みずかねりょうさんのレビュー一覧

オトコにつまずくお年頃 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

つまずいたのはどっちだろう?

攻・影山壱成(28) 総務部のエリート
受・新田秋光(27) オフィス通信課

デートの相手(女性)に「勝負パンツじゃないから」とお断りして帰宅した新田。
メールボックスを確認していたら、マンションから出てきた男女が揉めている。

女性2人がかち合って「3人で楽しむって手もあんじゃねぇ?」と、とんでもないことを言ってビンタを食らったのは、新田と同じ会社に勤める影山。

翌日、社内ト…

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アラビアン・ルビー ~紅鳥は夜に舞う~ 小説

若狭萠  みずかねりょう 

アイリンに夢中になりすぎたのかもしれない

異国物で、王の弟と踊り子で身分違いの恋に、お家騒動がからまる話です。
定番系のネタで、まとめています。

王の異母弟・ギルス・シャンドラ 俺様口下手攻め×踊り子・アイリン 強気受け
世話になっていた店のサミーから経営に困っているので、身体を売る仕事について欲しいと頼まれる。
長年の恩から身体を売る事を決意したアイリンを見染めたのは、一度お店にきて無理矢理キスしてきた男で。
高額で買い…

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緋褥に桜花の散る 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

ストレスなく萌えられる遊郭モノ

見事なまでの王道シナリオ&ラストでしたが
スタートが不幸な事がほとんどの遊郭話だからこそ
こうでなくてはね!とも思いましたw

実は、遊郭モノは
CDではいくつか聴いたことがあったんですが
小説はこの作品が初でした。
妖艶な世界のお話なので
声優さんの声が付くことによって、さらにその艶やかさが増すのでは?
と思っていたけど
いやいや、文章でもその雰囲気や匂いなんかは充分堪能でき…

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緋褥に桜花の散る 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

げろ甘(´Д`;)

ぎぶぎぶ!甘すぎる~っ。
そんな男娼妓楼モノ。

吉原で伝説の花魁だった母を持つ愁里。
火事とともに、母を失い、莫大な借金を抱え
男娼妓楼・白螢楼に身を置くことに・・・
お職をはる東雲兄さんの下で
“禿”ならぬ“前髪”として働きはじめる愁里は
東雲のなじみ客 成司さんに想いを寄せてしまう。

と、いうお話。

とにかく定番、定番の運びの上に
新人いじめもないし、娼妓同士の…

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シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

ミステリアス・ラブ

10年前に弟を火事で失った矢上。
しかし弟をそのまま大きくしたかのようによく似ている瑛司に出逢います。
初めは弟に似ているからだと思っていましたが、次第に瑛司自身に惹かれていきます。
また瑛司も矢上を好きになります。

攻め・矢上視点、受け・瑛司視点と両方の視点から読めるのがよかったです。
お互い好きになっていくのがだんだんわかっていって、これでこのまま終わるのかな?と思ったんですが!…

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シンプリー・レッド 小説

水壬楓子  みずかねりょう 

吸血鬼と死神と悪魔と人間

死神と吸血鬼の取り合わせという異色さにワクワクして購入してしまいました。あらすじもちゃんと読まずに。
年下吸血鬼攻×年上美人死神受というカップルは、私の苦手タイプど真ん中~(涙)
最初は、ちょいワル男系悪魔と死神が並んで登場したので、この2人がくっつくのだとばかり思ってたよ(涙)
でもまぁ、人外×人間というパターンは割とあるけど、人外同士(しかも種族別)なんて、新鮮ですよね?
という訳で、…

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白薔薇は純潔を捧ぐ 小説

雪代鞠絵  みずかねりょう 

兎さんの美味しいとこ総取り

雪代さん作品では珍しく、攻めが一番悪い奴じゃないです。
受けが食べ頃になった所を、攻めが優しく頂いてしまうという漁夫の利万歳な話です。

華族でプレイボーイの御園生冬馬(23)マイペース強引攻め×妾腹の次男・佐東悠里(16)健気受け
兄の手紙に呼び出されて行った場所には、雰囲気がよくない若者達がいて襲われて、怪しい媚薬を敏感な部分に塗られ、必死で抵抗して裸のまま逃げだした先で冬馬に拾われ…

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よそ見なんて許さない! 小説

猫柳りう  みずかねりょう 

おもしろい。

寝ぐせのついたボサボサ頭、くよくよした性格でまったくモテる要素がない 五月。
在校生がほとんど知っているくらい有名で容姿端麗、運動神経抜群の 水島。

この2人は、五月が間違えて同じ名前の水島くんに手紙を渡してしまったことが原因で付き合ってしまうという、なんとも王道に近いものがありますがとてもおもしろかったです。

女にも苦労したことがなく、毎日退屈な生活を送っていた水島は、五月から間違…

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ケモノの季節 小説

菱沢九月  みずかねりょう 

んー…

『金持ち』と『不良』の描写に、かなりの違和感を感じました。
ギャグというか、ステロタイプを書いてネタにしてるんならいいんですが、どうもそういう雰囲気ではなくて。
最初のほうはまだ面白かったんですが、後半になるにつれて違和感はどんどん大きくなって。
ヤクザや警察を相手に物慣れたタメ口をきいて、それを金持ちな主人公(攻め)の一種のステータスみたいにしてる空気感が、めっちゃ寒かったです。
元不良の受けの…

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密愛監察 小説

妃川螢  みずかねりょう 

会話も展開もテンポ良く

今回は荒業で事件解決を図る刑事部捜査一課のエースと
警察内部の監察を行う監察官のお話です。

刑事の自殺の事件真相解明に絡めて恋人同士になるまでと、
その後のラブラブ温泉旅行を収録。

今回の受様はキャリアの監察官。
監察官とは職員の不祥事を未然に防ぐ為あらゆる情報を収集し、
常に職員の同好に目を光らせる仕事で有り、
監察の呼び出しは懲戒か受賞のどちらかひとつ。

誰もが神妙…

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