みずかねりょうさんのレビュー一覧

年の差十四歳の奇跡 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

攻め視点の年の差ラブ

製パン会社常務の38歳の攻めは、ある日店舗視察中に犬を怖がって逃げていた24歳の青年と出会う。彼を助けたことで仲良くなり、その後も街で偶然会ったりして妙な友人付き合いが始まるが…。


14歳の年の差カップルが、現実的にはドラマチックに、BL小説的にはそうドラマチックではなく出会い、結ばれる話です。
何というか、ジェネレーションギャップも多々あるし、受けも攻めもどちらも片意地なところがある…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 C キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

可哀想なラブラブ

好きな作家さんが三人揃ったこの小冊子。
手に入らず読めなかったのですが。
最近読めるチャンスがあり、楽しく読ませていただきました。
今は『美しい彼』しか本編を読めていないので、取りあえず「かわいそうな彼」だけを読みました。
他は本編を読んでからのお楽しみです。


※手に入らず読めなかった人の為に。
ここから、大ネタバレあらすじ書きます。
読む予定がある人は注意ですよ!

↓…

5

年の差十四歳の奇跡 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

手軽に読めてテンポがいい

小説版BLというのを久しぶりに読みました。挿絵が入ってるんですね。より情景を頭でイメージしながら読めたのでよかったです。
登場人物もさほど多くなく手軽に読めます。ページ数も少ないので早い人なら数時間であっという間に読めると思います。
歳の差があるからか最初は堅い感じですが、読み進めていくうちに打ち解け読んでる方もうれしくなります。
ただ、男同士の恋愛への葛藤や、お互いどのような心情変化で好き…

0

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

レイランドがカイエンを愛したのはいつだったのか。

輪廻しながらカイエン(前世の受)を探すレイランドですが、その原因は前世での悔恨・懺悔に思われます。
元々少しばかりの好意を抱いていた程度のカイエンを、冷徹な人間(他者からすればそう見える)だと思いこみ傷つけ、亡くなった時も哀しまず、真実を知った後に、深い悲しみと贖罪の念にさいなまれます。

そして舞台は現世へと変わり、
その冒頭でレイランドは友人に対し、カイエンを探していること、作中で初め…

7

年の差十四歳の奇跡 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

初心者向けBLです

みずかねりょうさんのイラストが好きで手に取ってみました。
内容は、ざっくり言うと私の中ではいわゆる、基本型ザBLって感じの作品でした。

有名な企業の常務の慶一郎(攻)と、作品がゲーム化もされているぐらい有名なラノベ作家の芳樹(受)が、偶然カフェでちょっとしたアクシデントにより出会い、その後も偶然に会ううちにお互いが好意を抱き合い恋に発展して行く。
ノンケの葛藤も特に深く障害になる事もなく…

1

「誑惑の檻―黒皇の花嫁―」初回限定特別SSペーパー グッズ

ラブラブ年の差カプに落ち着いた二人

本編後の番外編。

記憶を取り戻し、女性ではなく緑川凛という一人の青年として生きるようになった凛。
ある日、壯一郎の提案で、組織関係者が集うパーティーにチャイナドレス姿で出席することに。

絶世の美女に中国茶を振る舞われ来場者は夢見心地。
壯一郎と並んだ姿は絵のように美しいですが、本人は以前にも増して気が強く、ちょっとツンデレ?
壯一郎をエロオヤジ呼ばわりしているのが笑えます。

1

誑惑の檻~黒皇の花嫁~ 小説

妃川螢  みずかねりょう 

女装の男前受けに萌!

あらすじ:
わけあって女性として生きている凛(受け)は、チャイナ・マフィアに追われているところを大富豪の壯一郎(攻め)に保護される。
屋敷で何不自由ない生活を提供される凛だが、やがて自身が軟禁されていることに気付き…

2007年の作品の文庫版。
女装受けで花嫁モノかと思いきや、意外にも受けが男前で好印象。サスペンス風の展開にも惹き込まれました。

凛は「黒の花嫁」として組織に追われ…

9

年の差十四歳の奇跡 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

紳士とオタクが恋に落ちたら…

あらすじ:
製パン会社の常務取締役・慶一郎(攻め・38歳)は、犬に襲われるオタク系美青年・芳樹(受け・24歳)を助けたことで彼と仲良くなる。
芳樹に惹かれていく慶一郎だが、彼の職業は分からないままで…。

攻め受け両視点あり、最初からほぼ両想い状態。
ドラマティックな展開はありませんが、美男二人が本気の恋に余裕をなくす姿が何とも可愛い!
セレブ紳士×オタクという組み合わせがとても良い化…

6

守護者がめざめる逢魔が時 小説

神奈木智  みずかねりょう 

ホラーBLなかなかいい!

ゴーストハントを読んでいたら無性にホラーBLが読みたくなり、手を出しました。ゴーストハントに比べたらホラー要素は薄いですが、BLに添えられたホラーにはなっておらず、ちゃんとBL+ホラーになっていたと思います。夜中に読んでいたのでちょっとだけ怖くなりました。

ずっと受け視点でストーリー展開されますが、受け視点でも攻めの凱斗が受けへ甘々なのが丸わかりです。
登場から後半まで凱斗は清芽への好意を…

2

耳と尻尾は二人の内緒 小説

桂生青依  みずかねりょう 

モフモフかわいい狼

表題作と後日談的SSが収録されています。
私はケモノ系はあまり得意じゃないのですが、耳と尻尾くらいだったのと、超人的な能力がそう活用されなかったせいか、楽しめました。

七菜(受け)は、古くから繋がりがある慶吾(攻め)の嫁になるべく山から降ります。事情を話してあるからと言われていたので、優しく受け入れてくれるかと思えば、慶吾は自分に人狼の血が流れていることも、男である七菜を娶る事も拒絶されて…

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