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飯田実樹 ひたき
エコ
ネタバレ
素敵なご縁でご本を手に取ることが出来、読み終わりましたので、拙いながらレビューさせて頂きますね。 構成は、幸せフェイワン達ロイヤルファミリーの日常のひとこまから始まり、 先代リューセーを知る人たちからの聞き取りを経て、日露戦争時の明治日本へと巻き戻り、丁寧な先代リューセーのエルマーンでの日々へと過去が綴られていきます。もうここからは涙が止まらない箇所がかなりありました。 ランワンを慕いな…
チョコ柿ピー
他のレビューにもある通り、とにかく甘々の二人です。 攻めの受け溺愛が大好きな私は、この巻はもう何度も繰り返し読みました。 でもあんまり人気ないのかなぁ? とはいえ、18歳の男の子が言葉も生活習慣も文化も全く違う世界に一人転移し、家族と一生会えずに過ごすのですから、不安や葛藤が多くあることは当然のことだろうと思います。 素直で心の純粋な龍聖がシィンワンを心から慕い、そのことをシィンワンも受け…
この巻が発売されて初めて読んだときは、「えぇ~っと、うん、そうか、こういう龍聖か」という感じであまり受け付けなかったのですが、その後に発売された8代目の話が織り込まれた「猛炎の小竜」(2019年11月発売)を読んだあとは、あまりに悲しいお話に、もうとにかく明るく楽しい巻を読み直したくてたまらなくなり、こちらを読み直しました。 そういう意味で、この巻はかなり落ち込んだり悲しいお話を読んだ後にはすご…
鳩村衣杏 ひたき
ふばば
鳩村衣杏先生の2005年発表作。 表紙絵が思いっきり入れ墨なので極道モノかと思いきや、全く違うのです。表紙の印象と中身は全然違います。 舞台は、出版翻訳代理店。 そして主人公は、かつて「現役高校生作家」として脚光を浴びその後「現役大学生作家」に。前途洋々だった「真淵匠」こと仲江音弥です。 真淵匠の4作目。1人の熱狂的ファンが、作品世界に引きずられて自殺未遂をする事件が起こり、それ以降小…
鳩村衣杏先生の2006年発表作。 「彼の背に甘い爪痕を残し」のスピンオフ作、なのですが知らずにこちらから読みました。 実母が失踪、義父から虐待され施設で暮らしていた淑仁。8才の時に遠縁の出版社社長・今給黎家に引き取られる。そこには5才の晶がいて、淑仁を慕い、背中に残る虐待の傷跡を見て泣いてくれた… 小さな晶が自分を守ろうとしてくれている事、自分も晶を一生守ろうと決めた事。 34才になっ…
夜光花 ひたき
まぎぃ
直前に読んでいたものが今ひとつだったせいか、あまり詳細を見ずに読み始めて、文章力があるなー、誰かなと想ったら夜光花さんでした。 美人の調律師、裕也と、暴力に興奮してしまうきらいのある危なげな刑事、竜治。 お話は、裕也が目の手術のため渡米した先で、他人から封筒を言付かったところから始まる。 爆発事故のために失明しかけたが、海外で手術して回復した裕也。 一方、竜治は高校生の頃から裕也に…
ぴれーね
「空に響くは竜の歌声」シリーズ、8冊目にして初の短編集(表題作は長編です)になります。 表題作がフェイワン達の物語で書き下ろし、更に同時収録作でタンレンとシュレイの物語も書き下ろされています。 ここに、一作目のフェイワン編から五作目ルイワン編までの、特典ペーパーや小冊子用に書き下ろされた短編。 他、雑誌掲載の短編となります。 こちら、めちゃくちゃお得だと思うんですよ。 いや~、シ…
中原一也 ひたき
165
辛かった。途中までは辛くて辛くてこちらも気分が不安定になりました。 坂梨の辛い過去と死んだように生きてきた今までが辛くて切なくて。私も元カレと妹を恨みました。 そんなときに隣人の青柳と出会って。 青柳の過去も辛すぎて凄絶で。 でも坂梨があの過去があったから今がある、このマンションに住んだのも、青柳と出会ったのも、ただの隣人ではなくなったのもあの過去があったから繋がってるんだというと…
「空に響くは竜の歌声」シリーズ第7作目、三代目竜王とリューセーの物語になります。 私はこのシリーズの大ファンではございますが、今回はどうにも合いませんでした。 う~ん・・・。 ちょっとマンネリ感があるなぁとか、キャラに引っ掛かるなぁとかありつつも、この世界観がたまらなく好きなので萌えるのです。 が、終盤で大きな地雷があったんですよね。 こんなのって、無いよーーー!!と。 まぁ、完全…
椹野道流 ひたき
まりぽん812
最近、書店さんのツイートで紙本の存在を知り、さっそく購入しました。ちるちるさんのサイトではなぜか「電子専門」になっていました。私のような紙本派の方にも読んでもらいたいので、微力ながら修正を依頼しました。電子版が先行だったのかしら。 物語は、亡き祖母の古い日本家屋に一人住む眼科医・遠峯の元に、高校の後輩で、都会の生活に疲れた駆け出しの小説家・白石が居候することから始まります。自然豊かな芦屋が舞…