みずかねりょうさんのレビュー一覧

カグツチ閨唄 小説

西野花  みずかねりょう 

土着の因習もの

読み始めて、ああやらかしてしまった!と思いました。
自分の苦手なエピソードが盛り込まれていたので、ちょっぴり読むのがしんどかったです。
いつもの西野さんの3Pものだろうと思っていたのですが、これに関しては自分がちゃんと確認しなかったのが悪い。
因習というか、民俗的な部分(巫女・生贄など)が絡むと、決まった攻め以外との凌辱シーンなどが出てくるので、苦手です。
いくら受けが淫乱体質で、あんあん…

1

理事長の甘い求愛 小説

桂生青依  みずかねりょう 

飽きる甘さ…

表紙からして、とにかく甘い
思っていた以上に甘かったです…

最初は対立しあってた2人ですが、お互いに惹かれていき
徐々に甘モードへ。

このままだと飽きる展開だぞと思いつつ
あらすじに「日本を離れなければならない事情…」と
書かれてあったので、何らかを期待したのですが、
あらすじに書くほどでもないよなぁな感じで
(相馬の隠された過去も同様…良くあるパターンで)
読むタイミン…

0

銀の眠り、金の目醒め 小説

松岡なつき  みずかねりょう 

愛されて成長するのです

ソムリエの受け様は、日本で働いていましたが、ソムリエとしてのプライドもあり、折り合いも悪い店での仕事に限界を感じていたとき、
レストラン界のミダス王と呼ばれる攻め様にスカウトされ
新規オープンする店のソムリエとして準備段階から
攻め様と仕事をする事になります。
お互いが、初めから相手に関心と好意を抱いていましたが
受け様と攻め様の双方が今後の仕事の事を考え
湧きあがる感情を抑え込んでい…

0

抱きたい熱 小説

水杜サトル  みずかねりょう 

まるで焦らしプレイです。

ちょっとしたアクシデントから受け様にとっては
最悪の出会いだった攻め様とのファーストコンタクト。
最後まで攻め様の掌で踊らされている感はありますけど、
きっと、深層感情では攻め様、すっかり負けてますね。

お話は、倒産になるのではと言うくらい仕事の無い会社で
デザイナーながら慣れない営業で疲れていた受け様と
攻め様が、受け様の乗ろうとしていたタクシーに強引に
同乗するところから始ま…

1

カグツチ閨唄 小説

西野花  みずかねりょう 

相変わらずのエロ描写ですわ

毎回西野先生のエロ描写はいいですねぇ~うん、うん!
オヤジコメントになりそうですが(笑)、お話はどこかで聞いたことが
あるなんて思われる方もいるかもな・・・
受け様と交わった人は願いが叶うとか、幸せになる設定で、
まるで男性版アゲ○ですな。受け様と攻め様のご先祖様の人為的呪いとか、
交わった人を幸福にする最後の一族とその管理をする一族のお話。
読んでいて、痛いと思う事が無い作品です。

2

恋の仮面舞踏会(マスカレード) 小説

名倉和希  みずかねりょう 

硬派かと思えば結構ヘタレワンコ?!

本当なら光良も会社経営一族の御曹司のはずなのですが
母親(現会長の娘)が、区役所勤務の父と結婚した事で、
光良は一族から冷遇されています。
それでも頑張って認めてもらおうと仕事するのですが、
それを邪魔する従兄弟(現社長の長男)の久嗣。
結局のところ、自分の方に振り向いて欲しくて意地悪してる
お子様野郎という感じ?

でも光良が選んだのは、酔ったはずみで一夜をともにした諒一。
最…

5

気高き花の支配者 小説

水原とほる  みずかねりょう 

読んだ後に作家が水原さんと知って…(^^;)

水原さんにしては嬲り方が中途半端なような(笑)
まあ、谷崎のシーンがその場面になるんでしょうが、
今までがもっと激しいイメージだったので…こんなものか??


う~ん、蓮は最初から最後までいい子でしたね。
そして御影、どこらあたりから急に蓮の事を??
なんだかその辺もハッキリしないな~
だから本当に後半の蓮が大切な場面にまでいかないと
私の中では谷崎(父親が亡くなり助けを求めたの…

2

カグツチ閨唄 小説

西野花  みずかねりょう 

淫乱体質なんだけど、しっとり落ち着いてます

先月出た「月下の盟約」と同じレーターさんとのコンビ、そして3Pもの、ということで、そこはかとなく似てる!!
ただ、こっちのほうがエロ増しエロ盛り設定です。
それに、攻めの年齢が30代~40手前の男性と大人設定。
受けは淫乱体質で、全ページに渡ってずっとやってますww
しかし、自分的基準で全然エロくないんですよ。
えろテンコ盛りとエロいとは別物ですねw

ある町に引き継がれてきた「カグ…

5

牙を剥く男 小説

火崎勇  みずかねりょう 

求められたモノを誤解して

今回は受様に一目惚れした花屋チェーン店社長(実は某組長)と
ヤクザをパトロンに持つ高級クラブのボーイのお話です。

受様に絡んだヤクザの抗争問題に
ヤクザとしての攻様の勢力関係で生まれた誤解が解けて
恋人関係に落ち着くまで。

受様の母は若くして水商売に身を投じ
妻子ある男性との間に受様をもうけますが

父は家庭を選び、
母は認知と手切れ金を得て
女手一つで受様を育てる道を…

2

気高き花の支配者 小説

水原とほる  みずかねりょう 

気高き花の支配者

嫉妬から愛へと変わった瞬間がすごくよかった。

メチャクチャに抱いてから、友人になって欲しいって言う御影の変化がちょっと納得できなくらい、180度変わっちゃったけど、いつの間にか蓮のことを愛していたのね。ってカンジが好きだった。

思いを通じ合わせてからのセックスは、すごく優しくて、ずっと辛い思いをしてきた蓮の気持ちが報われたように思えた。

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