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7/9(合計:84件)
柏枝真郷 槇えびし
ジェイ
ハリー&ドイルが織り成す、事件解決と愛の物語、第2弾。 気の弱い警察官・ハリーと、己の勘と行動力を持って目覚しい実績を上げる、頼りがいのあるドイル。 今回の舞台は同じマンハッタンにして、"ドードー"(絶滅した鳥)という怪しげな店が登場します。前作で出会った大学生のルカというヒスパニック系の青年も再登場しており、その友人・アリエルというモデルに匹敵しそうなほどの金髪サラ…
槇えびし
雀影
いやぁ、、、実にきれいな絵だ。 この絵、好き、すごくきれい。 なんでもっと早く読まなかったかな(実は積み本の中でひと月以上放置) カバーの表の絵は、上手だけど暗くて表情わからないし、 裏の絵はなんか、ほのぼのメルヘン系?みたいな感じ。 帯の文読んでも、あれ?ファンタジー? そんなこんなで、後回しにしていたんだけど、 絵も、ストーリーも、文句なく好きだわ、これ。 特に、お顔の造作がす…
アラフォー
ネタバレ
この作品は、私の想像なのですが、この作者の内なる葛藤を題材として描いているのでは、ないでしょうか。蓮(内なる自分)は、ヤクザ稼業(漫画だけで、生活できないプロ)をやめて、早く1人立ちしたいと、思っていますが、近所の人(読者)や元警部(編集者)は、なかなか、認めてくれません。世間は、蓮を責めたり(批判したり)、白い目で見たり(愛想を尽かしたり)します。諒一(もう一人の自分)は、そんな、蓮の為に、近…
かにゃこ
スミベタの美しさよっ! と、心惹かれて読んだものの・・・ 恋人♂の作った借金のために借金取りに終われ たどり着いた先は、お茶屋さんで そこで孤独な主人公は、居場所をもらうのです。 お茶屋さんの主人も孤独なのですが どうもね!絵がスタイリッシュすぎて 孤独だとか悲しさが伝わらなかった・・・ 普通にいい暮らししてかっちょよく生きてる。 作中でも28歳の主人公の思考が中学生…
ObannA
某立ち読みの出来る本屋さん(大好きです)で見つけて、ちょっと読んだだけで心鷲掴みされました。 開いてすぐにトーンをあまり使わない白黒の絵が苦手かなと思い、 律の登場ぐらいでコメディーかと興味が湧き、 諒一が発熱した頃からもう鷲掴みでした(^o^) それぞれのキャラがとても素敵で孤独、そんなところに惹かれました。 諒一の印象は”ほっこり” 恋人に裏切られ、取り立て屋に追われ、安心…
ミドリ
読み終えて思うのは、最初からは想像できない壮大なお話になっていた、ということですね。 最初は不思議系お茶屋さんとお人よしヘタレ男とのゆるラブなのかと思いきや、 二人はそれぞれ重い過去を抱える身であり、孤独で誰にも理解されないという苦しみを味わっていて そんな二人が少しずつ歩み寄り、お互いを支え合って生きていくお話だったと思います。 恋人に騙されて借金を肩代わりさせられ、借金取りから逃げ…
久江羽
「僕がふつうだと 思っていた気持ちは ふつうではなかったから。 俺はふつうじゃないから ふつうに暮らしては いけないと思ったから。」(裏表紙より) 居場所を求めるゲイの振られ男と、居場所はあるけれど外に出られないお茶屋さん(元ヤクザの息子)のお話です。 読めば読むほど「泣いた赤鬼」を思い出して仕方がありませんでした。 ただし、片方だけが認められる結末ではありませんからご安心くだ…
るならぶらぶ
まず、何と言ってもこの表紙の醸し出す色気に惹かれました♪ 表紙とあらすじからシリアスでちょっと暗い(重い)感じ?とか 勝手に想像していましたが 何と言いましょう・・・確かに内容的には道理に外れた人間への冷たさ、 理不尽な部分、何が普通で何が普通じゃないのかということが話しの 根本にあるんですが・・・・・ とてもじゃないけれど、 28歳に見えない諒一のド天然キャラに 考えない唐突…
藤棚
本屋で平積みされていた表紙にぱっと目がいき、ときめきました。 とにかく絵が艶っぽくて、素敵。 蓮が営む茶屋の雰囲気がとても良いです。 画面から蓮の淹れる中国茶の香りがほわわゎあああああんと、 漂ってきそうなのです!! ただ絵を眺めているだけでも、うっとりします。 主人公の諒一は超お人好しで、救いようのない天然。 時々イラッとするほど「幸せな奴」です(笑) この諒一のキャラクター…
茶鬼
槇えびしさんの絵が大好きで、待ちに待った単行本になりました。 この黒ベタに入った細い白い線、中間がないコントラスト、雰囲気が大好きなんです。 表紙はセピア調に仕上げて、題名はかわいらしく、それに合わせて内容もとても温かい。 一見シリアスなのか?と思わせる雰囲気を持っていますが、中身は天然青年・諒一のカラーで、ほっこり。 恋人の借金を背負わされ、逃げている諒一が飛び込んだ先はある町のお茶…