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槇えびし
雀影
今日の私は、長期連載コミックス化まとめ読みの日。 この淡い淡い、きれいなカバーイラストからは想像もつかないような、硝煙と血にまみれたオープニング。 長い年月をかけて完結した物語は、その年月に見合うだけの時間の経過の重みがあります。 世都と礼夏が暮らす「天国」と、その崩壊をもたらすロマネと世都の因縁。 ロマネによって「天国」から救い出された礼夏=慎の成長。 「天国」に捨てられた世都を拾うも…
はるぽん
ネタバレ
少年・礼夏(リーシア)は殺し屋の世都(セツ)と暮らしている。時々感情がなくなる世都と、過去の記憶のない礼夏の、死と隣り合わせの日々。薄氷を踏むような、しかし穏やかな日々は、世都と昔一緒に暮らしていたロマネという男の登場とともに終わりを告げる。 礼夏は子供(記載はありませんが、外見的には10歳くらいに見えます)なので、最初はセツとカップリングになるようにはとても見えず、BL的にどういう展開…
宮原きの子
描き下ろしペーパーはイラストと槇えびし先生のメッセージなんですが、 幸せそうな3人がいます。 幸せそうな絵を描こうとすると眠ってるシーンを描いてしまうようです。 一番、気がゆるむ時だからか、安心して眠れる相手がいるってことは幸福だと思うからかとも書いてあります。 「みずのいろ。」に安眠が無いせいでcutを描くとこうなりますとも書いてあります。 世都は「こんやのおかず」とい…
槇えびし先生の作品も今年出会いまして、こんな素敵なBL作品なのに一冊しか出てないなんて…。と思っていた。 そして、出た新刊。 2.2cmの厚さに驚いた。 槇えびし先生の新作BLが本当に読みたくて、読みごたえのある厚さに感動もした。 この一冊に10年の重みがある。 本当にすごい。 身体中に傷があるとか鋏で傷つけられていて鋏を見るとパニックになるのとか、受けの要素としてめっちゃ良い…
みんみ
これは奥が深いというかなんというか… 一読した後の感想は、正直いってスッキリしない読後感。 なので、すぐもう一度読み返してみて、主人公の『過去』や『望み』を頭に入れた状態でページをめくっていくと、 「ああ、そういうことだったのか」と、作中で主人公が見せる表情や言動の意味がわたしの単細胞な頭にも染み込んできて、 ズシンと胃にくるような展開、胸が痛くなるような結末に、 本を閉じた後、軽く放心…
いえい
恐ろしい作品だった、読み終わった瞬間息も出ない溢れそうだった涙も出ない。 とにかく衝撃的な作品
bonny
書店で見かけたとある一般小説の表紙イラストが気になって調べたらこの方だった、という。いつぞやから絵柄にこだわりがなくなって、なんでも来いやぁ!状態だったのですが、もう、単純に絵柄が好みだ、と感じた方でした。昔は綺麗な画しか受け付けなかった。…といって格別美麗?といったわけではないと思うんですけどね。古めなんだけど、この初コミックスも贔屓目が働いているのかわかりませんが、好感度高かった。 恋人…
茶屋の店主の蓮と神出鬼没な律の関係を聞く主人公の諒一。 蓮から返ってきた言葉は「おとうさん」 諒一が真剣に「お若いですね、おいくつのときの……」って聞くもんだから、律は「少しは疑ったらどうだ、貴様」とビール缶を握りしめます。 律は強面でいつもサングラス。サングラス越しに律の目が見えるシーンがあり、これが手描きなんで素晴らしい!かっこいい!と思いました。 諒一の携帯にくるメールの宛名…
柏枝真郷 槇えびし
こにしそる
神評価をいくつ付けても足りないくらいこの二人が大大大好きで、もっとずっと読んでいたいと思うのですが、とりあえずいつまでも友人以上恋人未満の関係は嫌なので何とかそれらしい形になって終わって欲しいなぁと願いながら読んだ3巻目。 思っていたよりずっと感動的な結末を貰えて、ホント、読んでよかったと思った作品です。 読み終えてから表紙を見たら、その意味にも感動してしまう。 臆病な警察官、ハリーが…
有能だけど不遜な態度で嫌われ者の刑事ドイルと、警官で拳銃を持っているのに治安が悪い地下鉄は怖い臆病者のハリー。 1作目でとりあえずお試しのような形で身体の関係を持った2人。 あれから1ヶ月経ち、ハリーはまだ昔の恋人の影をひきずっていますが、前回ほどではなく、ドイルと出会い、私生活にもそれなりの幸福を感じ始めています。 ですが、ハリーが前の恋人と別れる原因となった人物が姿を現し、せっか…