ひたきさんのレビュー一覧

灼熱を呼べ 小説

夜光花  ひたき 

切ないくらいの想い

高校時代からの親友である竜治と裕也。
一度だけ竜治から告白された事があるが、冗談だと思って軽く裕也は断るが、その想いは竜治の中から消える事はなく。
そんな中、事件が起こり、二人の関係も変わっていく――。

複雑な生い立ちの竜治は、何も欲しくなく、誰とも付き合いたくもなく、虚無的に生きてきたけれども、唯一裕也だけが欲する。
その欲し方に、健気ささえ覚えます。
お前さえいれば他には何もない…

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