槇えびしさんのレビュー一覧

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

ほっこり(^v^)

某立ち読みの出来る本屋さん(大好きです)で見つけて、ちょっと読んだだけで心鷲掴みされました。

開いてすぐにトーンをあまり使わない白黒の絵が苦手かなと思い、
律の登場ぐらいでコメディーかと興味が湧き、
諒一が発熱した頃からもう鷲掴みでした(^o^)

それぞれのキャラがとても素敵で孤独、そんなところに惹かれました。
諒一の印象は”ほっこり”
恋人に裏切られ、取り立て屋に追われ、安心…

4

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

まさかこんな展開だったとは…

読み終えて思うのは、最初からは想像できない壮大なお話になっていた、ということですね。
最初は不思議系お茶屋さんとお人よしヘタレ男とのゆるラブなのかと思いきや、
二人はそれぞれ重い過去を抱える身であり、孤独で誰にも理解されないという苦しみを味わっていて
そんな二人が少しずつ歩み寄り、お互いを支え合って生きていくお話だったと思います。

恋人に騙されて借金を肩代わりさせられ、借金取りから逃げ…

3

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

ハッピーエンド版 泣いた赤鬼

「僕がふつうだと
思っていた気持ちは
ふつうではなかったから。
俺はふつうじゃないから
ふつうに暮らしては
いけないと思ったから。」(裏表紙より)
居場所を求めるゲイの振られ男と、居場所はあるけれど外に出られないお茶屋さん(元ヤクザの息子)のお話です。

読めば読むほど「泣いた赤鬼」を思い出して仕方がありませんでした。
ただし、片方だけが認められる結末ではありませんからご安心くだ…

3

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

お茶を啜りながらほっこりと・・・・。by諒一(笑)

まず、何と言ってもこの表紙の醸し出す色気に惹かれました♪

表紙とあらすじからシリアスでちょっと暗い(重い)感じ?とか
勝手に想像していましたが
何と言いましょう・・・確かに内容的には道理に外れた人間への冷たさ、
理不尽な部分、何が普通で何が普通じゃないのかということが話しの
根本にあるんですが・・・・・
とてもじゃないけれど、
28歳に見えない諒一のド天然キャラに
考えない唐突…

4

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

表紙にひとめぼれ

本屋で平積みされていた表紙にぱっと目がいき、ときめきました。
とにかく絵が艶っぽくて、素敵。
蓮が営む茶屋の雰囲気がとても良いです。
画面から蓮の淹れる中国茶の香りがほわわゎあああああんと、
漂ってきそうなのです!!
ただ絵を眺めているだけでも、うっとりします。

主人公の諒一は超お人好しで、救いようのない天然。
時々イラッとするほど「幸せな奴」です(笑)
この諒一のキャラクター…

5

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

お互いの居場所を見つけるお話です

槇えびしさんの絵が大好きで、待ちに待った単行本になりました。
この黒ベタに入った細い白い線、中間がないコントラスト、雰囲気が大好きなんです。
表紙はセピア調に仕上げて、題名はかわいらしく、それに合わせて内容もとても温かい。
一見シリアスなのか?と思わせる雰囲気を持っていますが、中身は天然青年・諒一のカラーで、ほっこり。

恋人の借金を背負わされ、逃げている諒一が飛び込んだ先はある町のお茶…

3

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

一コマ一コマが魅力的

 
 槇えびし先生の描かれる小説の表紙やイラストは以前から目に留めていたので、新刊コーナーでこの作品を見付けた時もほぼ表紙買いに近いものがありました(あらすじに惹かれたのもありますが)。

 そして購入から一時間経ち、今このレビューを書いています。久々に「レビューしたい……!」という衝動が抑えられなくなる作品に出会えて、脳内が興奮状態です(笑)

 このお話は最初から最後まで、主人公・諒…

5

ホーリー・アップル -穴だらけの林檎- 小説

柏枝真郷  槇えびし 

 古き良き時代、ニューヨーク。

 荒んだ街。街を縦横に走る道路には、頻繁な工事の跡で虫食いの林檎が横たわるよう。
 そんな雑多な80年代、ニューヨークを舞台に、男前の刑事ドイル・アーデンと制服警官、気弱なハリー・ローゼンランドの事件を介しながら芽生える恋を綴った物語。
 柏枝先生の書くものは、ただのBLという括りでなく、純粋にサスペンスという側面からも楽しめます。最近すごくはまっている作家さんです☆
 また、槇えびし先生の…

6

妖しの剣 小説

剛しいら  槇えびし 

読みごたえはあるが、硬派で萌えに乏しい。

時は、戦国。
生まれてきた赤子は
色難と殺の気、魔に魅入られるという陰陽師の見立て。

武神に守られた、夜にも美しい小姓・紅丸が
妖刀に呪われ人を斬り続け、男の精を搾り取る・・・
と、いうエロエロもののようでいて
さほどエロさは感じなかったんですよねぇ。
わりと硬派なお話ですよ。

妖刀が討つ目的の武将・勝利が
そんなに大物には思えなかったなぁ。
戦国時代だから、勝利も玄奘…

1

妖しの剣 小説

剛しいら  槇えびし 

耽美な時代ものは夢がある

生まれながらに数奇な運命を辿ると予言された男・紅丸と、呪われた妖刀・紅のお話。

舞台は戦国時代、難を回避させるために親元から離し刀鍛治・泰山の元に預けられた紅丸は、一緒に育った宗司とともに平穏な日々を送っていたのですが、ある日彼の美貌と剣の腕が領主・玄奘の目に留まり、小姓へと召し上げられてしまいます。
間もなく泰山が死に、遺作の妖刀・紅を贈られると、予言どおりの日々が始まるのです。

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