みずかねりょうさんのレビュー一覧

狐の婿取り-神様、成就するの巻- 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

肝っ玉倉橋さん

狐の婿取りシリーズ12作目。前巻で倉橋さんがひゃああな事になってしまった続きでした。橡さんも倉橋さんも好きで、大好きな触れ方だったので萌2にしました。穏やかな幸せのお話、本編160P弱+陽ちゃん癒し話60P+あとがき+6P+みずかね先生の手になる次回予告になってない次回予告♡1P!でした。

地脈からいうとありえないところでの土砂崩れに巻き込まれた倉橋さん。橡さんも涼聖さんも琥珀様も伽羅さんも…

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親愛なる僕の妖精王に捧ぐ 小説

月東湊  みずかねりょう 

ふわんふわんの綿菓子のようなファンタジー

陰湿ないじめや親からのひどい仕打ちで辛い状況にあって追い詰められた主人公が命を捨てた時、妖精の住まう国に転移してしまったところから物語は始まります。

妖精の出てくるファンタジーとくれば、不憫な少年が美しく高貴な妖精に愛されて幸せになっていくストーリーかなと思ったのですが予想とはだいぶ違いました。
傷ついた主人公が強く生きていこうと努力して行く姿に触発されたもう一人の主人公や周囲の人たちを巻…

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眠れない捜査官が愛を知るまで 小説

遊佐なずな   みずかねりょう 

発想は斬新なのだけど…

2019年刊。
特殊能力を発揮する刑事もの?らしいあらすじに惹かれて購入。
しかし実際に読んでみるとこの話、刑事もの、バディものと言うには相当異色だ。

大好物な設定なのにいまいちピンとこなかったのは、何といっても『凶悪な残留思念が”ファクター”として人に憑依する事によって、残忍な殺人犯が産み出される原因となる』設定にある。
この発想は斬新で目を惹くが、どうしても悪霊憑きのイメージを混合…

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クロスノベルス創刊15周年小冊子「クロほん」 グッズ

こういうスペシャル本、大好きだ

2017年で15周年となったクロスノベルスさんの記念本。みずかね先生の絵を拝んだ後、ずっと積んでたのをようやく読めました・・どのお話も10Pほど、2段組でしっかり小話です!
1と17が神!!!!!!!!あと、10と15も大好きでした!ので萌2にしました。

1.かわい有美子先生『透過性恋愛装置 』後日談
  冒頭読んだもののあまりの性格の悪さにまだ本編読み切れていません!
  なんだけど…

2

獣皇子と初恋花嫁 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

雪豹のケモミミのもふもふがたっぷり





孤独な東宮が信頼出来る家臣と、伴侶得るまで

<あらすじ>
市花立夏(受け)は子供の頃、不思議な夢をよく見ました。平安時代のような格好をした人や耳尻尾ある人、直立する獣が暮らしている街で立夏は平安京ランドよんでいました。
ある日、川に身投げしようとしている人を見つけてとっさに助けようとするのですが、一緒に川へ落ちてしまいます。やっとのことで川から上がるとそこは平…

0

眠れない捜査官が愛を知るまで 小説

遊佐なずな   みずかねりょう 

もうちょっと欲しい

みずかね先生なのでマストバイ。デビュー作なのかな、初めましての先生でした。どうなるどうなると気になって読んでしまうお話でしたが、ひっかかってしまうところもあったので、萌にしました。サイキック関わる事件ものの本編270P弱+あとがき。

一宮超自然現象研究所の下部組織「特殊現象対策室」に所属する千尋(ちひろ)。目に見えない「ファクター」によって起こされる事件が確認され、それに対応するべく警察は千…

3

狐の婿取り-神様、成就するの巻- 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

とりあえず一歩前進

前作「-神様、告白するの巻-」からの続きです。
崩落事故に倉橋先生が運転する車が巻き込まれ
琥珀さま・伽羅さん・橡さんが協力し無事に助け出されたのですが
その際に橡さんは烏天狗の姿で倉橋先生の前に現れます。
その姿がインパクトあったおかげか、その後何かにつけて橡さんを思い出し
前作で告白された返事をしに橡さんちに向かい
「じゃあ、付き合おうか、俺たち」と男前な返事をした倉橋先生。
そ…

1

眠れない捜査官が愛を知るまで 小説

遊佐なずな   みずかねりょう 

トラウマ持ち美人が、最高に萌えます!

オカルト要素ありの刑事ものであり、バディものであり、主人公救済ものです。

個人的に、こういうトラウマ持ちの美人受けは大好物ですし、オカルト系捜査モノと言いますか、能力者ものも大好きだったりするのです。
そんなワケで手に取りましたが、予想以上に面白かったですよ!
いや、ストーリー自体は謎解き要素もありつつ落ち着いた雰囲気で進むんですけど、山場ではアッと驚かせてくれてと、緩急の付け方が上手い…

9

葡萄畑で蜜月を 小説

神香うらら  みずかねりょう 

甘々!

「蜜月を」というタイトル通り甘々で小難しい展開はないので、疲れたときの癒しの一冊に最適でした。
カリフォルニアのナパバレーが舞台なので、瑞々しい風景描写も心に癒しを与えてくれます。

読後にちるちるのあらすじを見て思わず吹きました。
「心に傷を抱えた天涯孤独のイラストレーターと、ワイナリーのオーナーのカントリーLOVE♡」

えっ?!そんだけ?

究極のあらすじに近いわ……と思うん…

9

眠れない捜査官が愛を知るまで 小説

遊佐なずな   みずかねりょう 

この夏のイチオシBL文庫

と言っても過言ではない位良かった。面白かった!みずかね先生の美しい表紙とタイトルの「捜査官」という単語やあらすじから「こんな美しい受けが主人公の大好きジャンル・刑事ものなの?!」と思い初読み作家さんですが手に取り、結果大当りでした。

刑事は攻めの方で受けは殺人現場で被害者の残された思念を読むことが出来、「ファクター」という人に乗り移り、殺人を犯させる犯罪者の悪霊も見えてしまう特殊能力者で、と…

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