槇えびしさんのレビュー一覧

みずのいろ。 コミック

槇えびし 

「みずのいろ」が何の色か分かった時の衝撃…

ちょうど去年の今頃出会って読んだ作品なのですが、その時の衝撃といったらなかったです。
そこから何度も読み返し、レビューを書いては消し、書いては消ししているうちに1年が経ってしまいました。
万人受けするとは言い難く、ハマる人/ハマらない人がハッキリ分かれる類いのお話だと思いますが、私は全力でオススメしたい!


犯罪者やはみ出し者が集う、法も秩序もない街「天国」。
そこで殺し屋として生き…

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黄昏に花が舞う 小説

樹生かなめ  槇えびし 

続編でジワジワ来た…

『黄昏に花』を読んだ時は、サラ〜っとしててピンと来なかったんですけど、めげずに続編を読んでよかった。前作で抱いていたシュールな印象がやっと笑いに繋がりました。これはセットで読んで欲しいです。ホント、独特な作風ですよねぇ。

舞台は不況下の千代田中央銀行。派閥争いに敗れ、本行からビル管理子会社に左遷された美中年・岩井課長と、本社の営業担当で若きエリート・小田原のアレレな関係を、(たぶん)コミカル…

2

みずのいろ。 コミック

槇えびし 

重いなあ。

前作のBLを読んで以来、BLはかかれないのかしら?と思っていたのですが、この本が刊行されると聞いて、浮かれて購入。
あ、厚い!
まず厚みに驚きましたが、制作期間も10年かかってるのですね。
なのに、絵がほとんど変わらないっていうのもすごいです。

ああ、やはり皆さんロマネ×セツ推しですか。
私は最初から育ったら礼夏×セツになるんだ!とワクワクしていたので、シン×セツであって欲しいと思う…

3

みずのいろ。 コミック

槇えびし 

読み終わるとあまりのすごさに溜め息がでる。

1度全て読み終わった感想は、恐ろしい作品に出会ってしまったというものだった。
BoysLoveというだけで、読者が限られてしまうのが勿体無い作品だ。絵の美しさもさることながら、ストーリーが表紙の美しさの如く、深いもので、何度も読み返してしまう。まるで長編映画のようだった。
この作品は一切のネタバレを見ずに読んでもらいたい。

2

きみにあげる。 コミック

槇えびし 

モノクロの印象が強い絵柄

寡作の漫画家さんのようで、2010年のこのコミックから現在までにちるちるに登録されている著者は3作品しかありません。うち1冊はNOTBLです。BLで2015年発行の「みずのいろ。」よりこちらの作品の方がストーリーが難解でなく理解しやすいです。「みずのいろ。」で戸惑った方にお勧めです。

過去に関係した男に(ある意味で)振り回される二人が、互いの足りない部分を補い、心を通わせていくという話です。…

1

みずのいろ。 コミック

槇えびし 

一度では足りない。

本屋でたまたま題名が目に入り、手にとって表紙を見たときに衝撃が走り衝動買いしました。表紙の絵が本当に美しくて…。槇えびしさんのことは別の作品で知っていたので、この人BLも描いてたんだ…!と驚きました。
分厚いこともあり読み始めてこれはどんな展開になるのだろうとドキドキしながら読みすすめました。世都の放つ独特な雰囲気と「天国」という場所の異質さが読む人を引き込みます。ロマネが現れることによって明か…

3

みずのいろ。 コミック

槇えびし 

甘さはない。でも読みごたえしっかり。

今日の私は、長期連載コミックス化まとめ読みの日。
この淡い淡い、きれいなカバーイラストからは想像もつかないような、硝煙と血にまみれたオープニング。
長い年月をかけて完結した物語は、その年月に見合うだけの時間の経過の重みがあります。
世都と礼夏が暮らす「天国」と、その崩壊をもたらすロマネと世都の因縁。
ロマネによって「天国」から救い出された礼夏=慎の成長。
「天国」に捨てられた世都を拾うも…

3

みずのいろ。 コミック

槇えびし 

個人的にはロマネ×セツ希望

少年・礼夏(リーシア)は殺し屋の世都(セツ)と暮らしている。時々感情がなくなる世都と、過去の記憶のない礼夏の、死と隣り合わせの日々。薄氷を踏むような、しかし穏やかな日々は、世都と昔一緒に暮らしていたロマネという男の登場とともに終わりを告げる。


礼夏は子供(記載はありませんが、外見的には10歳くらいに見えます)なので、最初はセツとカップリングになるようにはとても見えず、BL的にどういう展開…

2

「みずのいろ。」出版社共通ペーパー グッズ

安眠

描き下ろしペーパーはイラストと槇えびし先生のメッセージなんですが、

幸せそうな3人がいます。

幸せそうな絵を描こうとすると眠ってるシーンを描いてしまうようです。
一番、気がゆるむ時だからか、安心して眠れる相手がいるってことは幸福だと思うからかとも書いてあります。

「みずのいろ。」に安眠が無いせいでcutを描くとこうなりますとも書いてあります。

世都は「こんやのおかず」とい…

2

みずのいろ。 コミック

槇えびし 

2.2cm

槇えびし先生の作品も今年出会いまして、こんな素敵なBL作品なのに一冊しか出てないなんて…。と思っていた。

そして、出た新刊。
2.2cmの厚さに驚いた。
槇えびし先生の新作BLが本当に読みたくて、読みごたえのある厚さに感動もした。
この一冊に10年の重みがある。
本当にすごい。

身体中に傷があるとか鋏で傷つけられていて鋏を見るとパニックになるのとか、受けの要素としてめっちゃ良い…

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