みずかねりょうさんのレビュー一覧

てとてとて パパとレオくんとボク 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

優しいお話

このレーベルでの前作・兄弟モノが撃沈した為リベンジなるか?
今回は子連れもの。
題名が表わすように、とっても優しくて穏やかで柔らかいお話だったと思います。
出来とすれば、主人公二人の関係だけに絞り、父親としての主人公の立場に絞り、そうやって見ればとっても健気なお話ですが、いつもこれを書いちゃうと身も蓋もないのですが、好みの問題ですよね。
好きな人にはとっても好き。もうひとひねり、という人に…

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息子・輝くんの素朴な疑問

凪の息子・輝くん視点の番外編。

友達の直也の家に遊びに来ている輝。
三日前、パパの凪が玲央とキスしているところを見てしまって以来、
男同士でキスするのはおかしいのでは…?という疑問を抱えている。

誰に聞いていいのか分からず悩んでいたら、
直也の兄が見ていたテレビに、たたまたま男同士のキスシーンが映る。
なぜ男同士でキス?という直也の問いに、外国ではキスは挨拶だから、と答える兄。…

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てとてとて パパとレオくんとボク 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

パパとレオくんの話だった

タイトルの割に、作中では子どもの影が薄くてビックリ。
序盤以降は留守だったり睡眠中だったりで殆ど登場しません。
個人的に子どもの出番が多過ぎるBLは苦手なので読みやすくはあったのですが、
まだ五歳児とは言え、攻が家族の一員になることや、受と元妻との親権争いに関して
子どもの意志が蚊帳の外になっているのはちょっと不自然に感じました。


バツイチ子持ちのピアノ調律師・凪が管理を任される…

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凪と怜央、初めての危機

番外編ショートは可愛い輝くんのお悩みペーパーでした。
一緒に暮らすようになったある日、昼寝から一人起きて飲み物を求めてキッチンへ
一人行った輝くんが見てしまったものは、凪と怜央のキスシーン。
子ども心にも見てはいけないものを見てしまったと気がつかれないうちに部屋に戻る。
しかし、見た光景は、男同士でのキスはおかしいと思う疑念。

そしておかしいのかそうでないのか一人で悩んでいる輝くんが…

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てとてとて パパとレオくんとボク 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

悪女の姦計に嵌っても家族が欲しかったのね。

タイトルや表紙イラストだけでも子育てものでほのぼのした雰囲気が漂う気がしますね。
内容はピアノ講師や調律をしながら5歳の男の子を育てる父子家庭のとうちゃんこと、
凪がある誤解から初対面でいきなり怒鳴られ不審者扱いされた挙句、同性である怜央に
キスされ下半身を触られイカされるセクハラを受けた事から始まります。

いきなりの展開で攻めである怜央の突然の暴挙に度肝を抜かれましたが、
それが誤…

3

視線の刻印~恋に堕とされて~ 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

いけない。犬に使う魔法の言葉

ゲイで自称タチながらもいつも相手に迫られるように関係を持ってきた巡。
精神的にはいつもしっかり無自覚の受け身だったりするのですが、
自社の食堂で研究職員に一目ぼれして、姿を一目見れるだけで幸せだと思える、
筋金入りの草食系のタチなのです。
それでも入社4年目で2年連続で営業トップ、同じ年代の社員よりはかなり高給取り。

そしてそんな巡に一目惚れされる樫原は一見大人しくて優しげなクール美…

5

視線の刻印~恋に堕とされて~ 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

無自覚Mをじっくり開発

タチ同士とはいえ、「攻×攻」を連想させるような攻防戦はなく、
強引でドSで、しかし優しいバリタチ攻めが、後ろ未経験の受けに辛抱強く奉仕し、
少しずつ身も心も開発していく…という話。

最後まで…は終盤の絡みまでおあずけですが、
攻めが受けをベッタベタに甘やかす関係は美味しいし、
イチャチャだけでなく仕事描写も多く、同僚や顧客との関わりが見えるところが好感触でした♪


主人公のエ…

5

箱庭のチェリー 小説

夏生タミコ  みずかねりょう 

たとえ30歳になっても

未体験、未経験なのは18歳と一緒。
表題作は前半の「ガラスの~」でつきあい始めた二人、遠野が高校を卒業し
て、教師と生徒というくびきを解かれ、ようやく恋人として初エチにたどり着くお話。
年の差はあっても、恋愛経験にはほとんど差がない二人、
不安でグルグルしちゃったり、すれちがっちゃったり、
でも、ちゃんと向き合えば、気持ちは一緒。
年下攻めですが、奈月が初々しくてかわいい初エチです。

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高機能系オキタの社員食堂 小説

今城けい  みずかねりょう 

目のつけどころ

目の付けどころが面白いな~と思わされるお話でした。
流行ったあの企業をもとに作られているようで、
その発想が面白いです。

ただ、無難なお話だったかな。。。と思ってしまいました。
薄々感じていましたが、
あまり、この作家さんとは合わないのかな~と実感。

華やかな容姿で、明るく仕事もできる沖田は、
自分がストレスからくる味覚障害のときに対応してくれた
会社の管理栄養士、安芸にワ…

2

ヴァージンハネムーンは御曹司と 小説

真宮藍璃  みずかねりょう 

南国リゾートなウキウキ感

舞台が南国ということもあり、
読んでいて海の波の音が聞こえる気がするような
癒される雰囲気でストーリーが進んでいきます。
2人にとって、ドラマチックな夏休みといった日々のストーリーです。

ホテルグループの社長秘書だった水瀬は、
いきなりリタイアしてしまった元社長黒川を追って、
南国リゾートのホテルにやってきました。
水瀬は、黒川を社長に復帰するように説得する任務を与えられていたの…

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