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秀香穂里 みずかねりょう
碧雲
絵師買い。初読みの作家の作品でした。 言葉攻めが得意な小説家と、結婚相談所スタッフの恋。 面白かった。 1,結婚したいと言われても 2.子育てしたいと言われても 3.結婚したいと言われても【番外編】 旅立ちたいと言われても 「クロほん」 の順で、発刊されています。 外観に構わない、ほぼ毎日缶詰で執筆する人気作家の里見が、 結婚相談所に来所する。 相談員の那波に一目ぼ…
kurinn
ネタバレ
本編もスーパーアルファというより、20歳の大学生という感じで全然特別感が無かった黎でした。 こちらの電子特典SSでも苦労人でしっかり者の真冬の方が同い年でも年上みたいでした。 お金も地位も産まれた時から、黎には普通に有るからなのだと思いました。 ただ真冬という大切な存在を得た事で、黎の生活全ての彩りは鮮やかになった事は確かだと思います。 真冬が行ってみたい場所の旅行を計画したり…
髙月まつり みずかねりょう
あとがきで高月先生がはじめて書いたオメガバとあったのですが、他レーベルで2019年に「幼馴染のアルファ様に求婚されています」が発刊されているようです。 高月先生の作品は前に何を読んだのか記憶に無いくらい久しぶりに読んだと思います。なので詳しく無いのです。 今作はオメガバですが、高月先生のオリジナル要素がとても強かったと思います。 「壊れオメガ」という字面が強烈であらすじに風俗とあ…
宮緒葵 みずかねりょう
宮緒先生の作品は「渇仰」や「華は褥に咲き狂う」シリーズなどが大好きだったのですが、新たにこの「悪食」も大好きなシリーズになりそうです。 今作は「羽化」とタイトルが付けられていますが、水琴にとってまさに転機になった回だったと思います。 怜一に突き付けられた「画家としての自分をどう扱われたいのか」という言葉に、泉里に大事にされて外界と遮断されたまま囲われて終わるのか揺れ動くのです。 …
165
夢魔 死と別れと作り手の業。 一気読みでした。すごい勢いで読みました。 水琴と泉里の元に二人組が現れて。 そのことで水琴は桜庭という画家を知ることになる。 桜庭の経歴と作品を知ると共に対照的なゴヤの話も聞いて。 水琴は死と別れと作家の業について考えているうちにどんどん深みにはまっていき…。 ある事件に関わり桜庭と容疑者の刑部の真相究明に奔走し。 無事に解決し水琴は決意をあら…
ポッチ
作家買い。 宮緒作品の『悪食』の続編です。前作未読でも理解できないことはないと思いますが、できれば読んでいた方がより面白く今作を読めるんじゃないかなと思います。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は画家の卵の水琴。 彼は「人ならざる者」を見ることができる。 そして、「彼ら」を絵に描くことで自分の感情を表現しているアーティストでもある。 彼はその能力ゆ…
aaaiiiai
表紙で受けの水琴くんの瞳が白っぽく描かれててキラキラもないのでまるで生気が感じられず、なんか白痴か不思議ちゃんキャラなのかなって思ってました。 全然そんな事はなく、美人で健気で素直で老若男女が彼の魅力に引き寄せられるようなタイプ。 死者が見えその絵を描き続けた事で不気味がられて学校、家族にさえ退けられて、不憫に思った祖父が田舎に引き取って2人で暮らしてる。 平和な毎日に突如都会の洗練…
渋茶
2019年刊。 なかなかオカルト味があり、この話で初めて『黄泉戸喫(よもちへぐい)』という言い伝えを知った。 あとがきで『初めて書くタイプのお話』と語られているが、確かにイロモノ度はなりを潜めている気がする。 その一方で、いつもの微かな仄暗さも漂っている気はしたが。 宮緒さんの作品の攻め受けは、二人だけ(又は三人だけ)の世界で結ばれた幸せを貪っていればいいって閉ざされた感に浸っているイ…
あーちゃん2016
みずかね先生ほいほいで購入。オメガバがもともとあまり得意ではない&アルファ様絶対と感じて苦手だったので中立より萌にしました。本編230P超+あとがき。ちょっと変わったオメガバが読みたいわ!という方でしたら良いのかも。 両親共にアルファでスーパーアルファである黎(れい)のもとにある日「ひとまず3か月よろしくお願いいたします」と言って訪れた真冬(まふゆ)。父から事前にモニターになってほしいと言わ…
夕映月子 みずかねりょう
えすむら
”あなたを好きになりたくない”から辿り着きました。 こちら読んでから、改めて”あなたを~”に収録されていた後日譚を読んだら 前回読んだときより尊く感じました。(当たり前か…) 他のレビュアー様がすでに指摘していますが、BL設定じゃなくても…難病ものの恋愛小説(男女)でもいいんじゃ?的な印象もなくはないのですが、舞台となっている土地の自然の繊細かつ雄大な描写にワクワクしたり、穂高と梓が相手…