対比が歪だけど印象的で、ファンタジーの世界観に一気に引き込まれました。 作品からのパワーを感じました…
香子
ARUKUさん好きなのに、短編で非BLだからってちょっと読むのを躊躇った自分にドロップキックかましたいですね。 全編ファンタジーなわけですが、なんちゅーか・・・世の中の理不尽さとか、手が届かないものを追い求めるもどかしさとか、残酷ともいえる描写は妙にリアルで、ゾッとしました。 登場人物の一部はもう死んでいたり、そもそも人ではなかったりするので、この言い方は適切ではないかもしれないですが、そ…
…と言いたいくらいの神作品。 といっても私はARUKU信者ですので、そこをお含みおき下さい。 タイトルは「キラキラセブン」。7作収録されています。非BLとなっていますが、匂い系と言える作品も含まれています。 「アンダースタンド」 つちのこの里で、ひたすらつちのこを探していじめられている針井(ハリー)♂と、偶然つちのこを目撃してからハリーと一緒になってつちのこ探しに没頭するようになる織田…
フランク
何と言ったらいいのか…。 ARUKUさんの作品を読むと、心の持っていきようをどうしたらいいのか判らなくなる時があるのですが、【画家と音楽家】そして【何処無市ラブストーリー】は私にとってまさにそういう作品でした。 【画家と音楽家】 音楽への情熱を失っていた音楽家と、その日のパンにも事欠くような赤貧の画家が街角で出会う。 音楽家は、画家を通じて自分が知らなかった世界の輝きを知り始める事によ…
mmmk
アンソロジー「明日、死ぬ」に収録の 「リハーサル」がとても良かったのですが、今短編集は雰囲気が近いと思います。明るい光が射し込む感じというか…。 ARUKUさんのBL短編集は全て(電子配信分は)読みましたが、今作が一番好みです。ARUKUさんの作品全体の中でもTOP3でお気に入りです。 7つの話。友情の輝きや、魚の鱗のキラキラ、美しい少女?に煌めく才能…などなど。どの話にもキラキラと…
みみみ。
2014年〜2017年にかけて描かれた非BL作品集です。 ここ何年かのARUKUさんのBL作品はなんだかピンとこないなぁと感じている読者ですが、同じ時期に一般で発表されていたこちらの作品群はどれもこれもグッとくるものばかりで、ARUKUさんやっぱりいいなぁとしみじみ噛み締めています。 「童話っぽい」と評されるARUKU作品が好きなら迷わず買いでいいと思います。 読み切りで7作品収録されて…
立て続けに「しゅみじゃない」レビューしてすみません。 もう1冊、なんだろうこれ…と思ってしまったARUKU作品。 W不倫モノです。 先にレビューした「無恋愛紳士」や、この「恋に落ちる花」を読んでいると、ARUKUさん実生活で何かあったんだろうか?と邪推せずにはいられないような、現実に対する疲弊感のようなものを感じてしまうのです。 不倫愛である真壁とハナの恋愛をとても綺麗で神聖なもののよ…
ARUKUさん、「明日屋商い繁盛」まではどれもこれも萌×2以上でハマるのに、それ以降直近に至るまでの作品は悉くピンとこない読者です。 この作品は受けの〔蘇芳〕が自称無性愛者(アセクシャル)という設定なのですが、実際にはアセクシャルではなく、他人への興味関心のなさと度を超した悲観主義が災いしてこれまで積極的に恋愛することがなかっただけという感じなので、タイトルの「無恋愛紳士」というのは間違って…