槇えびしさんのレビュー一覧

箱庭-HAKONIWA- 小説

ゆりの菜櫻  槇えびし 

この衝動と激情、なんと名付けるのか。

↑帯のことばなのですが
2人にぴったりの表現だと思います

愛を知らない玲一と愛を信じない祠堂
桜が舞う中出会った2人は、箱庭の中で互いに恋い焦がれ執着していく
でも慣れない感情に戸惑い、苛立ち、誤解してすれ違ってしまう
こんなに好き合っているのに、自分の感情が(いまいち)わかっていない
2人とも不器用なんですよね
育ってきた環境が環境なだけに仕方ないですけど、2人の誤解がもどかしかったです
だけ…

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きみにあげる。 コミック

槇えびし 

きっと賛否分かれるんだろうな

タイトルと冒頭の文章で、某グループの君にジュースを~♪が浮かんだのは私だけじゃない、はず!

どうでもいいことはさておき。
とても綺麗な絵です。トーンも要所要所でしか使われておらず(それが非常に効果的)ラインも美しい。美麗なイラストだけでも一見の価値はあります。
また長編作品なため、一冊丸々この世界観を味わうことができます。最後はかけ足気味かな?と感じましたが、序盤で如何に受けである蓮が孤…

2

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

功夫茶飲みたいー

帯より『新しい日常、新しい恋、新しい居場所、すべてがここにある』
裏表紙より『僕がふつうだと思っていた気持ちはふつうではなかったから。』
『俺はふつうじゃないからふつうに暮らしてはいけないと思ったから』

槇えびしさんは挿絵は見ていて好き絵師だったんですが、コミックが出ていたとはずっと気付きませんでした、ええい、このうっかり者めが!!
10年2月発行ですが、4月にはもう二刷が出てます。初…

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きみにあげる。 コミック

槇えびし 

絵の作り出す世界観が素敵

表紙買いだったのです。
表紙買いの場合よくあるのが、「イラストだけかよ上手いのっ!!!」というがっかり感ですが、この本は大当たりでした!

すごくアナログちっくで、墨ベタの持つ独特の雰囲気とお話の世界観が見事に合っていて、絵自体がちょっと変わったお店や店主のバックボーンになっていたと思います。

ただ、お話自体は……、もうちょっと先まで描くか手前でやめとくか、どっちかにして欲しかったかな…

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きみにあげる。 コミック

槇えびし 

あげる。……(っ><)っもらう!!

やられたぁ~
表紙買い&初見の著者さまだったので、全然期待していなかったのですが「神」でした。

こちらで評価を見て驚きました(゜□゜)
結構評価のある作品だったのですね!?
皆様、流石b……というか、自分の情報が弱いのか(〃 〃)

感想……だいたい皆様と同じです(・∀・)ノ

Σ(゚□゚ノ)ノなげすぎ。

えーーっと、登場人物たちのこととか、絵のことは結構書かれているので…

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ホーリー・アップル -虹色のスチーム- 小説

柏枝真郷  槇えびし 

なかむつまじい笑顔の二人(表紙より)

 あれ、もう三巻目でたんだ~、早いな~。30日にふと書店に立ち寄ってみたら売っていたので、このシリーズと作者のファンとしては速攻でお買い求め♪
 でも、新刊コーナーの棚の1番上に置いてあって、あれじゃ女性の身長じゃ取れない位置なんじゃ・・・と思いながら脚立をズルズル引っ張ってきて手にしたときには、なんか疲れた・・・本1冊買うのも一苦労です!!

 今回は、なんとハリーが刑事に昇進!?するかい…

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ホーリー・アップル -ドードー鳥の微笑- 小説

柏枝真郷  槇えびし 

穴だらけの都市、再見!

 ハリー&ドイルが織り成す、事件解決と愛の物語、第2弾。
 気の弱い警察官・ハリーと、己の勘と行動力を持って目覚しい実績を上げる、頼りがいのあるドイル。
 今回の舞台は同じマンハッタンにして、"ドードー"(絶滅した鳥)という怪しげな店が登場します。前作で出会った大学生のルカというヒスパニック系の青年も再登場しており、その友人・アリエルというモデルに匹敵しそうなほどの金髪サラ…

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きみにあげる。 コミック

槇えびし 

表紙がもったいない

いやぁ、、、実にきれいな絵だ。
この絵、好き、すごくきれい。
なんでもっと早く読まなかったかな(実は積み本の中でひと月以上放置)
カバーの表の絵は、上手だけど暗くて表情わからないし、
裏の絵はなんか、ほのぼのメルヘン系?みたいな感じ。
帯の文読んでも、あれ?ファンタジー?
そんなこんなで、後回しにしていたんだけど、
絵も、ストーリーも、文句なく好きだわ、これ。
特に、お顔の造作がす…

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きみにあげる。 コミック

槇えびし 

ヤクザ家業と、いうよりは・・・

 この作品は、私の想像なのですが、この作者の内なる葛藤を題材として描いているのでは、ないでしょうか。蓮(内なる自分)は、ヤクザ稼業(漫画だけで、生活できないプロ)をやめて、早く1人立ちしたいと、思っていますが、近所の人(読者)や元警部(編集者)は、なかなか、認めてくれません。世間は、蓮を責めたり(批判したり)、白い目で見たり(愛想を尽かしたり)します。諒一(もう一人の自分)は、そんな、蓮の為に、近…

3

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

かっちょ良すぎて逆にひく。

スミベタの美しさよっ!
と、心惹かれて読んだものの・・・

恋人♂の作った借金のために借金取りに終われ
たどり着いた先は、お茶屋さんで
そこで孤独な主人公は、居場所をもらうのです。
お茶屋さんの主人も孤独なのですが

どうもね!絵がスタイリッシュすぎて
孤独だとか悲しさが伝わらなかった・・・
普通にいい暮らししてかっちょよく生きてる。

作中でも28歳の主人公の思考が中学生…

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