みずかねりょうさんのレビュー一覧

ため息の奏鳴曲 小説

春原いずみ  みずかねりょう 

選曲がイマイチ。

国際コンクールで悪魔のトリルを課題曲とするところがあるだろうか…?難しい曲ってあったけど、全然難しい曲ではありません。笑
あと、新しいバイオリンで国際コンクールに臨むのはものすごーーーーく勇気がいると思います。オールド楽器には敵いませんから。

でも、読んでてめっちゃ萌えました。
絵も汞りょうさまで麗しかったです。

1

オトコにつまずくお年頃 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

つまづくより落ち着くって感じ

毎日セックスしているという感じの新田秋光の前に、セックスがめんどくさいという影山壱成に出会う。

初めて秋光を見たのは女の子がブッキングして、修羅場だった。量より質というか、セックスの価値が軽いんだと感じた。

秋光に誘われるが、女の子がめんどくさいって思った。飲み過ぎたといって、帰る途中に雨に降られた。雨の中、秋光と走った。
思わず唇を重ねたが、気持ち悪くない。
ある意味、強引にさそ…

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法廷外恋愛闘争 小説

結城一美  みずかねりょう 

ラ、ライターがとれない!!

弁護士×検事の作品の中ではなかなか良い出来だったのではないでしょうか?
高校時代からのライバル。
勉強でも競い合い、仕事面でも競い合って、本当は嫌な奴なはずなんだけど、一番頼りになる力強い味方。
萌えシチュもちゃんとあって、エロもそれなりにあって、ツンデレ同士でガチンコで、事件もそれなりにしっかりとした展開を見せ、全てそつなくこなされてしまった為に、切なさとか胸のトキメキとか、遊びの部分とか…

2

アラビアン・ルビー ~紅鳥は夜に舞う~ 小説

若狭萠  みずかねりょう 

踊り子は王子様

アイリンは母の死後、踊り子として過ごしていた。恩人の借金返済の為に男娼になることを決意する。
男娼として、ギルスに大金でかわれる。
ギルスは、王の弟だった。王の体調がすぐれないのも故意に狙われていた。
王が息子探しをする一方で命を狙われるが、ギルスによって、大事にならなくてすむ。
アイリンはギルスへの気持ちも変わり心も身体も素直になる。

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中原の覇者、胡天の玲麒 小説

橘かおる  みずかねりょう 

あらゆる意味で、深謀遠慮な聖帝サマ

プラチナ文庫で展開している橘さんの中華シリーズでは、この作品が一番好き。
今までの2冊とは違い、聖帝様が攻です。

受は国交がわずかにある程度の遠い国の王子。
イキナリ戦争を仕掛けてきた隣国のおかげで窮地にたたされている受の国は、やはり戦争を仕掛けられて苦慮している華朝と同盟を結ぶべく、受は旅をしてきました。

で、敵の目を欺くために旅芸人一座として聖帝の前に現れます。
密かに聖帝の…

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侍ラヴァー グッズ

A4の紙1枚分のSSです

4段組みになっており、うち前半2段で本編の内容がコンパクトにまとめられ、後半2段が後日談です。

ホテルでお泊りした翌朝、志乃はリチャードの寝顔に見入っています。
しばらくすると、リチャードも目を覚まし、再びイチャイチャが始まります。
そんな後朝のワンシーンでした――

本編より甘めの仕上がりに感じます。

0

SIZE 小説

結城瑛朱  みずかねりょう 

隠された真実の重み

今回は受様の元家庭教師でネットカフェのオーナーと
初恋に敗れて以来多くのセフレと過す大学生の再会モノです。

受様視点で攻様に捨てられたと思っていた受様が
攻様の真意を知ってもとさやに収まるまでの本編と
攻様視点で本編の裏事情とその後の後日談を収録。

受様が初めて恋をしたのは十四歳の時。
相手は父親がつけた受様の家庭教師で
精悍な顔つきながら砕けた雰囲気の大学生でした。

2

人類学者は骨で愛を語る 小説

高岡ミズミ  みずかねりょう 

純粋だけに刷り込みと猛進具合は最強でした

高岡さんの作品はいつも重いものしか読んだことがなかったので、割とライトな作りのものは初めての体験でした。
作品は推理サスペンス風の進行ながら、登場人物達が割と軽めな設定なので読みやすく、推理部分もきっちりと書かれていて好印象を与えます。

坂巻は刑事をやめて、元検事の友人・加納と一緒に探偵事務所を開いています。
仕事で7年前に行方不明になった当時15歳の息子の行方を調べてほしいという依頼が…

3

ケモノの季節 小説

菱沢九月  みずかねりょう 

まったくもって理解不能。

見た目優等生で中身不良、プチブルジョアな櫟井と
見た目不良で中身純粋、庶民な唯浜

櫟井にしたらランク下の高校で
唯浜にしたらランク上の高校で
ふたりはクラスも特進と普通で離れてるんだけど
同じ高校に通う高校1年生なんです。

ふたりは、どこかアンバランスで
正反対で惹かれあうという青春ラブストーリーならよかったのですが

とにかくふたりとも、子供すぎてイラっとする。
ある…

3

淫らな檻と甘い枷 小説

しみず水都  みずかねりょう 

我が儘なお坊ちゃんは・・・

玉の輿?
高原って、お坊ちゃんで我が儘。恭二の心は全く気にしていた。
身体を無理やり奪われて…時間も奪われて…
狂った。二人が狂った。

恭二は逃げる。高原の前から、
9年後に帰って、二人は出会ってしまう。

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