total review:279729today:28
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
15/16(合計:160件)
鳩村衣杏 ひたき
OUT
ネタバレ
出版界の、本好きの2人の話を読んでいる自分がとても心地良い感じでした。 お仕事ものはやっぱり面白かったです。劇的なシーンはないのですが、あとからジワジワ心に沁みてくるような繊細なお話でした。むしろ最後のHシーンとか無くてよかったんじゃ・・・と思うくらいでした。そんなこと言っちゃだめですね。 出版翻訳代理店のエージェント英 峻介と、過去に小説家だった仲江音弥をとりまくしがらみとトラウマ克服の…
「彼の背に甘い爪痕を残し」のリンク作でした。といっても話は独立しているので単体で読めます。私は間違ってこちらから読み始めましたが、全然大丈夫でした。 椎名淑仁は8歳のときに遠縁の今給黎家に引き取られてきます。前の家で義父に虐待を受けて、養護施設に保護されていたのですが、やさしい今給黎家の夫婦とその息子の晶に少しずつ癒されていきます。 そしてもちろん(!)この弟、晶と少しずつ恋愛感情を持ち始…
夜光花 ひたき
かにゃこ
『灼熱を呼べ』の続編。 角膜移植を終えて帰国する裕也は 見知らぬ老人に手紙を託され、その直後老人は死ぬ 帰国した裕也は、手紙のあて名の主を探すという またしてもサスペンス仕立て。 サスペンスの道筋を引いておきながら1本道ではなく 竜次をとりまく人々(叔父の元恋人、ヤクザ、父親) 裕也の“潔癖”という人格 いろいろな側面が楽しめる作品でした。 裕也の“潔癖” これをわ…
爆破事件と刑事と調律師 取引とセックス 夜光花さんのサスペンス仕立てのお話。 高校時代の同級生同士が大人になり 刑事と調律師として生活していて 過去の爆破未遂事件、現在の爆破事件が重なっていきます。 爆破事件の犯人探しが目当てになるとがっかりするかもしれません。 わたしが物語で一番知りたかったのは犯人ではなく 裕也が竜治に惹かれた理由。 竜治が裕也に惹かれた理由。 この…
菊乃
『灼熱を呼べ』の続き。 前作で、爆弾事件に巻き込まれて失明した裕也が アメリカで角膜移植を受けてからのお話です。 アメリカ滞在中に、見知らぬ日本人から託された手紙とメモリーカード。 そして、竜次の亡くなった叔父の恋人だった光の登場。 さらには、光を狙う暴力団幹部の笹来の黒い思惑。 この3つのお話が絡み合って かなりごちゃごちゃした印象を受けてしまって なかなかお話に入り込め…
受けが『調律師』と言うだけで購入してしまいましたw 高校の時に、自分の事を真剣に叱ってくれた同級生・裕也を 警察官となった今もずっと思い続けている竜次。 裕也が竜次を思う気持ちと竜次が裕也を思う気持ちの種類は 微妙に方向性が違っているんだけど 竜次の危険な行動を止める為の取引として付き合う事になった二人が さまざまな疑惑や戸惑い、思いをやり過ごしながら お互いがお互いを必要と…
綺月陣 ひたき
雪菜
受が裸で攻に絡みつく表紙にちょっと怯んだけれど、読んでよかった~! 大切な人を失い孤独な攻と、奇抜な外見(ばっちりメイク&ビジュアル系の服装)で自分を守る寂しがりやの受の、救済ストーリー。 室岡と至の、すれ違う想いがとっても切ない! さらに、最初から室岡に嘘をついている至の後ろめたさが加わって切なさ倍増!! カップルは、綺月陣作品でよく登場する「わがままで、気が強くて、感情豊か…
ともふみ
萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 出版翻訳代理店の上司・峻介×出版翻訳代理店でバイトする元小説家・音弥。 ある過去の事件から書くことを辞めてしまった元小説家の音弥。 人との関わり合いにも臆病になっていた彼が、バイト先の上司である峻介と関わりながら、もう一度前向きな人生を取り戻していくしっとりとした優しいお話です。 ドラマチックな華々しさはありませんが、人間誰もが過去をしょいながら社会の…
Alice
刑事×ピアノの調律師。 昔から仲の良い2人。裕也は竜治の悪行を叱っては止めていました。 ちょっと不良×優等生みたいなカプでしたね~ そんな2人は大人になっても仲が良いのですが、裕也は世間で騒がれてる爆弾事件の犯人が気になっていました。 それは昔竜治が爆弾を造ろうとしていたから。さらに竜治の家に行くと造りかけの爆弾が・・・ 犯人はちょっと予想外でしたねw途中まで騙されましたw しかし…
火崎勇 ひたき
ミュウ
恋人の部屋には、開けてはいけない扉がある。 そこから青髭のような童話を想像していたら、全然違う話でした。 グノーシスの都築×若手シナリオライター・成宮(26) パーティー会場で大人の男・都築と出会って、成宮は初めての恋に落ちる。 愛を交わし、メールも交わし、合い鍵ももらって、恋人なはずなのに不安が去らない。 担当している脚本に出演する役者の白河とエレベーターですれ違い、もしかしてと、…