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21/55(合計:542件)
ARUKU
ぷれぱーる
ネタバレ
すごかった…… 5×3mの古びたバスルームで繰り広げられる監禁愛で、ARUKU先生お得意の執着攻め×不憫な健気受けです。 無理矢理などの性描写も多いのですが、最終的には純愛ルートに辿り着くのでご安心を。 受けの見晴は、ブラック企業に勤める孤独な青年。 ある日、アパートの外にカメラが仕込まれていることに気付きますが、そうこうしているうちに会社が倒産。 孤独、疲労、社会からの疎外感を…
chikakumaco
発行当時、神評価のうなぎ登りに圧倒されて読んだんだけど。 やっぱり何というか。再読して確信めいたものを感じてしまう。 ARUKU先生は何か、女性性というものに非常な嫌悪を感じてらっしゃるのか。 いつも大体女性というものを「完全なる悪」の様に描かれていて。 それがもういたたまれない。 アンデルセンが失恋の痛みとか、もしくは母を敬うあまり他の女性を嫌悪したとかで、 とにかく不幸な結末の女性…
ダラダラ
久々にARUKUさんの作品に手を出したら猛烈なものを浴びました。 読み終わるのに1時間以上読かかり、最後は思わず感嘆の息が。 寝る前に読んだら興奮して眠れなくて夜更かししてしまった。 昭和50年代、閉鎖空間の少し寂しいようなさびれたような田舎が舞台。 凍月のおぞましい行為に耐えるため、心をなくすように性悪に復讐に生きようと決めた奏。 それでもやっぱり彼は無垢できれいだった。 憎いの…
ARUKU先生のデビュー作です。 今更ながらに読みましたが、感動しかないですね。 天才としか言いようがない。 ストーリー、構成、キャラ……何一つ曇りがない。 意地っ張りだけど愛らしくて憎めない受けと、男らしいのにどこか弱気な攻め。 ARUKU先生お得意のこの設定は、当時から活きていたのですね。 表題作のビター×スイートが一冊の殆どを占めます。 コミュ障気味の三日月が、エリートイケ…
誰
初読みの作家さんで 衝撃的すぎてなにをどう感じればよかったのか? 裕福に育ち良心の欠片もなく生きてきた男 劣悪な環境のなか健気に生きてきた男 それに絡む 容姿の醜さから蔑まされ歪んだ女と 容姿と躰を武器に他人を貶め弄ぶ女 まさに 愛憎 狂った愛情と憎しみの果ての復讐とか ヤバめの昼メロもかすむくらいハード 相対するものへの嫌悪が愛情や執着や憎悪にかわ…
Takk
すごいすごいすごいよARUKUさんっっ! 今までもARUKUさんの生み出す数々の物語に (加齢により死にかけてる)私の感性は栄養を貰い救われてきたけど、またしても。 今回の物語はARUKUさんの作品の中でも、とびきり優しくて前向きで希望に溢れている。 主人公は恵まれない生い立ちで弱々しいのかと思いきや、めっちゃ根性あるの。優しくて意志が強い。弱気だけど前に進む。 愛する人の魂を探す旅…
kurinn
ARUKU先生作品で1番忘れられないのは「猿喰山疑獄事件」で、あの作品を読み終わった時は虚脱感が半端なくてそれから1度も開く勇気がありませんでした。 人間の中の残酷さや美しさが独特のタッチとテンポで描かれていて、言葉の使い方や世界観が唯一無二の作家だと思うのです。 今回はタイトルを見た時からどれだけ泣かされるだろうと身構えていたのですが、想像以上で何度涙が溢れてしまったか…。 時…
ともふみ
ARUKU作品の根底には、いつも孤独な魂があります。 「世界が終わり、そして愛する人が死んだ」という、究極の絶望から始まるこの物語の主人公、はづ(羽繕)もまたその一人。 ファンタジーの本質は現実の反転や反映だと思うのですが、この作品にとっての現実とは、はづの孤独です。 つまり、ファンタジーというフィルターを通した孤独な魂の再出発が、時にはユーモラスで時にはシビアに時には無垢な独特のARUKU…
フランク
すごいな、ARUKUさん……とため息しか出ないわ……。 ARUKUさんって常に常にアップデートし続けているんだなぁと、改めて思いました。 まず、絵。 ARUKUさん、ほんとーに絵が綺麗になった。 好きだった作家さんの絵が変わってしまって、悲しい思いで見つめてることが多いのですが、ARUKUさんときたら、新作を読むたびに攻めのイケメン度があがってる。嬉しい。 羽繕が、憧れの目で…
ゆーちん24
タイトルを見た瞬間から確信していました。 この本絶対好きだって。 そしてやはり期待どおり。唯一無二のARUKUワールドだった。本当好き。 暴動と悪魔性ウイルスにより滅びた世界に生き残ってしまった仕立て屋の羽繕(はづくろ)。 悪魔から貰った魔法のミシンで死んでしまった愛する人(ゴドー)を蘇らせた羽繕は、ゴドーと共に欠けている「たましい」を探す旅に出ることになるのですが…!? ARU…