綺月陣さんのレビュー一覧

いつもそこには俺がいる 小説

綺月陣  周防佑未 

萌えまくる

電子書籍で読了。
久しぶりにガッツリ好みのストーリーでした。

高校時代からセフレの真崎と倫章。
モテモテの真崎は女が切れたことがないくらいのいい男。でも、倫章は真崎と関係を持って以来、女にインポになっちゃった奴で。そんな時に真崎は結婚すると言い出した上に、披露宴に来いと。
その上、今後も関係は持つとのたまう。倫章はこれを機に親友に戻りたいと割り切ろうとするけれど、結果、真崎のことをセフ…

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獣・壊滅 小説

綺月陣  青海信濃 

ファンタジーを超える

こちらまでは図書館にあったので読みましたが…
前作で「うーんこりゃ無いな」と思ってたのを超えてきました(笑)

評価が分かれる作品なのかな。シリーズになっているようなので、一定数のニーズはあるんでしょうが、深刻じゃ無いグロ、というか思わず呆れ笑する感じなのかな。
流石に内臓を引き摺り出されるってのは…
そして九堂もドスを刺されまくって二人血まみれで海に転落という。

なんとも壮絶な展…

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獣―ケダモノ 小説

綺月陣  青海信濃 

キツイなー

いやぁ、色んなネタが入りまくってますが、それそのものは地雷では無いんだけど、ちょっと物語が全く入ってこず(苦笑)
色んなプレイに対してへぇ、そうなのかー、とは思うものの、萌どころを掴めないままラストに至った感じでした。

そもそもの雅彦との関係も嫌々そういう関係だったと誤解してたけど、好きだったのかな??

九堂は廉に思い入れがあったようだけど、その表現があれなのかぁ。
うーん。。

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チェッカーフラッグ 小説

綺月陣  やまもと和成 

感動しました

電子書籍版を購入。
挿絵なし、あとがきなし。
「神」評価です。

20年前の作品。
ちょうど、8耐が開催されている本日、不思議な巡り合わせでこの作品をたまたま手に取りました。
読後、思わず、8耐の放送を探してかけてしまいましたよ。

さて、ボリューム少なめということもありますが、物語に引き込まれて、あっという間に読み終わりました。
とても読後感がよく、1本の映画を見たかのような充…

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龍と竜~啓蟄~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

一世一代の命をかけた恋

 龍と竜シリーズの五作目です。
 発売当時は本作で完結だったこともあり、最後にふさわしいお話でした。

 大学一年生の颯太が竜城に龍一郎と別れたいと思ったことはあるかと質問するところから始まり、次郎の愚痴をたくさんこぼしています。ほらやっぱりと言いたくなるような内容です。
 前作の続きは勘弁してくれと思っていたら、龍一郎と別れたいと思ったことがある上に浮気までしたことがあると自白する竜城の…

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龍と竜 ~虹の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

まるで餌(愛)を欲しがる雛鳥のよう

 龍と竜シリーズの四作目です。
 私がこのシリーズを読み始めたのは、綺月陣先生の「背徳のマリア」に登場した黒崎和巳の行方を追いかけてきたからなので、詳細も評価も調べずにシリーズ全作品を大人買いして、今に至ります。
 それを踏まえて本作の感想を書くので、「背徳のマリア」を未読の方は注意してください。

 表紙の色気を漂わせた颯太があまりにも大人びていて、次郎を見るまで竜城と勘違いするほどでし…

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龍と竜~銀の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

幸せの根源の正体

 龍と竜シリーズの三作目です。
 前作までは竜城と龍一郎に焦点が当てられていましたが、本作は新たな主人公が登場します。
 竜城の弟の颯太です。前作の感想で将来有望と書きましたが、中学一年生にして早くも覚醒していました。

 颯太の独白から始まりますが重いです。
 物心ついた頃には母から存在を否定されていたせいで、母が不幸なのも、母が亡くなったのも、竜城が大学を中退したのも、全部自分のせい…

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龍と竜~白露~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

光と影は表裏一体

 龍と竜シリーズの二作目です。
 前作でさまざな葛藤を乗り越え、極道の龍一郎とともに生きる選択をした竜城ですが、本作は龍一郎とは住む世界が違うことをまざまざと思い知らされ、愛だけではどうにもならない壁にぶつかり苦悩するお話でした。

 と、上記のように要約すると重苦しく感じますが、作品全体を通してみると官能的な場面がたくさんあったので、個人的にはそちらの印象の方が強いです。包み隠さずに言うと…

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龍と竜 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

人生の岐路のその先へ

 作家買いなんですが、厳密には綺月陣先生の「背徳のマリア」に登場した黒崎和巳がこのシリーズにも登場しているとのことだったので、和巳見たさに全作品を購入しました。
 そんな購入動機だったにもかかわらず、本作に和巳が出ていないことに気付いたのは感想を書く時になってからのことでした。
 それほど夢中になれたおもしろいお話です。

 まず、竜城がバイトしているカフェの場面です。冒頭だけで登場人物全…

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背徳のマリア 下 小説

綺月陣  AZ Pt.(AZ Pt ) 

強欲の罪と罰

 上巻も衝撃でしたが、下巻はさらに衝撃な内容でした。
 話の流れを重視してまずは「背徳のマリア 前編・後編」と「背徳のマリア 旅立ち」の黒崎兄弟からにします。

 上巻の感想にも書きましたが、私は兄弟BLを求めて本作品を購入したんです。
 妊娠するという情報だけは知っていたのでどんな話だろうと好奇心いっぱいでしたが、上巻の「体温は証明する」の中で黒崎兄弟の悲惨な末路を事前に知らされていたの…

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