洸さんのレビュー一覧

残酷な指が狂わせる 小説

  山田シロ 

年下敬語攻め

敬語攻めです。

っていっても、私はべつに特に好きな要素でもないのですが、
この作品の場合は、運動部ってキーワードがあるので俄然萌えました。
元バレーボール部の後輩×先輩で、
高校時代に付き合っていたが、破局。
社会人になってから再会するというお話。

運動部って上下関係ものすごく厳しいのに、
そこを後輩から告るってところもすごい勇気だと思う。
しかも受けとしてじゃなくて、自分…

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残酷な指が狂わせる 小説

  山田シロ 

捨て身の受け様

あのね、あんまりこういう評価はしたくないんですが、私がお話から受けるイメージとイラストが全く合わなくって困ったので、評価がちょっと下がりました。
ストーリーとしても、思わせぶりで引っ張っているのがメインだったので、物足りなさを感じました。
つまらないわけではなかったのですが、もうちょっと何とかしてほしかったです。

高校のバレー部のセッターとアタッカーの関係で、ほんの短い間恋人同士でもあっ…

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残酷な指が狂わせる 小説

  山田シロ 

たとえ相手を壊しても

今回は高校のクラブの後輩と先輩、アメリカ帰りの期待の商社マンと
大手鉄鋼メーカーの営業マンとお話です。

過去の出会いと別れを絡めつつ再会から再び付合始めるまでの本編と、
ラブラブモード全開の後日談を収録。

二人の出会いは高校時代。
受様の高校はバレーボールでは強豪校で有り
その中でも受様はセッターとして、チームをまとめる要の選手です。

一学年下で入学した攻様は、
破壊力…

4

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

誰にとってのお好み?

今回は可愛い子が好きな意志が強くて自身溢れる営業マンと
自分に自信が持てないクールビューティ営業マンのお話です。

二人がお互いにゲイだと知って紆余曲折を経てまとまるまで。

主人公の二人はビール会社に同期で入社以来、
営業成績を競うライバル同士です。

攻様は人との付き合いで量販店を得意先とし、
攻様はこまめなデータを元に店舗のコンサルティングをする等、
違う点が目立つほど攻…

7

花陰のライオン 小説

  宝井さき 

冷血が解けるとき

自分の恋人と信じていた女性が、自分の親友と密かに肉体関係を結んでいたとしたら。
そして逢引の途中、親友の運転する車で恋人が死んでしまったら…。

このストーリーは、そんな経験をして心が凍り付いてしまった画廊の若きオーナー・狩野昌孝の心を、ゆっくり溶かしていく、心のきれいな画学生・三杉尚也のストーリーです。

きっかけはお花屋さん。
この唐突な始まりもとっても好みです。

そのフラワ…

5

黒猫はキスが好き 小説

  みずかねりょう 

どんでん返しに萌え

アメリカが舞台の、ちょっとハードボイルド風味の小説です。

主人公はジョージ・ローガン。
ニューヨーク市警殺人課の刑事で「スーパー・コップ」の異名をとる敏腕です。
少年レイプ殺人事件を追っていて、オフのときに飲んでいた酒場で、偶然に殺人未遂事件が発生したことでレイと知り合います。
レイ・リードは黒髪黒瞳のしなやかな身体を持つ若者で、母親が日本人。漢字で「礼」という字だろうということが間接…

2

深く静かに潜れ 小説

  長門サイチ 

もっと面白くできそう

麻薬捜査官という大好きなシチュエーションのお話なので、期待も大きかったのですが、会話中心な分お話に厚みが足りなかったかなっと思います。

剣崎は黒、アレンは透明、デューク(捜査対象者)は赤いイメージがあります。どれが誰だっけ?といった戸惑いも無く、大変読みやすいので、後もう一つ何かが欲しい。
潜入捜査のこともしっかり書かれてはいるのですが、展開が早すぎるのかな?もうちょっとじらされてもいいか…

4

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

「やめないで」「かわいい」がキーワード

ビール会社の同期営業マン同士のお話。
たまたまゲイクラブで出合った八木と香月。
実は香月は以前から八木に片思いをしていたのですが、八木の誤解から「お互い可愛いタイプが好み」だからとライバル宣言されてしまって・・・
香月のゲイ友・純一(可愛い系・恋人あり)、会社の後輩・武田(可愛い系)、武田の上司・舞原(優しく頼れる大人?武田を大変可愛がっている)を巻き込んで、恋のさやあて状態になっていきます…

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好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

「可愛い」と一口に言ってもいろいろですよね。

ふたりはビール会社の営業部の同期。
八木は男らしくワイルドな雰囲気の行動派、香月はどちらかといえば八木とは反対のクールな理論派という感じで、タイプは違うが営業成績を競い合い周囲や八木本人からは“ライバル”として見られている。

最初の印象は、八木は香月にとって苦手なタイプではあったのだが、いつのまにか“苦手”は“気になる存在”となり、密かな片想いへと変わっていく。
自分も八木もゲイではある…

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密やかな欲望 小説

  亜樹良のりかず 

東間君は自分の顔が嫌いで伊達眼鏡だそうで・・・

題名の通り、密やかに欲望をためこんでいる東間君のお話。

自分が男に欲情するのは受け入れているものの、過去のトラウマで「相手に迷惑になる」と思っている東間は、同僚の鷹見に理想の男性像を見ても苦手意識が先に立ち、自分の気持ちを抑えよう抑えようとするので、却って かたくなになり嫌っているようにも見えてしまいます。
しかし、男性化粧品の宣伝広告を共同企画することになり急接近し、一緒に過ごす時間も増…

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