みずかねりょうさんのレビュー一覧

恋の魔法をかけましょう 小説

名倉和希  みずかねりょう 

幸せな気持ちで笑える作品

名倉和希さんのコメディー作品と聞いて期待しすぎないよう冷静に読みましたが、まあ今作も面白かったです。名倉和希さん×魔法はこういう結果になるのね!と感動しました。リッキーの名前の由来には思わず大笑いしました。

超絶美少年のルルは魔法使い(ヒヨッコ)。魔法の国から覗いた現代日本に暮らすサラリーマン・翔平に一目惚れして、彼が足繁く通うゲイバーのお客さんを参考にガチムチなマッチョマン・リッキーに変身…

4

愛と獣-捜査一課の相棒- 小説

中原一也  みずかねりょう 

ちょい悪おやじ×真面目な新米刑事

幼いころ両親と兄を事故(事件)で亡くした泉は、近所の交番勤務の一色に憧れて刑事の道へ。
若くして視庁捜査一課に抜擢された泉は一色と一緒に働くことになりますが、一色はだらしない不良刑事で真面目な泉とは水と油の関係。
オヤジ発言連発の一色と間髪いれずに小言を言う泉の息がぴったりで良かったです。

今回は凶悪事件の捜査に重点が置かれた作品でサスペンスものとして読み応えがありました。
軽い処罰だ…

6

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

プロローグだけ面白かった…

川琴ゆい華さんの作品はいくつか読んで、今のところすべて「萌」と「中立」の当落線上にあります。で、この作品は「中立」側でした。

魅力的なタイトルとあらすじにもっとドラマティックな内容を期待してしまったせいか、プロローグで感じたドキドキ感はどこへやら、本編はびっくりするほど間延びした印象の作品でした。中だるみがずっと続いている感じと言いますか。

そもそも、目覚めた希生がとても「精神は14歳…

6

結婚したいと言われても 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

いやキスシーンは素敵なんだけどさ・・・

残念だー。なんか人とずれてるみたいでイヤだなあと思うけど
そんなに楽しくなかった。うー。

みずかね先生おっかけでこの本に到達。
カラー口絵(裏表紙にもあるよん)の二人のキスシーンが素敵ー
うっとりー

で本編。攻めさんの金銭感覚ぶっとび度合いに ドン引き。
言葉攻めも 「うるさ」と思ってしまい、萌えなかった・・・
いい男に化けてくところは楽しかったんだけど、
それだったらもっ…

4

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

イラストに★1つプラス

みずかねりょうさんの美しく荘厳なイラストに★1つプラスです。

私は山岳地帯で暮らしたこともなければ山登りにもあまり興味はないのですが、かつて長野県を旅行した際に見た早朝の南アルプスを思い出して、山や自然の描写にはなんだか深呼吸をしたような清々しい気分になりました。

ただ、BLという点では…うーん…全体的にゆったりとした優しい展開で、山岳エリア独特のおおらかさとも相まって雰囲気の良い作品…

2

主上の犬 愛は後宮に熔け堕ちて 小説

しみず水都  みずかねりょう 

挿絵が秀逸!

みずかね先生おっかけでこの本に到達。
私的には中華風でろあまもの という位置づけです。
たぶん もっとシリアスな感じの絵を描かれる先生が
挿絵されていたら、もっと痛い印象になってもおかしくない箇所も
あるのですが、みずかね先生のあまーい超絶美青年が
ちょっとテレってしてる図なんで、ちっとも痛くなーい(笑)
不思議なもんです・・・
攻めさんが受けさんをいぢめながら
「ここから吐精する…

2

恋の魔法をかけましょう 小説

名倉和希  みずかねりょう 

明るい 笑える 魔法使いもの

みずかね先生おっかけでこの本に到達。
みなさん、みずかね先生のちみっこ登場ですよー
いや ルル(受けさん)は18歳らしいので、ほんとはちみっこじゃないんだけど、みずかね先生ったら、超らぶりーちみっこをカラー口絵や中表紙に登場させてくださいました!
中表紙はモノクロなんですが、このちみっこが一番好きかも~
電車内で初めて開けてみたんですが「きゃあちみっこ!」と思わずつぶやいてしまいました(笑…

6

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

美尻という字はどう読むの?

ローマ美術の彫像に代表される男性像のようなお尻が大好きなゲイの征哉が主人公です。ある日出会った、うっとりするほどの美尻の持ち主・柚原に一目惚れしてしまった征哉が、その邪な恋心を捨てようと足掻くものの諦めきれず、酒の勢いを借りて無理やり柚原と肉体関係を持ってしまい――というお話。

美尻…「びしり」ですかね。素敵な響きです。僭越ながら征哉のフェティシズム、ちょっと分かります。結局、柚原のお尻はど…

2

あにだん 恋の季節 (表題作 虎穴に入らずんば恋を得ず♥) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

ちびっこの頃が可愛すぎる

あにだんの第2作です。
絶滅危惧種の進化種、夜になると人間になり、繁殖力が強く男同士でも相手が人間でも子供が作れるところは前作と同じです。
2作目ですが、これだけ読んでも大丈夫です。

「虎穴に入らずんば恋を得ず」
アムールトラの着ぐるみを着て動物園でバイトをしている一斗(受け)は育児放棄されたアムールトラの進化種キールに(攻め)に懐かれます。そのため、お世話係に任命されます。
できる…

2

あにだん ~アニマル系男子~ (表題作 彼パン) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

ツンデレにドSに3Pにいろいろカップル

「彼パン」

パンダの蓮蓮(攻め)の飼育員は定年で砂場(受け)に変わります。が、砂場はいつも顰め面をしています。自分を動物園1のアイドルと自認している蓮蓮は他の動物には優しいのに自分にそっけないのが嫌で、アピールするのですがちっとも効きません。
実は蓮蓮は進化種で夜になるとケモミミと尻尾だけ残して人間に変化できます。進化種は絶滅危惧種に多く、繁殖力も強く男同士でも子供が作れます。
あまりに…

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