洸さんのレビュー一覧

探偵の助手には秘密がありすぎる 小説

  乃一ミクロ 

その秘密はアリなのか?

弱小探偵事務所を営む立花(受け)のもとに突如現れた謎の男・小田切(攻め)。
前所長の知り合いらしい小田切は、立花宅に居候し、彼の助手として働くことに…

無口で無愛想、しかし大変有能な小田切は一体何者?というのが本書の一番の謎。
ハッカー並にITに精通しており、頭脳明晰。しかも料理も上手くて…と、次々明らかになる彼の特技。
小田切に惹かれていく立花ですが、彼は突然姿を消し…というのが中盤…

5

灼熱のカウントダウン 小説

  小山田あみ 

ハマる!

これぞBL小説ということでお薦めいただいた、洸さんの作品。色々なタイプの作家さんや作品をお薦めいただけるのって、世界が広がって本当に楽しい。多分、この作品は自力だけで細々と探っていただけならなかなか辿り着けなかったであろう作家さんでした。

舞台は近未来の日本。国際テロ対策特別捜査班、「クロスライン」のメンバーでバディ関係にある工藤琉己と北浦大駕の物語。イラストをご担当されている小山田あみ先生…

6

運び屋恋愛事情 小説

  葛西リカコ 

パンツ

口は悪いけど優しい小野寺さん。
素敵です。

恭吾は運び屋に成り立てで、お客さんに騙されて薬の入ったコーヒーを飲み、女性用パンツを穿かされたのがきっかけで小野寺との距離が縮まります。

薬のせいで小野寺を求めちゃう恭吾が可愛い。

事後に熱が出てしまった恭吾に小野寺が優しくて萌え。

運び屋と言っても怪しい仕事じゃなかったので、そこら辺が面白い設定でした。

運び屋イコール危…

0

駆け引きのインサイド・ベット 小説

  高崎ぼすこ 

ラスベガス舞台の事件もの

ラスベガスでディーラーをしている日本人×カジノ監視員の日系アメリカ人。
事件もののわりにエロシーンにはそこそこページが割かれていたのですが、そのせいかいろいろ書き足りていないところがありました。攻めの書き込みが特に足りなかった印象です。ページ数の少ない文庫だし、受け攻め以外に物語にかかわってくるキャラが10人くらいいるので、もう少し数を絞ったほうがよかったかな、という気はします。ちと事件ものとし…

3

黒猫はキスが好き 小説

  みずかねりょう 

熱血刑事×小悪魔怪盗?

ニューヨーク市警殺人課の刑事、ローガン。
あるときバーでいざこざが起こり、それを止めようと動く。
銃口を向けられた女性を庇おうと覆い被さるも、無傷。
助けてくれたのは美しい獣を思わせる、黒い瞳が印象的なレイ。
神出鬼没で、まるで猫のようなレイにローガンは次第に惹かれていく。
しかしレイの正体は、いま世間を騒がせている窃盗犯ではないかと気になり───?

レイが気になり心配してしまう熱…

1

脚本家は愛を乞う 小説

  小路龍流 

控えめ過ぎて・・・

「翻訳家は愛を知る」のスピンオフになります
すみません・・・知らずに手に取りました(;´Д`)
ですが、単品でも読めます!
攻め様が前作品の受け様とちょっと何か訳ありのお方の様です
前作品のカップルもしっかり出てきますが、説明もあるので
なにも問題もなく読めました

見た目が野暮ったい受け様が、攻め様の手によって
華開いていくという、見た目もエッチもwwww

受け様はとにかく…

3

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

せつなさいっぱい

丸ごと一冊がひとつのストーリーでした。

この作品、ハッピーエンドなんですけど
最初からず~~~~~っと切なかったですョ!
だからと言って、泣けるというのとはまた違うんですけどね。
でも、そういうタイプ・・・切なくてきゅぅ~っとくるような
ストーリーがお好みの方にはGOODかも♪

勘違いから、切ないストーリーが繰り広げられるのですが
そうは言っても仲良しな2人なんですよね。

5

その声が僕を動かす 小説

  奥貫亘 

不思議系だけど王道系

亡くなった双子の兄の力を借りて、未来予知ができる大学生の右京。
超常現象がテーマの部類に入るのかもしれませんが、ホラーチックでもなく、少しホームドラマの入ったあったかいお話です。

右京は予知で、同じ大学で水泳部の尾崎が危険な目に遭うと知り、尾崎を守ろうと近づきます。けれど最初は当然変人あつかい。
それをめげずに、未来を変えるため頑張ります。
この右京ですが、双子の兄を失った負い目もある…

1

翻訳家は愛を知る 小説

  小路龍流 

翻訳家物が読みたくて・・・

なぜだか無性に翻訳家の出るBL小説が読みたい!!という気持ちになり、ちるちるサイトで検索しヒットしたのがこの作品でした。
表紙のイラストがきれいだな~、というのと、あらすじも興味深かったので読んでみることにしました。洸先生作品も初読みです。

処世術にたけた軽い男の攻め様が、引きこもり気味の翻訳家である受け様を(翻訳の仕事を受けて欲しいと、)仕事で口説き落としている内に、本気で受け様に恋をし…

1

恋―La saison d’amour 小説

  梨とりこ 

読みやすーい

春夏秋冬、4部構成です。
一つのお話がしっかり区切られているので、とにかく読みやすい。
私自身、小説はじっくりじっくり読んでしまって、結局ぶった切っちゃうことも多いのでとても、読みやすく好きな作品です。

またまた、挿絵もいいんですよね!これが!透明感のある素敵な挿絵です。
この本も完全に表紙買いでした。

受けの切ない思いが痛いほど伝わってきましたよ...切ない、、、けど、ハッ…

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