みずかねりょうさんのレビュー一覧

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

没頭して読んだ

小中先生の現代ものが読めて嬉しい。
もう、すごく面白かった。
文章も読みやすいので、あっという間に一気読み。

今作は、主となる登場人物達がモデル兼俳優・写真家…と、どちらかというと華やかな職業設定なのですけれど、お話全体のトーンはあくまでもシリアスベース。
小中先生といえば心理描写が丁寧な作家様という印象があるのですが、今回も主人公・永利の10年に渡る心情が本当に人間臭くて、人の心の描…

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鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

微キュン

作者のまるっと現代もの、昨今では貴重なのですごく楽しみにしていました。

今作は、カメラマン×元アイドルだったモデル。気鋭の天才カメラマンが、造形は整っているが凡庸なタレントのポテンシャルを見出して開花させていくという、いわばマイフェアレディ型のラブストーリーでした。

カメラマンと被写体の関係って、とってもヤラシイ関係なのでBL的に好物の設定です笑

攻めに恋する受け視点で進むので、…

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聖なる騎士は運命の愛に巡り合う 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

まさに聖なる騎士♡

実は「王子は無垢な神官をこよなく愛す」は積み本でまだ未読です。
読んで無くても充分楽しめましたが、レオンハルトとナザリオもちょっとだけ登場するので読んでいればもっとクラウスとティモを理解出来たのだろうと思いました。

とにかくクラウスが非が見つからないくらいの出来た人物でして、久しぶりにこんな完璧な攻めのお話を読みました。
後書きで釘宮先生がクラウスに救済をとの要望が高かったと書かれてまし…

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聖なる騎士は運命の愛に巡り合う 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

読みたかったスピンオフ

品行方正で、誠実で、物腰も柔らかく品のある優しい紳士。
読んでいて気持ちが良いくらいスマートで正統派なクラウスがやっぱり好き。

前作は、メインカップルももちろん良かったのですが、クラウスという人があまりにも素敵すぎてどうか幸せになってほしいと願ってやまなかったのです。彼のその後のお話が読みたかったので、まさかスピンオフが読めるなんて!これはすごく嬉しい。
釘宮先生いわく、クラウスに救済を…

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鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

成長を見届けました(;つД`)

 小中先生のお話にみずかねりょう先生のイラストがつく、となったら、買わずにはいられません。


 受け様は、0才からモデルとして芸能界で生きてきた永利。
売れなくなり事務所をクビ寸前の時に、攻め様である天才写真家紹惟に見出だされ、一躍時の人に。
紹惟のモデルは、代々『ミューズ』と呼ばれ、紹惟のモデルをやめた後ものしあがって売れっ子になっているのだから。

 自分が納得する作品の為なら…

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上司と婚約Dream 3~男系大家族物語17~ 小説

日向唯稀  みずかねりょう 

まだまだ続きそう

今回も安定の面白さでした。

途中に寧の弟大好き自慢や、子供たちの成長に感激する心情が熱く語られているのもお約束でした。

鷹崎部長とのラブは子供たちが居ない間だけなので、既に読み手は諦めムードというかそういうお話だと思ってこのシリーズを読んでいます。

今回はそれでも鷹崎部長と他の人が勝手に噂されているのに嫉妬する寧が良かった!私も理解力が無いので境さんのやり方は遠回り過ぎてイライラ…

1

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

とても良かった!

小中さんの作品はBLを読んだ!という満足感を得られます。途中はちょっとドロドロするけど最後はハッピーエンド。主人公の受けは元売れないアイドルだったけど有名写真家の攻めのミューズとして見出されモデル・俳優として売れるようになります。華やかな芸能界の話なのでみずかねりょうさんのきらびやかで美しい挿絵がピッタリでした。表紙のアンティークっぽい鏡とかイバラのデザインも素敵で力入ってる感じです。

俳優…

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鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

観たい

小中先生&みずかね先生ホイホイで購入。受けの「強くなる、目覚める様」が小気味よかったので萌2にしました。本編280P超+あとがき。天才写真家×モデル・俳優の長いお話。ある種の才能に目覚めるお話がお好きな方でしたらおススメしたいです。

子役から始まり芸能界歴は長い永利(えいり)。22才でじり貧だった頃に、天才写真家紹惟(しょうい)に見いだされ、4代目ミューズとして売り出した写真集がバカ売れし、…

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刹那と愛の声を聞け 小説

水原とほる  みずかねりょう 

攻めの存在感が薄れているような

読み始めてすぐに何かの続編かと思った。
ヤクザとリーマンの恋人同士が跡目争いに巻き込まれていく話だが、出会いから再会までの全てが回想で語られる。その内容は文庫一冊分はありそうなほど盛りだくさんなのに、簡略化されて詰め込まれているため、前提とする別の一冊があるかのよう。しかも過去回想の中でさらに過去の学生時代の回想を始めたりするものだから、読んでいて置いてけぼり感が強かった。

受けの貴生は自…

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聖なる騎士は運命の愛に巡り合う 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

完璧攻めは苦手だったのに

前作も良い話だね、ピーノとロッコ激かわだね、と思って読んだけど
正直続きを買おうかどうか、結構迷った。
でもクラウスは脇役なのに無駄にキラキラ設定で、さらに最後は振られた上に救いのない感じの終わり方。
ティモは最初は重要キャラと思わせて、最後まで怪我のため療養し通しで、立ち位置不明のまま終了。
やはり前作の消化不良を解消せねばと、読みました。
で、結論としては前作以上に良かったんです。

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